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中国四国農政局

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    フォトレポート(愛媛県)令和元年度


    愛媛県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

    令和元年度    3月2月1月12月11月10月98月7月6月5月

    3月

    令和元年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール(GAP部門)中国四国農政局長表彰の表彰式を開催

    • 撮影場所:愛媛県西条市
    • 撮影日:令和2年3月19日

    表彰式の様子
    表彰式の様子

    表彰状を手にする生徒と関係者の記念写真
    表彰状を手にする生徒と関係者

    中国四国農政局は、「令和元年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」のGAP部門において農政局長賞を受賞された「愛媛県立丹原高校」に表彰状を授与いたしました。

    同校は、「農場が教室」との信念から地域密着型の農業を展開し、次代を担う農業後継者等の育成に取り組んでいます。平成30年8月にぶどうでは全国の高校で初めてとなるGLOBALG.A.P.認証を取得し、これをきっかけに台湾への輸出を成功させるなど、先進的なGAP実践校として地域内外の農業者や農業関係者等から注目を集めています。

    表彰式は同校において開催し、愛媛県拠点の田中地方参事官から今月卒業式を終えた代表に表彰状を手渡し、「今後も県内でのGAP認証取得に向けた手本となるよう取り組みを継続してもらいたい」と激励。同校からは「現在までに県内教育機関5校がGLOBALG.A.P.を取得するなど波及効果も見られており、より一層の品質向上に取り組んでいきたい」と思いを語りました。

    【関連リンク】
    愛媛県立丹原高校ホームページ

    令和元年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール(有機農業・環境保全型農業部門)中国四国農政局長表彰の表彰式開催

    • 撮影場所:愛媛県四国中央市
    • 撮影日:令和2年3月19日

    表彰状を受け取る脇社長
    表彰式の様子

    表彰状を手にして記念写真を撮る様子
    表彰状を手にする脇社長親子

    中国四国農政局は、「令和元年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の有機農業・環境保全型農業部門において農政局長賞を受賞された「有限会社脇製茶場」に表彰状を授与いたしました。

    同社は、冷涼な立地条件を活用し先代が自然の生態系に配慮した無農薬栽培に取り組み、現代表が100%有機質肥料を利用した施肥管理体系を確立するなど、環境に優しい新宮茶(四国中央市新宮町で土着天敵を活用し、農薬不使用で栽培された高品質な茶)を生産から加工・販売まで営んでいます。

    表彰式は同社において開催し、愛媛県拠点の田中地方参事官から同社の脇斗志也代表に表彰状を手渡しました。

    脇代表は「今後も美味しいお茶をお届け出来るよう、社員一同頑張りたい」と思いを語りました。

    【関連リンク】
    有限会社脇製茶場ホームページ

    2月

    令和元年度多面的機能発揮促進事業中国四国農政局長表彰の表彰式開催

    • 撮影場所:愛媛県愛南町
    • 撮影日:令和2年2月25日

    田中地方参事官から表彰状を受ける大西代表
    表彰式の様子

    表彰状を手にする大西代表と関係者
    表彰状を手にする大西代表と関係者

    中国四国農政局は、「令和元年度多面的機能発揮促進事業」において、優秀賞を受賞された「広見地域資源保全隊」に表彰状を授与いたしました。

    同保全隊は、各自治会の役員が保全隊の役員を兼務して、非農家も含めた地域住民が一体となった組織体制が構築されており、共同活動を通じて地域コミュニティの強化が図られています。

    表彰式は愛南町役場会議室で開催し、愛媛県拠点の田中地方参事官から同保全隊の大西吉久代表に表彰状を手渡し、「今後も地域資源の保全に地域ぐるみで取り組んで欲しい」と激励。大西代表は「優秀賞受賞を励みに農用地や水路、農道などの地域資源の維持管理活動に地域一体となって取り組んでいきたい」と思いを語りました。

    【関連リンク】
    令和元年度多面的機能発揮促進事業中国四国農政局長表彰について

    棚田保存会の情報交流会を開催

    • 撮影場所:愛媛県松野町
    • 撮影日:令和2年2月5日

    関係者出席の中、あいさつをする田中地方参事官
    情報交流会における意見交換

    奥内の棚田保存会の方から現地で説明を受ける様子
    奥内棚田の現地調査

    令和2年2月5日、松野町奥内集会所において中国四国農政局愛媛県拠点主催で奥内の里保存会(松野町)と樫谷棚田保存会(大洲市)との情報交流会を開催しました。

    情報交流会は令和元年8月16日に施行された棚田地域振興法の推進を目的に、愛媛県拠点が両保存会に呼びかけ開催したものです。当日は、棚田保存会関係者の他に県、市町の担当者も参加されました。

    樫谷棚田保存会からは、棚田オーナー制度を活用した地域外からの交流人口増加の取組について紹介がありました。

    奥内の里保存会からは、平成29年2月に重要文化的景観(文化庁)に選定された「奥内の棚田及び農山村景観」の特徴について、自然的、歴史的、生活及び生業の視点から紹介がありました。両保存会からの説明後、それぞれの取組に対する活発な意見交換が行われました。

