岩手フォトレポート(令和2年度)
令和2年度
浄法寺漆生産組合(二戸市)の組合長と意見交換を行いました(2021年3月26日)
3月26日、東北農政局 内田局長と岩手県拠点 秋永地方参事官が国産漆の生産量日本一を誇る二戸市浄法寺町を訪問し、岩手県浄法寺漆生産組合 泉山義夫組合長と意見交換を行いました。
浄法寺漆生産組合は、漆掻き職人を育てるため、地域おこし協力隊の募集や漆掻き技術の指導等により、職人数と生産量が年々増えてきている状況にありますが、漆の原木から漆が生産できるまで成長するには十数年かかるため、山林の手入れや継続した植樹による原木の確保が課題になっています。
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浄法寺歴史民俗資料館で、漆の歴史の説明を受ける内田局長(左から二人目)と秋永地方参事官(左) |
泉山組合長(左前)から漆生産状況の説明を受ける内田局長(右奥)と秋永地方参事官(右前) |
滴生舎で漆塗りの工程の説明を受ける内田局長(中央)と秋永地方参事官(左) |
令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式を行いました(2021年3月23日)
3月23日に令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式を雫石町役場で行い、福本敏・福本幸子夫妻に東北農政局長賞(表彰状)を岩手県拠点秋永地方参事官から授与しました。
ご夫妻は、平成7年に東京都から雫石町に移住、就農され、平成10年から有機農業の取り組みを開始し、翌年に「雫石創作農園」を開園しました。町内産の牛糞堆肥を施用した土づくりにより、小麦や黒千石大豆をはじめとする豆類、野菜、ブルーベリーなど、多種品目の有機農産物の生産・加工・販売に取り組んでいます。また、農業生産のみならず、有機農業の関係団体の代表や役員としての活動や、新たに有機農業を始められる方々への研修・視察の受入れや体験学習等の食育活動等、地域の人材育成にも積極的に取り組まれています。
受賞後、福本氏は「25年前に地元の皆さんに暖かく迎えていただき、多くの方々にお世話になりながら本日を迎えることができた。今後も、できる限り続けていきたい」と述べられていました。
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祝辞を述べる岩手県拠点秋永地方参事官 |
表彰状授与 (左:秋永地方参事官、右:福本幸子氏) |
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来賓者との撮影 (中央:福本氏、中央右:猿子雫石町長、若林雫石副町長 中央左:秋永地方参事官、石橋総括農政推進官) |
福本氏の生産加工商品 |
いわて新農業人チャレンジファーム修了式に来賓として出席しました(2021年2月19日)
2月19日、岩手県拠点の秋永地方参事官は、公益社団法人岩手県農業公社(盛岡市)が運営する第一回いわて新農業人チャレンジファームの修了式に来賓として出席しました。
修了式の前に研修生による研修発表会があり、研修を通して培った農業への想い、これから農業を続けていくにあたっての夢や展望などについて発表がありました。
修了式では、来賓として秋永地方参事官から研修生の皆さんに対し、「本研修で学んだ知識や技術をいかんなく発揮し、農業経営にチャレンジして頂きたい」旨の祝辞をおくりました。
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修了式に臨席する秋永地方参事官 (左:岩手県知事(代理:盛岡広域振興局泉局長)、 右:秋永地方参事官) |
式辞を述べる岩手県農業公社小原理事長 | 祝辞を述べる秋永地方参事官 |
岩手県、JA岩手県中央会及びNOSAI岩手に大雪被害に関する支援策の説明を行いました(2021年2月5日)
2月5日、東北農政局 中東次長と岩手県拠点 秋永地方参事官は、岩手県、JA岩手県中央会及び岩手県農業共済組合を訪問し、「令和2年から3年までの冬期の大雪による被災農業者への支援策」等の説明を行いました。
東北農政局中東次長から概要を説明し、意見交換等を行いました。質疑では、支援策の要件や今後のスケジュール等の質問・要望などが出されました。
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岩手県 保副知事、農林水産部幹部との意見交換 (手前:県農林水産部、奥:東北農政局) |
