八郎潟農業水利事業所TOP
地域の歴史
農業等の地域の概況
事業の目的・内容
事業所のご紹介
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事業の目的・内容
事業の目的
本地区は、秋田県の西側ほぼ中央部の南秋田郡大潟村に位置する11,733haの農業地帯です。
本地区の営農は、水稲を中心に、水田の畑利用による大豆、野菜等を組み合わせた農業経営が行われています。
本地区の農業水利施設は、国営八郎潟干拓事業(昭和32年度~昭和51年度)等により整備されましたが、経年的な施設の劣化により、用水取入口においてはサイホン管の孔食、用水路においてはコンクリート構造物の欠損、鋼構造物の腐食及び不同沈下並びに排水路においては法面の崩落が発生するなど、農業用水の安定供給及び排水機能の維持に支障を来しているとともに、施設の維持管理に多大な費用と労力を要しています。
また、本地区の農地は、降雨形態の変化に伴う流出量の増加により、湛水被害が発生しています。さらに、水源としている八郎湖は、水質の悪化に伴い湖沼水質保全特別措置法に基づく指定湖沼の指定を受け、地域全体で水質保全の取組が行われています。
このため、本事業では、取入口、幹線用水路及び支線排水路の改修並びに幹線排水路及び支線排水路の拡幅を行い、併せて関連事業において小用水路の改修を行うことにより、農業用水の安定供給、排水機能の維持、施設の維持管理の費用と労力の軽減及び湛水被害の軽減を図り、農業生産性の向上及び農業経営の安定を図るものです。 さらに、農業水利施設の改修に併せて、水質保全機能の増進に資する農業水利施設を整備することにより、農業用水の水質保全を図り、もって流域の水質保全にも貢献するものとなっています。
地積及び事業面積
地積
市町村名\現況地目 |
田 (ha) |
畑 (ha) |
原野 (ha) |
山林 (ha) |
その他 (ha) |
合計 (ha) |
大潟村 |
11,654 |
79 |
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|
|
11,733 |
計 |
11,654 |
79 |
|
|
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11,733 |
事業面積
区分 |
用水改良 |
排水改良 |
合計 |
備考 |
田 (ha) |
11,654 |
(11,654) |
11,654 |
()は用水改良と重複で内数 |
畑 (ha) |
79 |
(79) |
79 |
〃 |
合計(ha) |
11,733 |
(11,733) |
11,733 |
〃 |
主要工事計画
取水口
箇所数 |
取水量(m3/s) |
取水位 (m) |
延長 (m) |
構造 |
備考 |
5箇所 |
1.924~3.210 |
T.P.+1.00 |
304.8 |
φ700~1,200 |
改修 |
<現況写真> |
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取水口 |
幹線用水路
路線数 |
かんがい面積(ha) |
通水量(m3/s) |
延長(km) |
構造 |
勾配 |
備考 |
開水路 |
管水路 |
計 |
33路線 (全路線) |
11,733 |
0.068~3.832 |
14.0 |
79.6 |
93.6 |
コンクリート開渠 管水路 |
01月17日0~01月10日,000 |
改修 |
<現況写真> |
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幹線用水路 |
幹線排水路
名称 |
受益面積 (ha) |
排水量(m3/s) |
延長(km) |
構造 |
勾配 |
備考 |
中央幹線排水路 |
11,733 |
40.000 |
4.1 |
土水路 |
Level |
改修 |
<現況写真> |
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中央幹線排水路 |
支線排水路
路線数 |
受益面積 (ha) |
排水量(m3/s) |
延長(km) |
構造 |
勾配 |
備考 |
2路線 |
(788)~(1,390) |
7.40~13.46 |
5.4 |
鋼矢板 土水路 |
01月15日,000 |
改修 |
沈砂池
路線数 |
受益面積 (ha) |
排水量(m3/s) |
延長(km) |
構造 |
勾配 |
備考 |
21路線 |
(155)~(1,390) |
3.24~13.46 |
1.6 |
土水路 |
01月15日,000 |
改修 |
<現況写真> |
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支線排水路 |
水管理施設
構造 |
規模 |
数量 |
備考 |
遠方監視制御 |
中央管理所(親局)、 子局及び孫局 |
1式 |
新設、用水路の 附帯施設 |
総事業費
総事業費:488憶円(令和元年度単価)
工期
令和3年度~令和24年度(予定:施設機能監視期間3年含む。)
地区概要図
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お問合せ先
八郎潟農業水利事業所
〒010-0442
秋田県南秋田郡大潟村東1ー1(旧秋田県農業研修センター 2F)
電話:0185-47-7667