    また、意見交換後には、奥内の里保存会会長の案内で奥内棚田を参加者全員で視察し、現地においても意見が交わされました。

    1月

    第5回全国養蜂青年大会in中四国の開催

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和2年1月21日

    あいさつをする田中地方参事官
    あいさつする田中地方参事官

    養蜂大会の様子
    全国から集った230名の養蜂家及び関係者

    令和2年1月21、22日に愛媛県松山市において「第5回全国養蜂青年大会in中四国」が行われました。本大会は2年に一度開催されているもので、中国四国地域では初めての開催となります。

    大会は、全国から約230名の養蜂家及び養蜂関係者が集い開催され、一日目の開会式では、中村愛媛県知事のあいさつに続き、田中地方参事官が祝辞を述べました。その後「安心して養蜂ができる未来へ」をテーマに参加者によるパネルディスカッションや、養蜂関連企業約20社との交流が行われました。

    二日目は養蜂の先進地でもある欧州(EU)での養蜂の実情やダニ対策の現状等について、スイスのラルフ・シュミットガル氏の講演会などが行われました。

    養蜂は、蜂蜜生産だけでなく施設園芸や果樹などの農家においても花粉交配に利用されるなど農作物の生産にも大きく寄与しています。

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定地区との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県八幡浜市
    • 撮影日:令和2年1月20日

    宮本代表と田中地方参事官が認定証を持っての記念写真
    宮本代表(左)と田中地方参事官

    園地からの景色
    園地からの景色

    愛媛県拠点では、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回選定)において、全国で団体部門31地区に選定された農業生産法人株式会社ミヤモトオレンジガーデンを表敬訪問しました。

    ミヤモトオレンジガーデンは「自然と共に生き、人々に健やかな笑顔と喜びを創造する」を理念として、農業を事業として取り組むことを目的に全ての園地でグローバルGAPを取得するとともに、GAP認証取得支援システムを自社で開発し、システムを県内の農業高校等へ提供するなど認証取得の支援も行っています。また、同社は6次産業化へも積極的に取り組んでおり、摘果みかんを活用した調味料「塩みかん」を商品化するなどの取組が評価され、今回の全国優良事例として選定されました。

    昨年12月3日、首相官邸で行われた選定証授与式及び交流会、翌4日有楽町駅前広場で開催されたマルシェへは宮本代表が参加されました。マルシェでは愛媛県内からもう1地区選定された県立宇和島水産高等学校「フィッシュガール」の協力を得て、チーム愛媛で「みかんジュース」「みかん寒天ゼリー」「塩みかん」「ドレッシング」を販売し、会場を訪れた方々に、愛媛みかんと愛媛県南予地域の魅力を積極的にPRしたことで、商品は早々に完売したそうです。

    宮本代表からは、世界最高品質のみかんを目指し、安全安心で美味しく、高品位・高付加価値のみかん作りの研究を今後も続けていきたいとの決意が語られました。

    【関連リンク】
    ディスカバー農山漁村(むら)の宝ホームページ

    ミヤモトオレンジガーデンホームページ

    中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定証授与

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和2年1月9日

    選定証を交付する様子
    田中地方参事官より選定証を授与

    選定証をもつ玉津柑橘倶楽部メンバー3名の記念写真
    選定証を手に玉津柑橘倶楽部メンバー

    愛媛県拠点では、「中国四国農政局『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』(第6回)」において、優良事例の一つとして選定された株式会社玉津柑橘倶楽部に選定証を授与いたしました。

    玉津柑橘倶楽部は、西日本豪雨で被災した宇和島市吉田町玉津地区の若手柑橘農家が、復旧・復興に向け産地一体で取り組もうと2018年12月に設立し、スプリンクラー施設の補修のためクラウドファンディングを通じ、新たに「玉津みかん」のファンを獲得、JAと連携してボランティアやアルバイター向けの宿泊施設「たま家」を開設、耕作放棄地の再生や、新規就農者の育成・確保のほか、かんきつ類のジュースの商品化など地域のための活動を行っています。

    選定証授与式はJAえひめ南玉津共選場で行われ、田中地方参事官から同倶楽部の原田亮司社長に選定証を手渡し、「今後もアイデアと行動力で吉田の発展に活躍してほしい」と激励。原田社長は「選定を励みに5年後、10年後の玉津を元気にできるような活動を続けていきたい」と思いを語りました。

    JA愛媛食農教育フェスタ2020

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和2年1月7日

    バケツ稲栽培オリンピックの受賞者とJA愛媛中央会常務
    バケツ稲栽培オリンピックの受賞者

    展示された観察ノートとその一部
    展示された観察ノートとその一部(右上)

    令和2年1月7日、松山市内でJA愛媛中央会主催の「JA愛媛食農教育フェスタ2020」が開催され、第44回「ごはん・お米とわたし」作文・図画愛媛県コンクール及び第22回バケツ稲栽培オリンピックの表彰式が行われました。

    表彰式には受賞者など関係者約70名が出席し、主催者であるJA愛媛中央会常務の挨拶に続き、田中地方参事官(愛媛県担当)をはじめ来賓挨拶が行われました。その後、作文・図画愛媛県コンクール及び、愛媛県拠点も審査に参加したバケツ稲栽培オリンピックについて、それぞれ部門ごとに審査講評が行われました。

    式典では表彰状と記念品が手渡され、受賞した児童からは「私も将来は米をつくってみたい」「受賞してうれしい。この賞はお米にあげたい」など頼もしく可愛らしい感想が聞かれました。

