~安心と味が自慢の「庄田みかん」を届けます~
和歌山県 日高郡印南町 庄田 登紀美さん
和歌山県日高郡印南町で、ご夫婦でみかんと梅を栽培されている庄田果樹園の庄田登紀美さんにお話を伺いました。
奥様の登紀美さんは、和歌山県日高地域7市町の教育旅行の受入窓口を行っている「一般社団法人紀州体験交流ゆめ倶楽部(以下「ゆめ倶楽部」という。)」の理事を務め、民泊受入家庭として地域活性化にも取り組まれています。
<庄田果樹園について>
庄田家では、元々、果樹・米・野菜を栽培していましたが、約30年前に、慣行栽培から減農薬栽培に切り替え、柑橘類(温州みかん、はるか、八朔、不知火)と南高梅(減農薬栽培は一部)を中心に栽培しています。
様々な品種を栽培していますが、中でも温州みかんの「小原紅(おばらべに)」という品種は、鮮やかな紅色で甘みが濃くて美味しいです。
庄田果樹園のみかんを気に入り、30年来のお付き合いを続けているお客様もいます。
また、昨年から観光農園を始め、11月~12月にはみかん狩りを体験できます。

みかんは11月~12月にたわわに実ります。
今から収穫が待ち遠しいです。

6月は梅の収穫時期です。ちょうど今、果樹園では南高梅がつやつや輝いています。
<教育旅行の民泊受入について>
教育旅行の民泊受入は、印南町からの依頼で平成23年から続けています。国内だけでなく外国からの若者も受け入れ、異国の言葉や文化と接し、様々な良い刺激を受けました。特に印象に残っていることは、マレーシアから来た中高生が庄田家をすごく気に入ってくれて、双方の家族ぐるみで互いに行き来するなど、複数年に亘って交流ができたことです。
このような交流により、人のつながりができて知り合いが増え、他の民泊受入家庭の皆さんも活き活きしていると感じます。
令和5年度は、新型コロナの影響で止まっていた海外からの受け入れが3年振りに再開され、5月28日~29日にマレーシアの中高生を受け入れました。
日高地域は、ゆめ倶楽部が窓口となって、教育旅行の民泊やほんまもん体験(地域資源を活用した体験)に積極的に取組み、交流人口の拡大による地域活性化を図っています。これからも続けていきたいと思います。


【令和5年5月29日 マレーシアの中高生 民泊お別れ式の様子】

【民泊受入家庭の皆さんによるお見送り】
<これからのこと>
夫は、安心と味が自慢の「庄田みかん」をお客様に届けるため、日々研究しながらみかん栽培を続けており、それがやりがいであり楽しいのだと思います。
この先も美味しいみかんを栽培し、次世代につなげていけたらいいなと思います。

庄田さんご夫妻です。
お二人とも笑顔が素敵です。
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