ハウス併設のカフェで高糖度のいちごを味わう
滋賀県草津市|大五農園株式会社
滋賀県草津市の草津川跡地公園「ai彩ひろば」で、有機肥料を使った高糖度のいちごを生産し、いちご狩りや朝摘みのいちごを堪能できるカフェ「Strawberry Factory(ストロベリーファクトリー)」を運営している大五農園株式会社(以下「大五農園」という。)取締役の権田赫哉さんと意見交換を行いました。
草津や守山などのほ場で、メロン、さつまいも、米など様々な作物を栽培し、グループ内の飲食店で使用するだけでなく、草津の道の駅など直売所にも出荷されています。 |
自給自足を目指して 大五農園の親会社である大五産業株式会社は、一般廃棄物や産業廃棄物などの収集運搬処理を主に営む企業ですが、グループ内で飲食店なども経営しており、食材の生産から加工、販売まで一貫した経営を目指そうと大五農園を設立し農業に参入されました。 |
![]() 意見交換に対応いただいた 大五農園株式会社 取締役 権田赫哉さん |
6次産業化で農業と観光をコラボ 草津市が「農と人の共生」をテーマに公募した草津川跡地公園「ai彩ひろば」の活用事業に応募し、農業と観光、物販を視野に、カフェやドッグランを併設したいちご農園「Strawberry Factory」を開園しました。 また、大五産業グループでは、障がい者支援施設の運営も行っており、農園で障がい者を雇用するなど農福連携にも取り組まれています。 |
![]() いちごが栽培されているハウス内部の様子* |
大五産業グループが経営する飲食店から出る食品残さを活用した有機肥料を使用し、こだわりのつまった独自の栽培技術により糖度15~17度と高糖度ないちごを生産。 |
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農園では、いちご狩りが体験できるほか、カフェでは採れたてのいちごを使用したスイーツも提供。 夏は、自社で栽培するメロンや沖縄からマンゴーを取り寄せるなど、いちごのない季節でも通年楽しめる工夫をされています。 |
ハウスの横にドッグランも併設しており、愛犬とともにカフェも利用することができるため、多くのリピーターが訪れるそうです。 琵琶湖に近い立地で県外からの来客も多く、人気のスポットとなっています。 (*大五農園株式会社提供写真) |
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◎ Strawberry Factory (ストロベリーファクトリー)
お問合せ先
滋賀県拠点 地方参事官室TEL:077-522-4261