<大阪・関西万博潜入レポート>農林水産省の出展を取材!

【農林水産省出展ブース入口】
令和7年6月12日(木曜日)、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のEXPOメッセ「WASSE」に潜入取材してきました。
目的は、6月15日まで農林水産省が出展している「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」です。
「伝統をつなぐ」「多様性をつなぐ」「未来へつなぐ」の3つのテーマに分けて、食にまつわる各種展示や、試飲・試食、食品のサンプル配布が行われており、取材したこの日も大勢の人で賑わっていました。

【農業遺産イベントの様子】
会場中央の特設ステージでは、日本の食と文化に関する様々なイベントを開催しており、この日は農業遺産をテーマとしたイベントがあり、世界農業遺産にも認定されている「みなべ・田辺の梅システム」や、里山の保全についてわかりやすい説明をいただき、満員の観客にも、「みなべ・田辺の梅システム」の魅力が十分に伝わっていたと感じました。

【棚田ブース】
全国259地区の棚田カードや棚田地域の物産品の展示があり、特に迫力ある棚田映像のVR体験が人気でした。

【スマート農業ブース】
遠隔地にあるロボットトラクターを万博会場から動かすことができる体験など、農業が身近でない人でも、最新の技術を実感できる良い機会でした。

【ジビエブース】
ジビエの歴史と活用についての展示がされており、信州鹿のボンレスハムの試食が大人気でした。臭みが無く、食べやすくてびっくりしましたし、ジビエのポテンシャルを感じました。

【日本の食文化ブース】
「ニッポン豆腐百選」のパネルや日本料理などの展示がされており、和食を中心とした日本の食文化の奥深さが伝わってきました。のれんをくぐると大きな木桶(高さ2m、容量3000~3600L)が現れ、インパクトが強かったです。

【みどりの食料システム戦略ブース】
生産者の環境負荷低減の貢献度を星の数で表したラベル「みえるらべる」がついた農産物を積極的に選ぶことで、脱炭素や環境負荷低減の取組を後押しできる仕組みが紹介されていました。 みえるらべるクイズが行われており、好成績者には修了証が進呈されていました。

【来場者からのメッセージ】
最後のブースには、「日本の食と風土を次世代につなぐために、あなたができることは?」という問いかけに対して、「残さず食べる!」や「もっと農業のこと勉強したい‼」などの思い思いのメッセージやミャクミャクのイラストが、スペースいっぱいに溢れていました。
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近畿農政局和歌山県拠点
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