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近畿農政局

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昼は農業、夜は天文台!?兼業就農という選択肢

紀美野町  山中 大助さん

  紀美野町で、農業と天文台勤務を両立して、柿や山椒、キウイフルーツの栽培に取り組む山中大助さんにお話を伺いました。
園地で柿を持つ笑顔の山中さん



〇農業の道を選んで

  山中さんは、幼少期から祖母の農作業を手伝うなど農業を身近に感じて育ち、大学時代にはJAの選果場でのアルバイトで果樹の栽培や出荷の知識を身につけてきました。

  当初は農業以外の道も考えていましたが、コロナ禍で社会が激動する中でも変わらず続いていく農業の可能性を改めて実感。祖母が栽培していた柿や山椒の園地を受け継ぎ、令和6年に認定新規就農者として就農しました。



    収穫間近の柿


    〇働きながら続ける農業

      現在は、町内の天文台で会計年度任用職員として勤務しながら、昼間や休日を中心に農作業に取り組んでいます。

      限られた時間の中で農業に取り組むからこそ、「畑に行けない分は頭を使わなければいけない」と話し、優先順位を意識し、外せない作業だけは必ずやることを徹底しています。

      また、町内の新規就農者仲間との情報交換や、地域の先輩農業者から助言を受けることが、技術や知識を学ぶ機会となり、日々の営農の糧になっているそうです。


      木になってる柿の様子を見る山中さん


      〇新たな挑戦、キウイフルーツ

        昨年の冬から、キウイフルーツの栽培に新たに取り組み始めました。将来を見据えて導入した作物であり、収穫時期を分散し、柿や山椒と組み合わせることで、一人でも管理しやすい農業を目指しています。

        キウイ棚の設計や施工も自ら手掛けるなど、試行錯誤を重ねて栽培に向けた準備を進めてきました。苗木は順調に成長しており、数年後の本格収穫に向け、日々管理を続けています。


        キウイフルーツの苗木(育成中)

        〇自ら描く農業のかたち

          「自営農業であるからこそ、経営者として自ら計画を立てて取り組むことが大切」と話す山中さん。当面は兼業を続けながら経験を重ね、ゆくゆくは農業だけで生計を立てることを目指しています。
          地域の農業者から農地の引受けに関する相談を受けることもありますが、まずは経験を積み、自分に合った経営規模や農業のあり方を見極めていきたいと考えているそうです。

          自分なりの農業のかたちを思い描きながら、着実に歩みを進めている山中さんの今後が楽しみです。


        Instagramアカウント:https://www.instagram.com/daichan_orchard/(外部リンク)

        (取材日:令和8年9月1日、28日)

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