2. 事業に関する基準づくり
設計基準例えば、ダムやため池、頭首工(とうしゅこう) や水路、橋や道路など、農業用施設を設計する際には施設の安全性等について所要の要件を満足させていなければなりません。また、そのための設計手法が明らかでなければなりません。これらの設計基準を作るのが、土地改良技術事務所の役割です。 【図】設計図の例(ため池改修標準断面図) (分かりやすくするために簡略化しており、実際の設計図とは異なります。) 積算基準適正な費用でかつ十分な効果をあげる農業用施設を造るため、調査、測量、設計及び工事にかかる費用を適正に算出するための基準が必要になります。これらの積算基準を作るのも、土地改良技術事務所の役割です。 施工基準設計が終わり、工事などにかかる費用が算出されれば、いよいよブルドーザーやショベルなどを使った実際の工事が始まります。 これらの工事が効率よく、安全に行われ確実に目的の農業用施設が造られるためにも工事の実施(施工)にかかる一定の基準が必要となります。これらの施工のための基準を作るのも、土地改良技術事務所の役割です。 【写真】施工基準に基づいて行われる工事の様子(ため池の改修工事) 基準等の制定・改定情報
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