「つながり」をテーマに『秋の実り笑来(エコ)市』を開催!
10月21日(土曜日)、「社会福祉法人つばさ福祉会 エコ工房四季(和歌山県串本町)」において、『秋の実り笑来市(ノウフクマルシェ)』が開催されました。
今年度のテーマは、「つながり(地域、農業、商業、福祉ほか)!」。「笑来」には「みんなに笑顔になってもらい、幸せが来るように」との想いが込められています。

和歌山県拠点では、令和5年度の重点テーマとして農福連携を推進しており、昨年に続きノウフクマルシェに参加しました。
当拠点のブースでは「食料の安定供給・みどりの食料システム戦略に係るパンフレットの配布、災害時の非常食・宇宙食の展示やイベントの来場者に野菜の花当てクイズ」を行い、食と農に関する取り組みをPRしました。
この日のイベントには、約500名の来場者がありました。

ノウフクマルシェには、和歌山県セルプセンター、農福連携に取り組む農業者、福祉関係者、地元の事業者、NPOなどが出店して、農福連携で栽培した青果物や農産加工品の販売、鹿等の皮を加工するワークショップ等による物品の販売、各団体の活動を紹介する展示など、来場者を楽しませていました。また、キッチンカーによる飲食の提供があり、訪れた人達は思い思いに飲食物を買って、休憩エリアで食事をしていました。

農機具の展示・試乗コーナーでは、田植え機、トラクターやコンバインの展示とあわせて、子どもを対象にした乗用草刈り機の試乗体験もあり、順番待ちも出て賑わっていました。

来場者が楽しみにしている「○×クイズ」が午前と午後に催され、お米などの賞品がもらえるとあって、地域や福祉事業に関するクイズネタで大盛り上がり。
最後まで残った5名は、エコ工房四季が農福連携で生産したお米や野菜などの賞品をもらい大喜びしていました。

エコ工房四季では、地域の協力もあり令和2年から農地を借りて農福連携に取り組んでいます。今では、2ha程の農地で米や野菜を生産するまでに経営規模を拡大しており、近隣農家からも農業の担い手として期待されています。また、令和3年度には和歌山県で初の「ノウフクJAS」を取得しました。
景品のお米は、もちろんエコ工房四季が農薬を使用しないで生産した新米です。

イベントの終わりには、手話を交えた合唱の発表があり、元気に笑顔で合唱して、来場者に「笑顔と幸せ」が届けられ楽しいイベントになりました。
<エコ工房四季>
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