岩手県へ支援策の概要説明をする東北農政局中東次長 (中央:中東次長、右:秋永参事官) |
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JA岩手県中央会小野寺会長との意見交換 (右:小野寺会長、右から二人目:中東次長) |
NOSAI岩手 菊地組合長理事との意見交換 (左:菊地組合長理事、右:中東次長) |
訂正:写真説明文でNOSAI岩手 鈴木組合長理事と紹介しておりましたが、正しくは「菊地組合長理事」の誤りでした。令和3年3月5日、お詫びして訂正します。
岩手県農業共済組合に予算概算決定等の説明を行いました(2021年1月28日)
1月28日、岩手県拠点 秋永地方参事官が岩手県農業共済組合を訪問し、令和2年度第3次補正及び令和3年度予算概算決定、令和3年産米の需要に応じた生産・販売等の説明をして意見交換を行いました。
菊地組合長理事からは、「畜産県である本県にとって、当初予算や補正予算で畜産関連予算が厚く割り当てられていることは非常にありがたい。」、「米の需給状況等について詳細な説明をいただき感謝するとともに、当農業共済組合としても関係機関に情報提供するなど協力していきたい。」との発言がありました。
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会議冒頭、日頃からの連携、協力に感謝を述べ、 あいさつする秋永地方参事官 |
予算概算決定等の説明をする 秋永地方参事官(右手前) |
説明を受ける岩手県農業共済組合の役職員 (左:岩手県農業共済組合 菊地組合長理事) |
遠野市の大規模経営体へ需要に応じた米の生産・販売に向けた情報提供を行いました(2021年1月21日~22日)
1月21日及び22日に遠野市で「令和3年産水稲作付に係る大規模経営体向け説明会」が開催されました。
説明会には、市内の水稲経営体が多数出席し、遠野市ほか地域の関係機関から、令和3年度の水田農業の取組方針等が説明されました。
岩手県拠点地方参事官室からは、国内の米の消費量が減少する中、主食用米以外の飼料用米等への取組や麦・大豆等への作物転換が必要であること、また、国の支援策等を紹介しました。
出席した生産者からは、飼料用米等の需要動向に関する質問や、国の支援を活用したいとの熱心な意見が出されました。
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1月21日の説明会の様子 (会場:JAいわて花巻旧宮守支店) |
国の支援策を説明する 石川総括農政業務管理官 |
多くの生産者が出席した1月22日の説明会の様子 (会場:遠野市役所本庁舎) |
JA岩手県中央会及び県内JAに予算概算決定等の説明を行いました(2021年1月14日)
岩手県拠点 秋永地方参事官らがJA岩手県中央会を訪問し、令和2年度第3次補正及び令和3年度予算概算決定、令和3年産米の需要に応じた生産・販売等の説明を行いました。
県拠点の新たな取り組みとして、コロナ禍における人との接触の低減、デジタル技術の活用による業務の効率化の推進のため、JAグループのWeb会議システムを活用して、県内7JAの農政担当部課長(総勢16名)がオンラインで参集し、意見交換等を行いました。
JA岩手県中央会からは、「JAグループとしても農畜産物の消費が減退しないように国や県と協力して様々な取組を進めて参りたい。」、「コメ輸出拡大を考えている。これからは輸出先に合わせたコメの作り方をしなければならない。」などの発言がありました。
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予算概算決定等を説明する秋永地方参事官 | 説明を受けるJA岩手県中央会の役職員 | 県内JA等に対してもオンラインを活用し説明 |
JA岩手ふるさと管内のピーマン若手生産者と意見交換を行いました(2020年12月23日)
岩手県拠点地方参事官室は、JA岩手ふるさと管内のピーマン若手生産者と意見交換を行いました。
同JA管内は県内でも有数のピーマン産地であり、参加した4名は、地域の20~40代のピーマン若手生産者で組織された「Growth(グロース)」の一員で、若手生産者のつながりを強化し、将来的には産地を支える中核的な担い手となるべく活動しています。
