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近畿農政局

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九度山の富有柿の美味しさに惹かれ

和歌山県 九度山町 一心農園 元家恭子さん 

農業を始めたきっかけ

元家さん 当農園は、柿の名産地である九度山町で「富有柿」を中心とした農産物の
栽培に取り組んでいます。


九度山の富有柿の美味しさに惹かれ、また、主人の母の故郷の柿作りを守
りたいとの想いから移住してきました。

当初は近所の農家の方々に色々と教わりながら、富有柿15本、温州みかん
40本程度の栽培から始め、毎年少しずつ栽培面積を増やしていき、約10
年後の2012年に夫婦で専業農家になりました。

2016年には長男も就農し、これからだという時に主人が他界。
現在は、長男と2人で新たな「一心農園」として歩み始めたところです。

 

「最も美味しい旬の味」にこだわり

富有柿 太秋柿 当農園では、大きなサイズでも日持ちが
良く、糖度も高くて果肉の引き締まった
果実の栽培を目指しています。

また、「最も美味しい旬の時期」に味わ
っていただけるよう、樹上で甘くなるの
を待ち、本来の収穫時期に収穫していま
す。

 

一心農園オリジナル「柿アイス」を開発

柿アイス 当農園の柿は、甘熟でありすぎるが故に「日持ちがしないのでは」と
心配し、発送することができず、泣く泣く廃棄していた柿がたくさん
ありました。

食べ頃の甘熟柿を提供したい、季節を問わず美味しい柿を届けたいと
の想いから、6次産業化に取り組み、多くの方々の応援・協力のもと、
3年がかりで当農園オリジナルの「柿アイス」の開発に成功しました。

「柿アイス」は、生果の「富有柿」とともに、和歌山県優良県産品奨
励制度「プレミア和歌山」の審査委員奨励賞を受賞しました。

 

これからの農業

ぶどう 長男の就農を期に本格的に開始した「ぶどう」の販売についても、
「富有柿」同様、味にこだわり、加工品にもチャレンジしていきた
いと思っています。

また、人との縁や繋がりを大切にし、亡き主人と2人で築き上げて
きた一心農園を、これからは息子と2人で協力し合い、九度山町を
より多くの方に知ってもらえるような活動を行っていき、更なる一
心農園のブランド化を目指し、「一心農園の商品は、何を食べても
美味しい」と皆様が笑顔になって喜んでもらえるような商品を作り、
届けていきたいと思っています。

一心農園ホームページアドレス
http://www.issin-nouen.jp/index.html

お問合せ先

近畿農政局和歌山県拠点

ダイヤルイン:073-436-3831
FAX番号:073-436-0914