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東北農政局

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学校へLet's農!

vol.6 宮城県農業大学校~水田経営学部~ (大崎市)<2021年1月掲載>


毎年、宮城県拠点では、宮城県農業大学校から依頼を受け、水田経営学部の学生に講義を行っています。今年は宮城県拠点の若手職員2名が15名の学生に、「米政策を中心とした農業政策」について農政の歴史、日本の現状と抱える課題、その課題に対する取組など幅広い内容の説明を行いました。長時間の講義となったものの、学生たちは最後まで集中して講義に耳を傾けてくれました。

講義を受けた学生からは「米の消費量の現状を知り、就農に向けて販売方法を考える必要があると思った。」「飼料用米を活用した畜産物の高付加価値化に向けた取組を知り、参考にしていきたいと思った。」など将来を見据えての感想が多く出されました。

また、将来の抱負として、「日本では高齢化が進んでいるので、私たち若者が頑張り農業を盛り上げていきたい。」「農業の魅力を教えていける農業者になりたい。」など、将来の担い手となる学生から頼もしい言葉を聞くことができました。ほとんどの学生は、自営就農又は雇用就農するか、農業団体に就職するなど農業分野に関わった進路を選択しているということで、来年から様々な場で活躍されることが期待されます。

将来を担う若い農業者の頑張りが実を結ぶよう、宮城県拠点としても引き続き応援していきます。




 
講義を行う宮城県拠点の若手職員   水田経営学部生の皆さんと
宮城県拠点職員(前列右から2名)
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vol.5 伊具高等学校~農学系列~ (丸森町)<2020年11月掲載>


丸森町大張地区には、日本の棚田百選に選ばれた「沢尻の棚田」があります。この棚田で今年度、地元の伊具高等学校農学系列3年生7名が棚田の保全を行う「棚田プロジェクト」に取り組んでいます。

このプロジェクトでは、同校のOBでもあり棚田の保全に尽力している大槻光一さんの指導の下、6月以降、草刈りやイノシシ対策のための電気柵設置等の実習を受けてきました。4回目の実習となる10月6日には、生徒たちが実際にコンバインを操縦し米の収穫作業を体験しました。初めは苦戦していたものの、さすがに農学系列の生徒なだけあって徐々に上手に乗りこなしている姿が見られました。生徒たちは、「棚田の多面的機能や景観の良さを知り、棚田を守ることは大切なことだと思った。」「棚田保全のために少しでも力になりたい!」と話していました。また、大槻さんは「去年の台風19号では、あちこちで畦畔の崩落や田んぼに土砂が流入するなど大きな被害を受けたが、今年も作付けしたいとの一心で復旧作業を行い、なんとか今年も収穫することが出来た。生徒たちには、長い間大切に守られてきた棚田に興味を持ってもらえれば嬉しい」と話していました。実習を通して生徒たちは棚田を保持する大変さや伝統を守る大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

今後は、棚田米を使用した米粉パンの試作にもチャレンジし、11月に開催する学校創立100周年記念式典で取組内容を発表する予定とのこと。これからもこの活動を継続し、地域農業に元気を与えてくれることを期待しています。




 
熱心に指導を受ける生徒   農学系列の皆さんと大槻さん(左から4番目)

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vol.4 小牛田農林高等学校 ~農業科学コース(畜産)~ (美里町)<2020年3月掲載>

小牛田農林高等学校は和牛生産に力を入れています。現3年生の農業科学コース畜産課題研究チームは、2年連続で和牛甲子園(※)に出場し、今年1月の第3回大会では、出品したA5ランクの仙台牛が取組評価部門で優秀賞を獲得しました。今回は、第4回大会に向けて牛の肥育に尽力する同チーム2年生の5人に話を聞きました。

チームのメンバーは、牛舎の温度管理や牛の触診、管理日誌の作成と毎日の肥育管理の大変さはあるが、仲間と一緒に肉質の良い和牛を生産することで、この苦労が報われる日が来ると信じて、牛に愛情を注いでいます。実際に牛の世話をする姿は、互いに声をかけあって活気あふれるもので、牛もメンバーに懐いているのか、非常に穏やかでした。また、和牛甲子園に向けての取組については、管理をより徹底するために、唾液の検診やハエ対策、清潔な環境づくり等を考えているそうです。生徒自らが生産工程管理をし、チーム一丸で牛と向き合うことで、牛にストレスの少ない肥育環境の実現を目指しています。

是非とも努力が実を結んでほしいと願っています。

※和牛甲子園…年1回全国の高校生が各校で肥育した牛を出品し、枝肉・肥育取組環境を競う大会。




 
畜産の課題研究チーム(2年生)の皆さん   和牛甲子園に出品予定の「ゆうなみ号」


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vol.3 宮城県農業大学校 ~水田経営学部~ (大崎市)<2020年1月掲載>