    12月

    しめ飾り作り、餅つきで楽しく地域文化を守り繋ぐ

    • 撮影場所:愛媛県砥部町
    • 撮影日:令和元年12月28日

    しめ飾りの手ほどきを受ける子供たち
    慣れない手つきでしめ飾り作り


    昔ながらの杵と臼で餅つきを行う子供たち
    昔ながらの杵と臼で餅つき

    令和元年12月28日、愛媛県砥部町川井地区で子供会や営農組合などの共催による「しめ飾り作り、餅つき」が行われました。

    同地区では、荒廃農地の解消のため結成された「川井営農組合」が水稲、たまねぎ、さといも、キウイフルーツ、柿の栽培やコスモスやレンゲによる景観保全を行っています。

    同組合は子供たちに地域の自然・文化を体験して貰うため、春には地域の幼稚園児を招いての「川井レンゲまつり」、夏祭り時には県道沿いに燈明を灯し、年末には「しめ飾り作り、餅つき」など年間を通じて様々な取組を行っています。

    当日は、熟練のお年寄りの指導を受けながら、子供だけでなく大人も慣れない手つきでしめ飾りを作り、昔ながらの杵と臼でついた餅を梅あん餅にしてみんなで食べるなど、交流が図られました。

    同組合では、「小さな地域の集落営農組織だからこそ出来る地元に密着した細やかな活動を今後も続け、地域を守り繋げていきたい」とのことでした。

    「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定地区との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和元年12月20日

    フィッシュガール2名、先生と取組について意見交換する田中地方参事官
    フィッシュガールの取組について意見交換


    賞状をもって記念撮影するフィッシュガール2名と担当教諭、田中地方参事官
    フィッシュガール、担当教諭と田中地方参事官

    愛媛県拠点では、「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回選定)において、全国で団体部門31地区の優良事例の一つとして選定された愛媛県立宇和島水産高校水産食品研究部「フィッシュガール」を表敬訪問しました。

    フィッシュガールは、愛媛県が名付けた「愛育フィッシュ」と呼ばれる愛媛県産の養殖魚をPRするために平成24年に結成されました。在校中はマグロの解体ショーをはじめ、愛媛県産養殖魚のPR、企業・行政連携の商品開発に関わり、卒業後は地元企業で経験を活かした業務に携わるなど、宇和海の応援団として活躍しています。また、平成30年には同校加工施設で製造された「ぶりだいこん」の缶詰を国内で初めて米国にも輸出しています。今回、これらの取組が評価され全国の優良事例として選定されました。

    12月3日、首相官邸で行われた選定授与式にフィッシュガール2名が出席し、翌4日有楽町駅前広場で開催されたマルシェでは、日頃のイベント活動等での成果を発揮し、会場を訪れた方々に宇和島の魅力をPRするとともに、明るく元気ある応対により、準備した「ぶりだいこん」「鯛めしの素」の各缶詰は早々に完売したそうです。

    3年生のフィッシュガールは、「卒業後もこれまでの経験を活かした仕事に従事し、マグロの解体技術の向上を目指したい」と抱負を語られました。また、3月の卒業までフィッシュガールとしてマグロの解体ショー等の活動を続けていくとのことです。

    【関連リンク】
    ディスカバー農山漁村(むら)の宝ホームページ

    総合化事業計画に係る認定証の授与

    • 撮影場所:愛媛県今治市
    • 撮影日:令和元年12月16日

    認定書を持つ伊東代表と関係者のみなさん
    伊東代表と関係者のみなさん

    新設されたワイナリーの内部で並んでいるタンク
    新設されたワイナリーの内部

    令和元年12月16日、今治市大三島町において六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画が認定された株式会社大三島みんなのワイナリーへ、愛媛県拠点の田中地方参事官から「総合化事業計画に係る認定証」を手交いたしました。

    認定された総合化事業計画は、自社生産したブドウを新たに建造したワイナリーで醸造し、多方面に直接販売する計画です。また、隣接する宿泊施設「大三島憩の家」と連携したイベントの開催や体験型ワイナリーなどを企画し、新たな顧客の確保を目指しています。

    授与式では同社の伊東代表取締役から「ワイン造りが大三島の地域活性化につながるとともに、若い人が各地から集まり定住できるように今後も取組を続けていきたい。」と抱負が語られました。

    なお、今回の認定により愛媛県における総合化事業計画の認定件数は36件となりました。

    【関連リンク】
    大三島みんなのワイナリー

    若手農業者(水田作営農)との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県西条市
    • 撮影日:令和元年12月4日

    徳永夫妻との意見交換
    徳永夫妻

    自動給水設備が導入されたほ場で徳永さんから説明を受ける田中地方参事官
    自動給水設備設置圃場での説明

    令和元年12月4日、中国四国農政局愛媛県拠点は西条市(周桑地域)の若手農業者である徳永農園代表の徳永大宜(ひろのぶ)・恵(めぐみ)夫妻と意見交換を行いました。

    大宜さんは平成24年に祖父から農業を引き継ぎ新規就農し、現在では自宅周辺の借受農地を含め約35ヘクタールで水稲を中心に麦や大豆、たまねぎを栽培しています。

    はじめに、大宜さん(主に圃場での作業計画を担当)から、国営圃場整備事業を機に農地の集約が進み規模が拡大していること、大型機械を導入して、いかに経営を安定させていくか日々模索していることなどの説明を受け、結婚後に初めて農業に関わったという妻の恵さん(主に経理面での経営管理を担当)からは、農業は想像以上に仕事が多いことや、子育てをしながら日常生活の中で感じていることなどの話がありました。

