令和6年度消費者との意見交換会(eaTOHOKU Meeting)概要
農林水産省では持続可能な食料システムを構築するため、「みどりの食料システム戦略」を策定しさまざまな目標を掲げてその実現に向けて取り組んでいるところです。その一環として、これからの「食」の未来を担う子育て世代を対象に「学校給食」を通じて環境負荷低減の取組の重要性や、その取組にはコストがかかることについて理解を深めていただくため意見交換を行いました。 |
![]() |
![]() |
|
真剣に話を聞く参加者 |
宮城県学校給食会 髙梨主事(左)と |
1.日時・場所
(1)日 時 : 令和6年9月26日(木曜日) 10時00分~11時30分
(2)場 所 : 仙台市宮城野区中央市民センター3階和室(1)(仙台市宮城野区五輪2丁目12番70号)
2.出席者等
(1)出席者 : 小学校に就学する前のお子様を持つ保護者の方 12名(お子様:0歳4名、3歳1名も参加しました。)
(2)講 師 : 公益財団法人宮城県学校給食会、NPO法人環境保全米ネットワーク
3.情報提供
(1) 地場産物及び環境に配慮した農産物の利用促進に向けた取組について
講師:公益財団法人宮城県学校給食会 髙梨主事 学校給食会説明資料(PDF : 2,759KB)
(2) 環境に配慮した農産物の生産について
講師:NPO法人環境保全米ネットワーク 髙橋理事長 環境保全米ネットワーク説明資料(PDF : 1,687KB)
4.意見交換の主な意見
(1)スーパー等で食材を買うときに気にしていることはあるか
- 肉は国産、野菜は地元のものを選ぶようにしている。
- 野菜は収穫してから運搬されるうちに品質が低下していくので、できるだけ県内など近いところの野菜を買うようにしている。
(2)有機農産物など、環境に配慮した農産物等について意識して買うことはあるか
- 子どもが離乳食の時は、体に良いものをと思い素材にこだわって買っていたが、大きくなるにつれ食べる量も増え、金額的にも買うのが難しくなった。
- 環境保全米の話にもあったが、作り手の手間がかかっているのだから高いのは当たり前だと思う。
- 有機を買って応援しないと、という気持ちになってたまに買うことはあるが、いつも買うのは金額的に難しい。
- こだわった食材(地元産平飼い卵など)を使用したお菓子は高くても子どものために購入する。
- 子どもが気に入った食品は、高くても品質の良いものを選んで購入するが、自分の食事は気にしない傾向にある。
(3)どうしたら環境や人に配慮した食べ物を買うようになるのか
- 収穫体験があれば行ってみたい。
- 有機と普通のもので、味に違いがあるか食べ比べてみたい。
- 日々の生活には価格が高く取り入れにくいような食べもの(有機食品等)も、贈答品としては活用できるのでは。
- 地元で環境負荷低減に取り組んでいる食材を使用した食品であれば、他県の人へのお土産として活用しやすい。
- 子どものためであれば、価格が高くてもこだわった食べ物を買う保護者は多いのではないか。
5.アンケート結果
(1)本日の講義で印象に残ったことは何ですか?(複数回答可) | |
|
(2)本日参加して、すぐにも取り組めそうな地球に良いことはありますか。(複数回答可) | ||
![]() |
||
(3)本日の感想や、今後参加してみたい意見交換のテーマ、または農林水産省のイメージなど、自由にご記入ください。(任意)(一部抜粋) | ||
|
6.eaTOHOKU Meetingの様子を動画でご紹介します
宮城県学校給食会 髙梨主事の講演の様子 | 環境保全米ネットワーク 髙橋理事長の講演の様子 |
お問合せ先
消費・安全部消費生活課
担当者:消費者対応班
ダイヤルイン:022-221-6093