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東北農政局

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キャベツ

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キャベツはどこからやってきた?

キャベツがさいばいされたのは、ヨーロッパが始まりと言われています。

日本へは、江戸時代にオランダ人によって長崎に伝えられましたが、この時は野菜としては定着せず、花だんに植える観賞用の植物としてさいばいされました。
食用のキャベツが導入されたのは、19世紀半ばですが、明治末から、たいしょう・昭和の初期にかけて次々と日本独自の品種が育成され、西洋の野菜から日本の野菜になりました。

春キャベツと冬キャベツ

キャベツは涼しい気候のもとで育ちます。キャベツを育てる適温は15度~20度です。

東北では涼しくなる秋に種をまき、春から初夏にかけて収獲するものを「春キャベツ」、夏に種をまき、冬に収穫するものを「冬キャベツ」といいます。「春キャベツ」はやわらかく、あまみがあるのが特ちょうです。「冬キャベツ」は、葉がしっかりとしているので、加熱してもくずれることがあまりないので、ロールキャベツなど熱を加える調理に適しています。






東北の野菜指定産地キャベツ
(6産地)

資料:東北農政局「東北地域における野菜指定産地一覧(令和5年8月3日現在)

一口メモ・・キャベツのせん切り

サラダに入れたり、せん切りキャベツなど、そのまま生で食べることが多い野菜ですが、以前、日本では、薬味や大根おろしなどごく一部をのぞいて、野菜を生で食べる習慣がありませんでした。

しかし、明治の中頃に、とある洋食店がポークカツレツにキャベツのせん切りをそえて出したところ評判になり、それ以来「トンカツにはせん切りキャベツ」が定着するようになりました。

キャベツには胃のねん膜を丈夫にするビタミンU(キャベジン)が豊富にふくまれています。ビタミンCもたっぷりふくまれており、健康をサポートしてくれる野菜です。

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