    その後の意見交換では、同地域内での経営移譲前の若手農業者との互助関係や、新たに始めた農福連携の取組、スマート農業に対する今後への期待など、様々な情報を交えながら幅広な話題が出され、更に自身が管理する大規模圃場に場所を移動して現状の説明を受けるなど、活発な意見交換となりました。

    11月

    大洲市青年農業者協議会による小学生への食育活動

    • 撮影場所:愛媛県大洲市
    • 撮影日:令和元年11月28日

    大洲市青年農業者協議会による食育教室
    大洲市青年農業者協議会による食育教室

    親子で作るカレーの様子
    育てたさつまいもなどを使った親子で作るカレー

    令和元年11月28日、大洲市肱南公民館において大洲小学校PTA及び大洲市農林水産課主催により、小学2年生とその父母の約90名を対象に食育教室が開催されました。

    当教室には大洲市青年農業者協議会も7年前から講師として参加しています。
    同協議会は会員17名で、20~30歳代の若手農業者で構成され、今回はそのうち4名が講師となりました。
    食育教室は2班に分かれて行われ、教室では「籾1粒から何粒のお米ができるでしょうか?」「レンコンはどの部分を食べているでしょうか?」などの〇×形式での問題に児童が答えました。また、調理室では「親子でつくるカレー作り」が行われ、児童が小学校で育てた落花生やさつまいもなどが食材となりました。

    青年農業者協議会としては、「食育などを通じて農業に関心を持ち、将来、農業をやってみたいと思うきっかけになることを期待し、食育活動等に取り組んでいます」と話されました。

    若手農業者との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県西条市
    • 撮影日:令和元年11月20日

    若手農業者のお二人
    左:村田亮介氏 右:首藤元嘉氏

    意見交換を行う様子
    地方参事官との意見交換

    令和元年11月20日、中国四国農政局愛媛県拠点は西条市の農業法人(株)維里を訪問し、代表の首藤元嘉氏(全国農業青年クラブ連絡協議会会長)と「4Hクラブ(農業青年クラブ)」のメンバーである村田亮介氏(今治市在住)の両名と意見交換を行いました。

    首藤氏は就農7年目で、西条市小松町で水稲を中心に大豆などを全て自然栽培で約6ヘクタール栽培しています。また、今年からは麦の栽培にも試験的に取り組んでいるとのことです。

    一方、村田氏も就農7年目で、今治市立花地区の伝統野菜である「鳥生(とりゅう)レンコン」をはじめ、「愛媛果試第28号(紅まどんな)」や「はれひめ」などの柑橘を約3ヘクタール栽培しています。

    首藤氏からは、自然栽培(農薬・化学肥料や動物性有機肥料不使用)における具体的な取り組みや、生産現場を知らない消費者もいる中で、いかに農業に対する理解を深めてもらうかが課題であること、また村田氏からは、レンコンの収穫に際してアシストスーツを活用することで労力軽減に取り組んでいることなどについて説明を受け、その後の意見交換では、地域や耕種の違いによる様々な情報を交えながら幅広な話題が出され、活発な意見交換となりました。

    おもてなし食堂「大農レストラン」で大洲をPR

    • 撮影場所:愛媛県大洲市
    • 撮影日:令和元年11月10日

    大洲をPRした食品デザイン科食物班員が集合
    大洲をPRした食品デザイン科食物班員

    屋外テントで農産物を販売する農高生
    農高生による農産物販売

    令和元年11月10日、愛媛県立大洲農業高校で、「笑顔豊作~未来を照らせ我らが大農~」をテーマに農業祭が開催されました。

    当日は、天候にも恵まれ、9時の販売開始から農高生が実習で作った野菜や花をはじめ、クッキーや味噌などの加工品の販売コーナーには多くの来訪者がありました。

    また、おもてなし食堂「大農レストラン」では、おむすび定食を提供したほか、食堂でのカレー、うどんなども完売となりました。食品デザイン科食物班では、授業の一環として大洲の食材を使って大洲をPRできるようなおむすびを作るという研究にも取り組んでいます。

    その他にも、生徒による豊年踊りや吹奏楽の演奏、卒業生による餅つきなどイベントも多数開催され、多くの来場者で賑わいました。

    4年ぶりに奥内の棚田まつりが開催される

    • 撮影場所:愛媛県松野町
    • 撮影日:令和元年11月9日

    棚田の急坂の一本道を駆け上がる参加者
    棚田の一本道を駆け上がる参加者

    田んぼの畔に灯篭が置かれた幻想的た景色
    灯篭による幻想的な景色

    令和元年11月9日、愛媛県北宇和郡松野町蕨生(わらびょう)地区奥内(おくうち)で棚田まつりが4年ぶりに開催されました。

    奥内は遊鶴羽(ゆずりは)、下組(しもぐみ)、本谷(ほんたに)、榎谷(えのきだに)の4つの集落で形成され、棚田の面積は14ヘクタールで、約300枚の水田が広がっています。また、平成29年2月9日には国の重要文化的景観として選定されています。この美しい景観を守るため地元住民が「奥内の里保存会」を結成し、様々な取組が行われています。

