事業所と合同での出前授業 ~和歌山市立三田小学校~
令和6年10月31日(木曜日)、和歌山市立三田小学校で、5年生2クラス66名のみなさんを対象に出前授業を行いました。三田小学校において、和歌山平野農地防災事業所と近畿農政局和歌山県拠点が合同で行うこの出前授業の取組みは今年で3年目となります。
~座学~
和歌山県拠点から
日本の食料自給率の現状や、食料自給率を上げるために私たちにできること、農林水産業と環境の関わり、みどりの食料システム戦略などについて説明を行いました。最後に、栽培方法を工夫する、食品ロスを減らすなど、環境に配慮しながら生産者・消費者それぞれの立場でそれぞれができる取組みを行うことの大切さを伝えました。
和歌山平野農地防災事業所から
三田地区周辺の名草排水路と名草排水機場を題材とし、雨水をあふれさせないために排水路や排水機場などの施設があり、浸水から農地を含む地域を守っていること、地域の環境と水路にいる生き物などについて説明がありました。
~校外学習~
名草排水路・名草排水機場にて
和歌山平野農地防災事業所から、名草排水路では排水路の改修工事について、名草排水機場では施設の役割やポンプのしくみについて、説明が行われました。
アンケート(一部抜粋)【原文ママ】
・お米などをしっかり食べ少しでも食料自給りつをあげれるようにこうけんし、国内生産のものがあればできればそれを食べるのが大事だと思った。
・名草排水機場をプールにいれると、たったの1分間で約2杯分がでるなんて、びっくりした。
・羽根車の原りはせんぷうきといっしょということがわかりやすかった。
座学や校外学習で、たくさんの生徒のみなさんがクイズに答えたり、積極的に質問している姿が印象的でした。食料自給率を上げるために普段の生活の中で意識してほしいことを伝えさせていただいたので、実践してもらえると嬉しいです。
今回は、話を聞くだけでなく、実際に現場を目で見て説明を受けることでより理解も深まり、住んでいる地域に関心を持てたのではないかと思います。
お問合せ先
近畿農政局和歌山県拠点
ダイヤルイン:073-436-3831