地方参事官室から、高収益作物の生産推進の背景等について情報提供を行い、参加者からは、就農時の苦労話や今後の展望、新規就農支援制度への要望が出されました。
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意見交換の様子 |
参加した若手生産者の皆さん | 布宮総括農政推進官(右)から 高収益作物の推進について情報提供 |
八幡平スマートファームの熱水ハウスを現地調査しました(令和2年12月22日)
12月22日、内田東北農政局長と岩手県拠点の秋永地方参事官が八幡平スマートファーム(八幡平市)で行われている最新の栽培技術(縦型水耕栽培)とIoT制御システムを融合させた熱水ハウスでのバジルの生産及びイチゴの試験栽培などについて現地調査を行いました。
八幡平スマートファームによるバジル等の生産は現在のところ、12棟の熱水ハウスで行われていますが、将来は50棟まで増やす計画であり、来年度以降増棟する予定であると聞いています。今後も地域資源を活用した栽培技術とIoT制御システムの融合による高収益作物の生産が大いに注目されます。
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八幡平スマートファーム兒玉社長(写真左:左、写真右:右)の 説明を熱心に聞き入る内田東北農政局長(両写真中央)と 秋永地方参事官 |
熱水ハウス内で、縦型水耕栽培施設を 視察する内田東北農政局長(左)と 秋永参地方参事官 |
紫波町の認定農業者と意見交換を行いました(2020年12月18日)
12月18日、岩手県拠点地方参事官室が、紫波町認定農業者連絡協議会鎌田会長(他2名)を訪問し、意見交換を行いました。
農業経営における労働力不足の実態や要望、農業機械等の更新に関する事業への質問などを中心に話し合いを行いました。
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意見交換の様子 (左:石橋総括農政推進官) |
意見交換の様子 (中央:紫波町認定農業者連絡協議会 鎌田会長) |
農事組合法人金田一営農組合(二戸市)と意見交換を行いました(2020年12月17日)
12月17日、岩手県拠点地方参事官室が、農事組合法人金田一営農組合五日市組合長を訪問し、意見交換を行いました。
中山間地域での農作業の効率化を図るため、組合が導入している民間企業の農業支援システム等について説明を受けました。
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システムからほ場別データの説明を受ける (説明:金田一営農組合 五日市組合長) |
乾燥調製施設で大豆の調製状況を見学 |
日本政策金融公庫盛岡支店と業務推進会議を開催しました(2020年12月10日)
12月10日、岩手県拠点地方参事官室は、日本政策金融公庫盛岡支店と岩手県内の農業者の経営支援に向け業務推進会議を開催しました。
はじめに、秋永地方参事官から農林水産統計を活用した「岩手農業をめぐる情勢」、「米をめぐる状況」及び「市町村別農業産出額」など、資料に基づき説明を行いました。
日本政策金融公庫盛岡支店からは、「令和元年業務運営報告」、「令和2年度の重点取組事項」等についての説明がありました。その後、農業者への融資状況、米価の動向、食肉の相場、補正予算による高収益作物への支援や農林水産物の輸出関係などについて、幅広く意見交換を行いました。
最後に、今後とも情報を共有し連携しながら対応することを確認し合い、業務推進会議を終了しました。
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岩手県拠点地方参事官挨拶 (右:秋永地方参事官) |
日本政策金融公庫盛岡支店長挨拶 (中央:竹本支店長) |
意見交換の様子 |
(株)グレンシーズ花巻と意見交換を行いました(2020年12月10日)
12月10日、岩手県拠点地方参事官室がJAいわて花巻を訪問し、(株)グレンシーズ花巻(令和2年7月1日設立)、花巻市農林部及びJAいわて花巻と意見交換を行いました。
(株)グレンシーズ花巻では、岩手県内のほか九州にも小麦種子(品種:ゆきちから)を供給しているが、なるべく早い時期に乾燥調製施設を整備(新設)しなければ、花巻市での小麦種子の生産、県内及び九州地方への安定的な供給に大きな支障が生ずると危機感を抱いているとの熱い思いが話されました。
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布宮総括農政推進官から 各種事業について情報提供 |