    棚田まつりは、背負子(おいこ)に米袋を背負い棚田の一本道を駆け上る「おいこレース」をはじめ、農産物販売、コンサート、餅まきなどのイベントが開催されました。夕刻からはまつりの参加者により棚田の畦に置かれた灯籠が、幻想的な棚田の景色を演出していました。

    宇和島水産高校第42回水高祭の開催

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和元年11月3日

    宇和島水産高校
    宇和島水産高校


    魚食男子によるぶりの解体ショー

    令和元年11月3日、愛媛県立宇和島水産高校で、「絶やすな伝統つなげ水高魂!」をテーマに第42回水高祭が開催されました。

    水産食品科の生徒が製造したぶり大根などの「缶詰」(今年度原料が全て愛媛県産)は、毎年来場者に人気があり、準備していた524セットが瞬く間に完売となりました。ぶり大根の缶詰は、平成30年、日本の高校で初めて米国へ缶詰輸出を果たした商品でもあります。

    また、令和初回の開催となる水高祭は、愛媛県の養殖魚「愛育フィッシュ」を全国にPRするため、養殖マグロの解体ショーを中心に活動を行っているフイッシュガールに負けじと魚食男子(ぎょしょくだんし)による「ぶりの解体ショー」や、和給食・洋給食、実験体験など新しい催し物も企画され、多数の来場者が訪れました。

    10月

    愛媛県立農業大学校への施策説明

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和元年10月31日

    施策説明をする講師と生徒
    説明の様子

    令和元年10月31日、中国四国農政局愛媛県拠点は、愛媛県立農業大学校において、「食料・農業・農村をめぐる課題と施策」について講義を行いました。

    愛媛県立農業大学校では、農業経営に必要な専門的知識・技術を身につけ、社会情勢の変化に対応できる視野と創造力・適応力を持った人材の育成を行っています。その中で、農業の現状と農林水産省の施策に理解を深めてもらうことを目的に、総合農学科とアグリビジネス科の2年生38名を対象に施策説明を行いました。

    説明後のアンケートでは、「農業の現状をよく知ることができた」、「今後農業をする上で考えるべきことを知ることができた」、「農業の重要性を再認識した」などの感想が寄せられました。

    四国地域野生鳥獣対策ネットワーク総会及び現地研修の開催

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和元年10月17、18日

    総会であいさつをする福田地方参事官
    福田地方参事官のあいさつ

    遠隔監視型捕獲装置の説明をする県職員
    遠隔監視型捕獲装置

    令和元年10月17日松山市道後姫塚のメルパルク松山において、県、市町村及び関係機関の職員など約100人が参加し、四国地域野生鳥獣対策ネットワークの現地検討会が開催されました。

    四国各県における最新の鳥獣害対策の事例報告が行われ、効果的な被害対策を模索しました。開催県の愛媛県からは、2018年度に県が創設した「えひめ地域鳥獣管理専門員」による内子町大瀬地区の取組報告があり、活発な意見交換が行われました。

    18日は現地研修が行われ、松山市上伊台でのモンキードックを活用したニホンザル対策及び愛媛県農林水産研究所内(松山市上難波)で実証されている「遠隔監視型捕獲装置+自動給餌装置」を利用した箱わな管理の省力化について、それぞれの現地で説明と質疑が行われました。

    9月

    大洲市戒川地区樫谷で収穫祭が開催される

    • 撮影場所:愛媛県大洲市
    • 撮影日:令和元年9月29日

    棚田で開催された収穫際の様子
    参加者で賑わう会場

    手作業で稲を刈る参加者
    手作業による稲刈り

    令和元年9月29日、大洲市戒川地区で「樫谷棚田収穫祭」が開催されました。樫谷の住民は美しい棚田を守るため「樫谷棚田保存会」を結成し、年間を通して様々な取組を行っており、その一つとして稲刈りを体験する収穫祭が行われています。

    当日は晴天に恵まれ地区内外の有志をはじめ棚田オーナーのほか、大洲農業高校の生徒やJA愛媛たいきの職員など約100名が参加しました。

    稲穂が黄金色に染まる中、参加者は鎌で手刈りし、刈り取った稲を天日干しにするため「いなき(稲架)」に掛けました。

    また、棚田の各所に住民手作りによる様々な案山子が飾られたほか、俳句大会などのイベントも開催され、参加者からは「来年もまた参加したい」との声が寄せられました。

    奥松瀬川収穫祭で地域内外の交流を深める

    • 撮影場所:愛媛県東温市
    • 撮影日:令和元年9月28日

    地元の農産物や加工品などを販売する様子
    地元の農産物加工品などを販売

    和太鼓を演奏する様子
    和太鼓ライブの様子

    奥松瀬川(おくませかわ)収穫祭が「桜羅(おうら)楽農会」、「奥松瀬川集落協定」、「奥松瀬川創生会議」の主催で9月28日に開催され、地区内外から約350名の方が訪れました。

    収穫祭を中心的に運営した「奥松瀬川創生会議」は、荒廃した古民家の再生事業、耕作放棄地対策事業を柱に、地区内の農家をはじめ住民の参加により平成28年に設立されたものです。創生会議では年間を通じて様々なイベントを開き、交流人口の拡大に取組んでいます。

    収穫祭は、その一環として開催されているもので、今年で9回目になります。当日は、奥松瀬川産のお米(おうら米)で作られたおにぎりと、しし鍋が参加者に振る舞われました。また、地元の農産物や特産品の販売のほかに、農村文化伝承活動として獅子舞や和太鼓ライブなどの披露が行われ、地区内外から訪れた大勢の方々との交流会でにぎわいました。

