「山形で継承されてきた伝統的な食材を次世代に伝えるセミナー」開催概要
農林水産省と東北農政局は、令和4年11月28日(月曜日)、令和4年度食育活動の全国展開委託事業による食育セミナーをオンラインで開催しました。
第1部では、山形の在来作物の研究や保存活動に取り組まれてきた山形大学農学部教授の江頭宏昌氏から、「山形県の伝統野菜の現状と課題」をテーマに、山形県の伝統野菜の特徴や伝統的な料理法を紹介した基調講演を行いました。
第2部では、地元の伝統野菜や食材を独自の理論で調理している、アル・ケッチァーノ オーナーシェフの奥田政行氏から「伝統野菜の特徴を生かした調理」をテーマに、伝統野菜「藤沢カブ」を使った調理実演を行いました。
第3部では、江頭教授や奥田シェフに、伝統野菜「藤沢カブ」生産者の伊藤恒幸氏を迎え、小野愛美氏をファシリテーターとして、「伝統野菜を通じた食文化の継承について」をテーマにパネルディスカッションを行いました。研究者、料理人、生産者がそれぞれの立場で、これまでの取組や今後の課題などについて白熱した討論が行われ、オンライン参加者とチャットによる意見交換も行われました。
第1部 基調講演
テーマ:「山形県の伝統野菜の現状と課題」
講師:山形大学農学部教授 江頭 宏昌氏
第2部 調理実演
テーマ:「伝統野菜の特徴を生かした調理」
講師:アル・ケッチァーノ オーナーシェフ 奥田 政行氏
第3部 パネルディスカッション
テーマ:「伝統野菜を通じた食文化の継承について」
ファシリテーター:小野 愛美氏(合同会社Maternal代表社員)
パネリスト:江頭 宏昌氏(山形大学農学部教授)
奥田 政行氏(アル・ケッチァーノ オーナーシェフ)
伊藤 恒幸氏(藤沢カブ生産者)
セミナーの様子(写真)
司会 運営事務局(キッズキッチン協会) 基調講演
吉田美和子 江頭宏昌教授
調理実演 奥田政行シェフ 小野愛美氏 江頭宏昌教授 |
調理実習で作られた料理 (藤沢カブの酵素調理と 庄内豚のカツ) |
パネルディスカッション
奥田政行シェフ 江頭宏昌教授 伊藤恒幸氏 小野愛美氏
セミナーの様子(動画)
農林水産省ホームページ: 全国食育ネットワーク「みんなの食育」地方農政局・ネットワークと連携したイベント
東北農政局「山形で継承されてきた伝統的な食材を次世代に伝えるセミナー」
*リンク先ページの写真をクリックするとYouTubeで動画を視聴できます。
お問合せ先
東北農政局消費・安全部消費生活課
担当者:「食育ネットとうほく」事務局
ダイヤルイン:022-221-6095