宮城県拠点では、毎年宮城県農業大学校からの依頼を受け、水田経営学部の学生に講義を行っています。今年は、2年生11人に、「近年の米政策の動向」について90分間講義をしました。新人の身で教壇に立つのは、いささか不安でしたが、学生たちの真剣な眼差しを見て、その思いに応えるように熱く講義をしてきました。

講義後の質疑応答では、農業法人へ就職が決まり、飼料用米の活用に関心ある学生からは、飼料用米で育った家畜を原料にしたブランド商品について、海外輸出に目を向ける学生からは、米輸出でターゲットとする海外市場の拡大戦略について、それぞれ将来自ら『やりたいこと』を意識した質問が出されました。

講義内容については、この講義で実態を知ったことでこれからの米の需給が心配になった、米政策の変遷に興味を持つようになった、米粉等の加工技術の発展を調べる必要性を感じたなどの感想がありました。特に、「6次化のため、米粉加工に取り組みたい」「海外に自分で作った寿司用の米を売り込みたい」「実家の農業を継いで規模拡大したい」といった発言からは、将来について前向きではっきりとしたビジョンを持って授業や実習に取り組んでいることが、伝わってきました。

今春卒業後には、それぞれのフィールドで、大いに活躍されることが期待されます。

 
水田経営学部生の皆さんと講師   将来の夢を語る学生
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vol.2 宮城県農業高等学校 ~園芸科~ (名取市)<2019年9月掲載>

宮城県農業高等学校は、1885年に我が国で最初に設立された伝統ある農業学校です。現在は、農業科、園芸科、生活科、食品化学科、農業機械科の5学科で約700人の生徒が在校しています。東日本大震災の津波により校舎や農場が甚大な被害を受けたため、仮設校舎で授業を受けていましたが、昨年3月、7年ぶりにモダンで綺麗な本校舎が再建されました。園芸科の施設野菜課題研究チームの生徒たちは、食品の安全、環境保全などに関心を持ち、JGAPの認証を受けるべくGAP指導員の資格を持つ先生の下で、トマト栽培に取り組んでいます。

GAP認証取得には、衛生面に配慮して、収穫から袋詰めに至るまで手袋をして作業を行い、ハサミなどの農作業器具一つ一つに番号を振り、ハウスの随所に「手洗い・うがいの徹底」、「土足厳禁」、「節水」といった注意書きを張って環境整備を充実させています。整然とした清潔感のある生産環境を維持することは、簡単ではありませんが、生徒たちは「GAPの認証取得を通じて、私たちが自信を持って育てたトマトを地元の人たちに食べてもらいたい」と話しており、また、担当の先生は「この取組を学校全体に波及させ、ひいては学校中の生徒が普段から何気なくGAPの基準をクリアした農業ができるようになって欲しい」と熱く話されていました。

若く卓越した技能を持つ農業者の卵が、宮城県農業高等学校で育っています!



画像①   画像② 画像③
 真剣に手際よく袋詰めしています   慎重に収穫作業を行っています  施設野菜課題研究チームの皆さん 

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vol.1 加美農業高等学校 ~農業機械科~(色麻町) <2019年7月掲載>

近年、農業分野では、これまでの農業のイメージを大きく変えるIT機器を駆使した「スマート農業」が注目されています。
宮城県加美農業高等学校は、農業科・農業機械科・生活技術科の3科で全校約220人の生徒が学び、県内で最初に「スマート農業」を授業に取り入れました。そのうち農業機械科では、約90人の生徒が農作業機の製作やプログラミング、ドローン操縦などを学び、3年生になると様々な課題研究の中から一つ専攻を決め、実習に取り組みます。

小型の教育用ボードコンピューターを利用しシステムを組み上げる実習を行っているチームでは、昨年校内のデントコーン畑に出没した熊被害の対策として、赤外線感知センサーとカメラやブザーなどを連動させて熊を追い払うシステムの構築を考えているとのことでした。始業とともに、チームの5人はその日の実習の進め方について打ち合わせを始め、2人の先生の指導の下、真剣かつ楽しみながら、共同でプログラミング作業を進めていきます。生徒たちは、感知センサーの誤作動に手を焼きつつも「自分たちの作ったものが活躍するところを早く見てみたい」と話していました。

のびのびとした環境で学び、将来に活きるものづくりが期待されます。




画像①   画像②
 一丸となって演習に取り組みます    今年度の「システム設計」
課題研究チーム
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お問合せ先

宮城県拠点
〒980-0014宮城県仙台市青葉区本町三丁目3番1号(仙台合同庁舎A棟)
代表:022-263-1111(内線4510)
直通:022-266-8778
FAX:022-217-4182

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