    自主施工により復旧したモノレールの安全点検

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和元年9月20日

    委託事業者による安全点検の様子
    安全点検の様子

    委託事業者からモノレールの安全点検の説明を受けるかんきつ農家
    委託業者から安全点検の説明を受けるかんきつ農家

    平成30年7月豪雨で被害を受け、自主施工により復旧したモノレールについて、愛媛県の単独事業(柑橘農業復興推進事業)を活用した安全点検が行われました。

    この取組は、JAえひめ南が事業実施主体となり、委託を受けた業者が9月20日から宇和島市吉田地域の29箇所について9月末までに終える予定となっています。安全点検の費用については、愛媛県、宇和島市、JAえひめ南が3分の1ずつ負担しています。

    今回、安全点検を行ったかんきつ農家の方は、「不安があったので、収穫前に専門家の目で点検してもらって安心した」と話されていました。

    内子町泉谷(いずみだに)地区の棚田で稲刈り始まる

    • 撮影場所:愛媛県内子町
    • 撮影日:令和元年9月13日


    稲刈りの時期を迎えた泉谷地区の棚田の風景棚田の様子

    バインダーで稲刈りを行った後乾燥のためにいなきに掛ける作業中
    刈り取り後いなきで乾燥

    内子町泉谷地区の棚田では、現在、見事に積まれた石積みの棚田から稲穂が頭を垂れ収穫期を迎えた風景が広がりはじめ、作付けの早い水田では、9月9日から稲刈りが始まり、9月15日には収穫祭が開催され、大勢の方が参加されました。

    泉谷地区の棚田は標高約470メートルにあり、北西に向かって開けた約4ヘクタールの急斜面に95枚の水田が広がっています。その美しい景観は、平成11年に「日本棚田百選」にも選ばれています。

    先人の大変な努力で造られた棚田の美しい景観を守るため地区住民によって「泉谷地区棚田を守る会」が設立され、地区内外をはじめ松山市などから農作業を体験する棚田オーナー制度を開始するなどの活動を行っています。平成29年7月には泉谷の宿「花穂」もオープンし、棚田の絶景の中で過ごす癒やしの旅も体験出来ます。また、今年8月には「泉谷地区棚田を守る会」で20年間に渡る棚田保全の活動に尽力した功績が認められ、上岡夫妻は棚田学会賞を受賞されました。

    盆栽事業者と輸出について意見交換

    • 撮影場所:愛媛県四国中央市
    • 撮影日:令和元年9月6日

    意見交換の様子
    意見交換の様子

    高棚におかれた盆栽の説明を受ける職員
    高棚に置かれている盆栽

    令和元年9月6日 農林水産省は農林水産物の輸出を拡大する取組を推進するため、四国中央市で盆栽等を国内外に販売している「合同会社 赤石の泉」と輸出促進に向けた意見交換を行いました。

    合同会社 赤石の泉は、平成26年に設立され赤石五葉松の育成・販売・輸出に取り組んでおり、28年度には6次産業化総合化事業計画に認定されています。

    当日は同社から、盆栽の栽培状況や輸出に向けた取組、栽培農家の高齢化など産地の課題について説明がありました。また、同社が主体となり令和元年8月に愛媛県の支援をうけ任意団体「赤石五葉松輸出振興組合」を設立し、今後、グローバル産地形成に向けて取り組む旨説明がありました。

    意見交換では後継者を確保するための取組や輸出時における植物検疫の簡素化等について話し合いが行われました。

    養殖事業者と輸出について意見交換

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和元年9月6日

    活魚運搬船で意見交換をする様子
    活魚運搬船での意見交換

    活魚運搬者へ養殖魚を積み込む様子
    活魚運搬車への積み込み

    令和元年9月6日 農林水産省は農林水産物の輸出を拡大する取組を推進するため、宇和島市に本社がある「イヨスイ株式会社」と輸出促進に向けた意見交換等を行いました。

    イヨスイ株式会社は、魚介類、種苗、飼料の輸出入及び販売、冷凍冷蔵、水産加工など幅広く事業を展開しており、東アジアにおける日本産活魚の需要の高まりに応じ活魚運搬船を利用した輸出も行っています。

    当日は同社から活魚運搬船や活魚運搬車を利用した輸出の取組について説明があったほか、海外輸出に対応したHACCP認証を受けている加工場の見学を行いました。

    その後、本社において今後の輸出促進に向けた取組や輸出の申請手続きのほか、輸出先の国・地域における食品認証の取得等について意見交換を行いました。

    8月

    青果物の輸出拡大に向けた産地との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県八幡浜市
    • 撮影日:令和元年8月1日

    意見交換の様子
    意見交換の様子

    担当者による施設栽培園地での聞き取り
    施設栽培園地での調査

    令和元年8月1日 農林水産省は青果物の輸出を拡大する取組を推進するため、愛媛県南予地方局八幡浜支局において、愛媛県農林水産部、南予地方局及び西宇和農業協同組合営農指導部と意見交換を行いました。

    意見交換では農林水産省生産局園芸作物課の担当者から農林水産物・食品の輸出額1兆円達成に向けて、収穫が本格化するこれからの時期における輸出の拡大が重要であることを説明し、柑橘類を主とした輸出の状況や輸出拡大に関する農林水産省の取組等について情報提供を行いました。