(株)グレンシーズ花巻の高橋代表、 金澤専務、髙橋常務(向かって右から) |
ジェトロ盛岡貿易情報センターを招き「輸出に関する講演会」を開催しました(2020年12月9日)
12月9日、岩手県拠点地方参事官室では、輸出に関する知見を深めることを目的にジェトロ盛岡貿易情報センターから、「岩手県企業の海外展開支援に役立つジェトロの活用方法」「JFOODOプロモーション」「岩手県の輸出について」の講演を頂き、生産現場との意見交換に生かすための研修を行いました。
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秋永地方参事官(左)より挨拶 |
ジェトロ盛岡貿易情報センター |
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講演内容 | 真剣に聴講する県拠点職員 |
令和2年度農業経営者セミナー(認定農業者交流研修会)(2020年12月8日)
12月8日、一般社団法人岩手県農業会議及び岩手県認定農業者組織連絡協議会の共催により、岩手県内の農業経営者の経営発展に向けた研鑽を図るため、令和2年度農業経営者セミナー(認定農業者交流研修会)が開催されました。第1、2分科会において、県拠点等から「米穀の需給及び価格の安定に関する基本方針」(第1分科会)、「国の新型コロナウイルス感染拡大影響対策」(第2分科会)について情報提供した後、出席者と意見交換を行いました。
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一般社団法人岩手県農業会議会長挨拶 (奥中央:杉原 永康 会長) |
第1分科会において情報提供 (奥中央:石川総括農政業務管理官) |
第2分科会において情報提供 (石橋総括農政推進官) |
(株)鈴清食品(大豆加工食品製造業者)と意見交換を行いました(2020年12月8日)
岩手県拠点地方参事官室は一関市の「(株)鈴清食品」を訪問しました。
(株)鈴清食品は、1924年(大正13年)に創業した豆腐・納豆等の製造事業者で、約100名の社員を擁する県内では大手の企業です。
同社相談役との意見交換では、現在は国産大豆(岩手県産がほぼ100%)の使用比率は高くないが、品質・成分の均質性と価格の安定が図られれば、もっと国産を増やしたいとの意向が話されました。
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布宮総括農政推進官(中央)から 大豆の事情等を情報提供 |
前社長である鈴木相談役から 国産大豆の課題等をお聞きしました |
八幡平市認定農業者協議会と意見交換を行いました(令和2年12月3日)
12月3日、八幡平市農林課の同席のもと、八幡平市認定農業者協議会の役員11名に対し「令和3年度農林水産予算概算要求」について説明するとともに、意見交換を行いました。
協議会役員からは、農業労働力の確保対策への提案や病害虫駆除に関する意見、国の事業への要望等について活発なご意見がありました。皆さまから頂いた貴重な現場の声は、政策に反映すべく努めてまいります。
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予算概算要求の説明を行う 渡邊総括農政推進官 |
八幡平市役所内で行われた 意見交換の様子 |
協議会会長の田村氏 |
宮古市の青年農業者と意見交換を行いました(2020年12月2日)
12月2日、岩手県拠点地方参事官室が、ブロッコリーでG-GAP団体認証取得した宮古市の青年農業者「よしはま農場 吉濱 孝明 氏」を訪問し、新規就農に至った経緯、取組状況や課題、今後の抱負等について意見交換を行いました。
吉濱氏は、人を雇用しているため、年間を通しての収入確保から冬春のイチゴ栽培を強化したいと考えており、いずれは、法人化を目指したい意向が話されました。
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意見交換の様子 (左:吉濱氏、右:石橋総括農政推進官) |
ブロッコリー圃場(G-GAP認証) | 収穫始期のいちご |
「農事組合法人遠野こがらせ農産」と意見交換を行いました(2020年11月30日)
岩手県拠点秋永地方参事官が遠野市の「農事組合法人遠野こがらせ農産」を訪問しました。
