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「30年続けたアイガモ農法」 子どもたちがヒナを放しました(橋本市)


橋本市恋野地区において、アイガモ農法による水稲栽培に取り組む農家 辻本賢三さんの田んぼで、令和4年6月14日、社会福祉法人顕陽会すみだこども園の園児、橋本市立恋野小学校の1、2年生児童たちが、アイガモのヒナ60羽を放鳥しました




辻本さんは、安全な作物を栽培したいとの思いから、アイガモ農法による水稲栽培を開始し、今年で30年目を迎えました




30年継続した取組を祝福して開催されたセレモニーでは、橋本市長や県伊都振興局長も駆けつけ、子どもたちからは手作りの記念品と花束が贈られ、『アイガモ放鳥30周年おめでとうございます。いつもありがとう。』と感謝の言葉が伝えられました。
園児たちが作ったくす玉を辻本さんが割ると、参加者から大きな拍手が送られました。




いよいよ放鳥です。
「やさしく抱っこしてあげてね」と子どもたちに一羽ずつヒナが手渡されると「かわいい!」「ちょっと、こわい~」と言いながら、ヒナをそっと撫でてみたり、ひざに乗せたり、貴重なふれあいの時間です。
ヒナを抱っこした感想を聞いてみると「温かかった」「フワフワしてた」と生命の温かさを感じてくれたようでした。




園児たちと一緒にアイガモを放鳥する平木橋本市長です。
この時ばかりは、忙しい日々を忘れて子供たちと過ごされていました。





子どもたちの「カモさん、いってらっしゃい!」の声とともに、ヒナたちは田んぼに放され気持ちよさそうに泳いでいました。
アイガモ達の仕事は7月末頃まで続きます。

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