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東北農政局

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「スマート農業推進フォーラム2023 in 東北 ~生産性向上と環境負荷低減による『みどり戦略』の実現に向けて~」を開催しました

食料の安定供給・農林水産業の持続的発展と地球環境の両立が強く求められる中、農林水産省では、令和3年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定し、イノベーション等による持続的生産体制の構築の取組として、スマート農業技術や環境負荷低減技術の導入を推進しています。

このような中、本戦略の実現に貢献するこれらの技術の社会実装を一層促進するため、令和5年12月13日(水曜日)に「スマート農業推進フォーラム2023 in 東北 ~生産性向上と環境負荷低減による『みどり戦略』の実現に向けて~」を開催し、農業分野でのAI活用をテーマにした講演やスマート農業技術実証プロジェクトで得られた成果、東北各県におけるスマート農業技術の開発・実装に向けた取組等について紹介しました。また、当該技術の社会実装に向けた課題等について意見交換が行われました。農業者、企業、自治体等から113名の参加をいただきました。

1.開催日時及び場所

日時:令和5年12月13日(水曜日)13時00分~17時00分
(受付及び企業による技術展示・相談会は12時30分から)

場所:仙台合同庁舎A棟8階講堂(仙台市青葉区本町3-3-1)

共催:農林水産省、東北農政局、農研機構東北農業研究センター
協力:東北地域農林水産・食品ハイテク研究会

2.内容演題をクリックすると資料が開きます

(1)基調講演等

挨拶

  • 東北農政局 次長 原孝文

ア.基調講演

イ.「スマート農業実証プロジェクト」令和4年度採択コンソーシアムによる事例紹介

ウ.東北各県におけるスマート農業技術の開発・実装に向けた取組紹介

エ.施策紹介

スマートサポートチームの紹介農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課
一般社団法人AgVenture Labによる農業支援サービス事業体と産地のマッチング取組紹介一般社団法人AgVenture Lab 落合成年
みどりの食料システム戦略技術の導入・普及に向けた施策紹介農林水産省大臣官房政策課技術政策室
みどりの食料システム戦略の実現に向けた東北農政局の取組紹介東北農政局生産部生産技術環境課
原次長の挨拶
原次長の挨拶
講演の様子
基調講演 山形大学市浦先生
会場の様子
会場の様子


(2)みどり技術ネットワーク会議

秋田県にかほ市で取り組まれている技術カタログ掲載技術等の導入事例を紹介した後、技術を地域に適した形で導入・普及するための方策についてパネルディスカッションを行いました。
パネルディスカッションでは、導入技術を地域やほ場条件に合わせてカスタマイズする仕組みを構築するためには情報のオープン化が必要、有機農業を推進するため農家の動機付けには消費者が有機農産物を評価できる基準が不可欠等の意見がありました。

ア.「みどりの食料システム戦略」技術カタログ掲載技術等の導入事例紹介

にかほ市の概要と取組みの紹介にかほ市農林水産部農林水産課 見留英介
「環境保全型スマート農法構築」による地域貢献活動の取組紹介TDK株式会社総務本部アグリソリューション課 村上智
アイガモロボについて有機米デザイン株式会社 中村哲也
水田除草機 WEED MANの紹介株式会社オーレック国内営業部仙台営業所 山本庸介
  • 資料配布は当日出席者限り

イ.パネルディスカッション

コーディネーター
  • 東北地域農林水産・食品ハイテク研究会 齋藤雅典
パネリスト
  • 山形大学アグリフードシステム先端研究センター 市浦茂
  • にかほ市農林水産部農林水産課 見留英介
  • TDK株式会社総務本部アグリソリューション課 村上智
  • 株式会社西部開発農産生産部 清水一孝
    (参考)株式会社西部開発農産の取組(PDF : 1,001KB)
  • 東北農政局生産部生産技術環境課 中谷文樹
パネルディスカッションの様子 パネルディスカッションの様子 パネルディスカッションの様子


(3)企業による技術展示・相談会

農機メーカー等とフォーラム参加者がスマート農業技術等について情報交換を行いました。

出展企業名 紹介予定の技術・製品
株式会社クボタ みどりの食料システム戦略に役立つクボタの技術紹介[外部リンク]
1.温室効果ガス削減に向けた技術
2.化学農薬の使用量低減に向けた技術
3.化学肥料の使用量低減に向けた技術
4.有機農業の取組面積拡大に向けた技術
兼松アドバンスド・マテリアルズ株式会社[外部リンク] 電子材料、光学フィルム、電子部品、DX化関連製品、農業関連製品を展開しております商社です。
農業分野においては、自動フォークリフトや自動いちご摘み取りロボットなどのDX化関連製品、また、農薬や肥料を使用せず、土壌自体を活性化させ、農作物の糖度UPや品質向上、更には収穫後の作物の日もち自体も長くできるという、食品扱いの安心・安全な製品を展開しております。その他、グループ会社ではベールネットの展開も行っております。
輝翠TECH株式会社[外部リンク] 私たちは東北大学発のアグテックスタートアップ企業です。
月面探査機の研究を応用した以下の機能を提供するマルチタスクAIロボット「ADAM」を開発しています。
 1.追従走行機能により作業負荷を軽減
 2.地点間自動走行機能により運搬作業を効率化
 3.草刈り・農薬散布アタッチメントにより自動草刈り・自動農薬散布を実現
 4.データ収集・分析AIにより収穫量予測や病害虫の発見を可能とする

 *2~4は現在、開発・テスト中の機能となります。
株式会社NTTアグリテクノロジー[外部リンク] 遠隔技術指導用スマートグラス(体験可能)
遠隔ショッピングアプリ・内容ご紹介チラシ
ハイクカム(鳥獣害監視用カメラ・現物/利用中画像あり)
農研機構
東北農業研究センター
市場ニーズに応える東北発の新品種
   製パン性に優れる小麦「夏黄金」[外部リンク]
   カーボンニュートラルの切り札「オギススキ」[外部リンク]
   真夏にイチゴ?!「夏のしずく」[外部リンク]

企業展示の様子 企業展示の様子 企業展示の様子

お問合せ先

生産部環境・技術課

担当者:新技術実装グループ
代表:022-263-1111(内線4189)
ダイヤルイン:022-221-6193