    参加者からは、昨年、愛媛県の柑橘類輸出量が過去最多となったことやさらなる輸出拡大に向けた取組状況のほか、インドネシア等の新たな輸出先の開拓について意見や要望がありました。その後、伊方町で台湾へ柑橘(甘平)を輸出している施設栽培の園地において現地調査を行いました。

    7月

    グローバルGAP経営研究会を開催

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和元年7月12日

    担当者によるGAP認証取得支援システムの説明の様子
    担当者による
    認証取得支援システムの説明

    説明を聞く参加者の様子
    説明を聞く参加者

    令和元年7月12日、八幡浜市の農業法人ミヤモトオレンジガーデンは松山市内において、スマート農業を活用したグローバルGAP経営研究会を開催し35名が参加しました。

    この研究会は、GAP推進に向けた情報交換および課題や改善策を共有し、農業経営強化・農業教育改善を図ることを目的としており、同法人が開発したGAP認証取得支援システムの利用者、GAP普及推進機構及び行政等の関係機関が参加しています。

    同法人社長は、GAP推進に向け、「ICTの活用で愛媛県から世界水準の農業を作り、拡げていくため一緒に取り組みたい」と、GAP認証取得支援システムの紹介、改善方向等について説明を行い、利用者等との情報交換が行われました。

    ミヤモトオレンジガーデンホームページ

    GFP輸出診断を実施

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和元年7月9日

    意見交換の様子
    意見交換の様子

    加工施設内を説明するヨンキュウ担当者
    加工施設内を説明

    令和元年7月9日 中国四国農政局は、農林水産物の輸出促進の取組として宇和島市にある「株式会社ヨンキュウ」でGFP輸出診断を実施しました。

    GFPは農林水産省が推進する農林水産物・食品の輸出プロジェクトで、GFPに登録された方に対して農林水産省をはじめとする関係機関が訪問し、輸出に向けての相談などのサポートを行います。

    株式会社ヨンキュウは、宇和海で養殖されたブリ、マダイ、カンパチなどの鮮魚・加工品の販売、餌料・飼料の生産・販売を愛媛県内はもとより全国で展開しています。同社はHACCP認証を取得しており、新たな販路拡大として輸出に取組みます。

    当日は四国経済産業局やジェトロも参加し、輸出に向けての手続きや輸出商社とのマッチング、輸出先の規制などについて意見交換を行いました。

    100年以上続くかんきつ農家との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県四国中央市
    • 撮影日:令和元年7月8日

    樹園地で説明を受ける様子
    樹園地での説明

    代表と意見交換する職員
    代表との意見交換

    令和元年7月8日、中国四国農政局は四国中央市の寺尾果樹園を訪問し、代表の寺尾悟志氏と意見交換を行いました。

    同園は100年以上続いているかんきつ農家で、6ヘクタールの園地で温州みかんを始めとして、多くの品種を栽培しています。5代目の寺尾悟志氏ご夫婦は主に温州みかんを、息子さんが不知火、ポンカン等を栽培し、販売は産直市やその他にも個人向けで行っています。また、娘さんも、いよかん、はるみなどを栽培するとともに、自らが生産したかんきつを用いたスムージーやマーマレードなどの加工品の製造・販売を行うなど家族全員で営んでいます。

    はじめに、寺尾悟志氏から、急傾斜地における栽培・管理の課題や顧客ニーズへの対応など創意工夫していることについて説明があり、その後の意見交換では、同園で生産したかんきつを使用したジュースなどの加工品の取組や、樹園地での鳥獣被害対策などの話が出され、活発な意見交換となりました。

    6月

    愛媛大学地域創生イノベータ育成プログラム受講者への施策説明

    • 撮影場所:愛媛県西条市
    • 撮影日:令和元年6月22日

    施策を説明する職員と聞き入る受講生
    講演の様子

    令和元年6月22日、中国四国農政局愛媛県拠点は、愛媛大学地域協働センター西条において、愛媛大学地域創生イノベーター育成プログラムにおけるカリキュラムの一環として、受講生に対して日本農業の現状や農林水産省施策等の説明を行いました。

    この育成プログラムは、「地方創生」に貢献できる人材に必要な知識・素養や技術を習得させ、「地域創生イノベーター」として地域活性化に貢献できる人材の育成を目的として行われているものです。

    説明後のアンケートでは、事例を交えた講演であり、大変わかりやすく関心を持って聞くことができたなどの感想が寄せられました。

    共に食する「弁当の日」

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和元年6月19日

    職員が集まっての共食の様子
    職員が集まっての共食の様子

    持ち寄ったお弁当(一部)
    持ち寄ったお弁当(一部)

    中国四国農政局愛媛県拠点では、食育月間(6月)の取組として、6月19日の「弁当の日」に庁舎内会議室において、職員が集まり一緒に食事する「共食(きょうしょく)」を実施しました。

    参加した職員は14名で、愛妻弁当や自作の弁当、購入した弁当を各自で持ち寄り、色鮮やかな弁当を楽しみながら食事をしました。食事をしながら弁当の作り手やおかずについて話が弾むなど和やかな雰囲気の中での共食となりました。

