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近畿農政局

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「学校・家庭・地域でとりくむ活動」梅の天日干し


令和3年8月31日(火曜日)、残暑の中、和歌山県日高郡みなべ町立高城小学校3年生の児童が、梅の天日干しを元気に行いました。
この梅の天日干しの授業は、みなべ町の高城地域内の子供の現状や課題を共有化し、「学校・家庭・地域間」で解決に取り組み、学校教育活動や地域教育活動の活性化を図る「高城地域共育協議会」の活動の一つです。

 

【子供たちの年間を通じた梅にかかる活動】

( 5月)梅畑のネットしき(3年生)
( 6月)梅ひろい(3年生)
( 7月)梅漬け(3年生)
( 8月)梅の天日干し(3年生)
(12月)梅の剪定(5・6年生)

梅の取組み以外にも、田植え・稲刈り・脱穀等お米にかかる取組や、花の苗植えも行っていますが、今回は「梅の天日干し」の様子をご紹介します。



 


【天日干しの作業内容の説明】

天日干しの作業内容について、高城地域共育協議会会長の下村さんがお話ししました。

 
 

7月に漬けた梅を、やさしく、すくってザルに入れる。

 
 

ザルに入れたまま梅を、やさしく、ていねいに水で洗う。

 
 

梅を干すザラと呼ばれるお皿に、すき間をあけて梅を並べる。

 
 

梅をお日さまにあてる。


グループに分かれて作業に取り組む子供たちを、高城地域共育協議会のみなさんが優しくサポートしていました。

 

 


【梅の天日干しの授業が終わって・・】

<梅を干し終わった子供たちの感想>
今日は暑くて大変だった。
梅の大きさが大小いろいろで、並べるのが難しかった。
梅の天日干しの方法をわかりやすく教えてもらってありがとうございました。

<高城地域共育協議会の下村さんの感想>
・今日は約1時間の作業でしたが、梅農家は毎日この作業を続けています。今日は皆さんにこの作業を体験してもらえて良かったと思います

 
 

高城小学校の子供たちは

最初はおそるおそる作業していましたが、あっという間に手順を覚え、手際よく梅を並べていました。
この小学校では校内に梅園地があり、在学中に梅栽培や加工作業を体験できるのは、とても貴重な取組みだと思います。
・この日作業した児童の家はほとんどが梅農家でした。子供は地域の宝であり、高城地域共育協議会の会員さんたちは子供たちに「日本一の梅産地」である誇りと愛着を持ってほしいとの願いを持って活動されています。

お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831
FAX番号:073-436-0914