~和歌山県鳥インフルエンザ防疫演習に参加しました!~
令和5年10月18日(水曜日)、印南町体育センターにおいて和歌山県鳥インフルエンザ防疫演習が開催されました。近畿農政局からは、当拠点防災担当者3名に加え、本局消費・安全部畜水産安全管理課、和歌山平野農地防災事業所の職員、併せて9名が参加しました。
午前中は体育館内で、座学として「鳥インフルエンザ発生時の防疫措置の流れ」の説明と、「現地対策本部会議デモ」が実施され、全体の流れを確認。午後からは動員者役の方々が実際に防護服を着て、消毒ポイントの運営や農場作業のデモ演習が実施されました。
今年はあまり発生しませんように、と願いつつ、いざというときには今回の演習をしっかり生かして、迅速かつ的確な対応をしていきたいと思います。

座学を終え、動員者役の方々が受付、問診、検診、荷物も預けて現場に向かう準備に入るところ。
20名が2班(10名×2)に分かれ、出発を待ちます。

動員者たちは、バスに乗って現場に移動。
今回は、体育センター前の広場に模擬の消毒ポイント、発生農場が設置されています。バスは実際に駐車場内を一周し、消毒ポイントで消毒してから到着、というリアル感です。

消毒ポイントでの車両消毒の様子。家畜保健衛生所の担当者から「もっとタイヤの奥まで吹きかけてください!」と指示が飛びます。

発生農場(汚染ゾーン)
今回は平飼い農場という設定で、かわいらしいぬいぐるみが並んでいました。

複数人が柵板で鶏(ぬいぐるみ)を追い込んでいきます。
ポリバケツに詰める役、蓋の開閉をする役、炭酸ガスを送り込む役、とそれぞれ役割分担します。

実際に炭酸ガスを注入します。
「ガスボンベは重いので倒れそうになったときは支えようとせずに逃げてください!」とのことです。
担当を交代して何回も繰り返して実施しました。
(おまけ)
何度も炭酸ガスをかけられても文句も言わず頑張るぬいぐるみ達。ご苦労様でした。
お問合せ先
近畿農政局和歌山県拠点
ダイヤルイン:073-436-3831