遠野こがらせ農産は、平成21年から圃場整備した農地を中心に農地中間管理事業を活用して145haの農地を集約し、水稲と大豆を基幹としたブロックローテーションを実施しているほか、平成28年からは高収益作物としてピーマンを導入し地域の労働力(特に高齢者や女性を積極的に雇用)を活用するとともに、多面的機能活動組織との連携により地区内農地の保全活動、市内外の高校生・大学生の農業体験受入、都市と農村の交流などを企画し地域振興にも貢献しています。
意見交換では、圃場整備事業により大区画化された圃場を効率的な改造や女性の活躍の場を創出するためには環境衛生施設(トイレ等)設置への支援、需要に応じた生産に向けて主食用米以外への積極的な取組など活発な意見交換が行われました。
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秋永地方参事官(左)から情報提供 | お忙しいなか集まっていただいた 理事の皆様 |
JAいわて中央管内におけるりんごの特別栽培と海外輸出に向けた取組について現地調査を行いました(2020年11月19日)
JAいわて中央管内において取り組まれている、りんごの特別栽培と海外輸出等について現地調査を行いました。
JAいわて中央りんご部会は、 2003年から特別栽培に取り組み、管内を2つのエリア(盛岡市、矢巾町と紫波町)に分けて特別栽培と慣行栽培を1年ごとに入れ替えるブロックローテーション方式を採用し、病害虫の発生を抑制。様々なリスクを抱えながらも「安心・美味しいりんご」を消費者へ届けるため産地一体(生産者、JA、行政など)となり実践しています。
また、県内のJAで唯一りんごの輸出に取り組むJAいわて中央は、2009年からタイへの輸出を開始して以降、ベトナム、台湾、カナダ、香港と着実に輸出の実績を積み上げています。
現在の輸出量は年間約50トンと国内全体の輸出量に比べてまだ少量ですが、今後の輸出拡大に向けた取組により、さらなる販路拡大が期待されます。
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特別栽培圃場である旨を表示する立て札 | 収穫方法について説明いただきました |
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平成29年産地パワーアップ事業により 整備されたJAいわて中央の予冷施設 |
輸出向けに梱包されたりんご |
農商工等連携事業計画認定書を交付しました(2020年10月9日)
東北農政局及び東北経済産業局は、「中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律」に基づき、「農商工等連携事業計画」の認定を行い、東北農政局岩手県拠点、秋永地方参事官からしあわせ乳業(株)(農林漁業者)へ、東北経済産業局地域ブランド連携推進課、遠藤課長からグロースパートナーズ(株)(中小企業者)に対してそれぞれ認定書を交付しました。
両事業者は連携して、宮古市内において完全自然放牧で育まれたヤギミルクと牛乳を活用した乳製品の開発と市場開拓をテーマに、ヤギミルクや乳製品の生産から販売まで、一貫したビジネスモデルを構築し、カフェ・洋菓子・ベーカリーを合わせた店舗を統一されたブランドコンセプトで展開するほか、百貨店、ラグジュアリーホテル及びECサイト等への販路開拓を図ります。
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しあわせ乳業(株)佐藤代表取締役(右)へ 認定書を手交する秋永地方参事官(左) |
認定事業者と記念撮影 | ヤギミルクを活用した乳製品 |
岩手県内の日本学校農業クラブ連盟加盟校へ激励状を手交しました(2020年9月8日~9月11日)
農業高校等の生徒で構成する農業クラブが加盟する日本学校農業クラブ連盟(以下「FFJ」という。)は、将来の農業のスペシャリストとして知識・技術等を習得することを目的として、「日本学校農業クラブ全国大会」を昭和25年から毎年開催してきたところですが、本年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開始以来、初めて中止となってしまいました。
このことを踏まえ、不安と残念な気持ちを抱えながらも農業クラブ活動を継続している農業高校生を激励し、将来の農業の担い手として成長されることへの期待を伝えるため、農林水産大臣が、全てのFFJ加盟校に対し「激励状」を発出しました。このことにより、岩手県内のFFJ加盟校を訪問し激励状を手交するとともに、今後の農業教育施策の参考とするため、卒業生の進路の状況や農場等学校の施設・設備の状況等について意見交換を行いました。
