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近畿農政局

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和歌山市立日進中学校で出前授業!

ー農家の生の声を聞き、食と未来について考えるー


令和6年10月22日(火曜日)、「食でつなげる  人・未来」をテーマに、和歌山市立日進中学校の1年生、約200名に対して出前授業を行いました。今回はスペシャルゲストに農家の方を招き、生産現場の苦労や思いなど、生の声を話してもらうことで、食と農業のつながりをより深く考える機会となりました。




 

前半は、2つのテーマで進行し、1つ目は動物やヒトの体の仕組みや食べ物、また体に良いとされる野菜のヒミツについてクイズを織り交ぜながらの授業。

生徒の皆さんは、真剣に耳を傾け、積極的に手を挙げて自分の意見を伝えてくれるなど、活発に授業に参加してくれました。




 

2つ目のテーマは日本の農業における課題や、環境問題への取組みについてです。スペシャルゲストの農家の方に登場していただき、農業を始めたきっかけや栽培方法の特徴、農業をする中で大変なこと・嬉しいことなど、実際の生産現場の声を伝えていただきました。

「農業は大変なことも多いが、毎日生育状況を見てあげて、作物に合わせる。大変だけど苦にはならない」という生産者からの貴重なお話は生徒の皆さんの心に届いたのではないでしょうか。




後半は、食料自給率を上げるために一人ひとりが何をすべきであるか、SDGsの取組みや生物多様性に関心を持ち行動に移すことが大切であること。また、和食文化の継承や「温故知新」など日本の伝統文化についての授業です。


【振り返り】
・現代ではお米に代わりお菓子が主食になってしまっていること
・例えば一人ひとりがご飯を1日にもう一口食べることで食料自給率が1%上昇するなど、一見小さなことのようでも意識して行動すれば大きな力になること
・知恵があればゴミも資源になること等

いろいろなお話をしましたが、今回のお話が生徒の皆さんの心に響いて、日々の生活の中で実践していただけると幸いです。

お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831