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9月8日 花巻農業高校 | 9月9日 岩谷堂高校 | 9月10日 大船渡東高校 |
スマート農業技術一貫体系の実証現地検討会に参加しました(2020年8月4日)
令和元年度「スマート農業実証プロジェクト」事業において、中山間地での土地利用型野菜栽培にかかるスマート農業の実証試験を行っている「(株)アンドファーム」の栽培ほ場で実証現地検討会が開催され、参加しました。
検討会では、キャベツの自動操舵による中耕除草作業やだいこん自動収穫機による収穫作業、マルチローター(ドローン)での農薬散布作業が実演され、スマート農業導入による成果や課題について検討が行われました。
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キャベツの自動操舵による中耕除草作業 | だいこん自動収穫機による収穫作業 | マルチローターによる農薬散布作業 |
矢巾町で米をめぐる状況等について講演を行いました(2020年7月22日)
矢巾町認定農業者の会からの要請により、矢巾町・紫波町認定農業者連絡協議会合同研修会へ石橋総括農政推進官が出席し、講演を行いました。
講演では、米をめぐる状況や直近の需給状況等を説明し、国の対応策として飼料用米等新規需要米の取組計画書の変更等を受け付けていることについて理解を求めました。
講演を受けた参加者からは、「事前契約が重要であり、需要に応じた米生産・販売が求められている。また、飼料用米等新規需要米への作付移行や、さらなるコスト削減が大事になると理解した。」との声もあり、今後も継続して情報提供を行っていくことの重要性を再認識しました。
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冒頭挨拶を行う 矢巾町認定農業者の会 高橋会長 |
講演を行う石橋総括農政推進官 | 真剣に聴講する参加者の皆様 |
新型コロナウイルス感染症対策に関する影響等について関係機関を訪問し意見交換を行っています(2020年7月)
岩手県担当地方参事官が、県や市町村・JA等関係機関や農業法人等生産者を訪問し、新型コロナウイルス感染症による影響や対策、地域農業の現状等について意見交換を行っており、今後も、継続し意見交換を行うこととしています。
訪問時には、令和2年度農林水産関係補正予算による新型コロナウイルス感染症に係る支援策を説明し、活用を促すことで経営継続に向けた取組の一助となるよう働きかけを行っています。
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06月11日 県北広域振興局農政部 との意見交換 |
06月25日 (株)西部開発農産との意見交換 | 06月25日 北上市長との意見交換 |
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07月01日 上田花巻市長(左)と今後も 意見交換を行うことで合意しました |
07月17日 JAいわて平泉組合長との意見交換 | 07月17日 一関市長との意見交換 |
八幡平市の農業法人による熱水ハウスの竣工式及び初出荷式に出席しました(2020年6月11日)
農業法人八幡平スマートファームによる最新の栽培技術(縦型水耕栽培)とIoT制御システムを融合させた熱水ハウス(12棟)の竣工式及び栽培したバジルの初出荷式が行われ、岩手県拠点の秋永地方参事官が来賓として祝辞を行いました。
八幡平市は以前より地熱発電所から供給される熱水を暖房に利用する農業に取り組んできましたが、高齢化による離農で放棄される熱水ハウスの再生が課題であったことから、新たな熱水ハウスによる「温泉バジル」の生産拡大が大いに期待されます。
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竣工式でテープカットを行う 秋永地方参事官(中央) |
祝辞を述べる秋永地方参事官(左)と八幡平スマートファーム代表取締役兒玉氏(左から2人目) | ハウスの中はバジルのいい香りが 漂います |
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