    大洲農業高校生がそば打ちで地域おこし

    • 撮影場所:愛媛県大洲市
    • 撮影日:令和元年6月16日

    高校生が手打ちそばをこねる様子を見学するお客様
    手打ちそばの実演

    食事をするお客さんと交流する様子
    会場の様子と住民手作りの看板

    令和元年6月16日、大洲市肱川町名荷谷(みょうがだに)正山(しょうざん)自治センターにおいて、「正山風の会」の主催で大洲農業高校生による手打ちそばの実演と販売が行われました。

    正山風の会は平成元年に正山地区の全住民により発足した地域おこしグループで、大洲農業高校とはそばの栽培・収穫及びそば打ち講習会などの農業体験交流が行われており、この交流を通じて農業後継者の育成と正山地区の地域活性化に取り組んでいます。

    手打ちそばの販売は、「手打ちそば・しょうざん亭」として1日限りで開店し販売されました。手打ちそばの実演は、大洲農業高校の生徒で結成する「蕎麦’S(そばーず)」が行い、本格的な手打ちそばが提供されました。

    当日は地域住民をはじめ多くの方が来場し、準備していた100食分のそばが昼過ぎには完売となり、急遽、そば打ちを追加するなど予想以上の来場者でした。

    なお、蕎麦’Sは「伊予の小京都、大洲の食文化守り隊」として、正山地区以外の方々とも地域交流に取り組んでいます。

    令和うわじまマルシェが開催される

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和元年6月16日

    主会場の道後温泉別館飛鳥乃湯泉前の様子
    主会場の道後温泉別館飛鳥乃湯泉前

    復興・復旧を掲載したパネルを見る来場者
    復興・復旧を掲載したパネル

    令和元年6月15日から16日、松山市の道後温泉商店街で平成30年7月豪雨災害からの復興を応援するため「令和うわじまマルシェ」が開催されました。

    この取組は宇和島市が伊予銀行、道後温泉旅館協同組合、道後商店街振興組合と連携し開催されたもので、主会場の道後温泉別館飛鳥乃湯泉の中庭では、宇和島市の特産品である柑橘のジュースや菓子類及び真珠等が販売されました。また、主会場周辺でもキッチンカーによる出店やみかんジュース等が販売されました。

    主会場では豪雨被害の状況や復旧・復興の歩みを示したパネルが展示されるとともに、災害可視化サイト「いまできること平成30年7月豪雨」宇和島市特設ページ開設のチラシが配付されるなど、復興が着実に進んでいることが発信されました。

    愛媛大学が宇和島市に柑橘の現地研究拠点を開設

    • 撮影場所:愛媛県宇和島市
    • 撮影日:令和元年6月3日

    開所式での会見の様子
    開所式での会見の様子

    南予サテライトで研究内容を説明するセンター長
    南予サテライトで研究内容を説明するセンター長

    令和元年6月3日、宇和島市吉田町の愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所において、愛媛大学大学院農学研究科附属「柑橘産業イノベーションセンター南予サテライト」の開所式が行われました。

    愛媛大学では昨年12月に平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けた柑橘産業の復興と発展を支援するため、松山市にある農学部樽味キャンパスに「柑橘産業イノベーションセンター」を設置しています。今回、豪雨災害からの復興に取組む宇和島市の要望により、現地研究拠点として同所内に「南予サテライト」を開設しました。

    被災地により近い研究拠点の開設で、防災・減災に関する研究や災害に強い樹園地基盤整備など、農業者の意見を反映した課題解決に取組み、復興支援に繋がることが期待されています。

    大洲市戒川地区樫谷で田植祭りが開催される

    • 撮影場所:愛媛県大洲市
    • 撮影日:令和元年6月1日

    参加者による田植えの様子
    参加者による田植えの様子

    歩行型田植機を子供が操作している様子
    歩行型田植機の体験講習

    令和元年6月1日、大洲市戒川(かいかわ)地区樫谷(かしだに)の棚田で「田植祭」が開催されました。樫谷は標高約500メートルにあり、すり鉢状で奥行きのある景観から「天空の隠れ里」と呼ばれています。樫谷の棚田は約3ヘクタールで250枚ほどの水田があります。

    この美しい景観を守るため地元住民が「樫谷棚田保存会」を結成し様々な取組が行われています。平成28年からは棚田オーナー制度を始めたほか、農作業への参加や支援等を行うトラスト制度など、地区内外の有志をはじめ大洲農業高校の生徒やJA愛媛たいきの職員とともに、年間をとおして棚田の保全活動を続けています。

    今年の田植祭は、棚田オーナーやトラスト会員など約90名が参加し田植えが行われました。

    5月

    ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会の開催

    • 撮影場所:愛媛県八幡浜市
    • 撮影日:令和元年5月17日

    出品作品展示会場の様子
    出品作品展示会場の様子

    愛媛県のマーマレード
    愛媛産のマーマレード

    令和元年5月12日から19日にかけて、八幡浜市の道の駅・みなとオアシス「八幡浜みなっと」をメイン会場として「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」が開催されました。このイベントは英国ダルメインで2006年から開催されている国際的なマーマレード品評会に準じた大会を日本で初めて誘致したもので、2020年、2021年にも八幡浜市で開催される予定です。

    今年の3月からマーマレードの出品を募集し、日本国内はもとより海外の5カ国・地域から1614点の出品がありました。審査は英国の審査員に加え国内の各界で活躍されている料理人等が審査し、製造事業者が対象の「プロの部」と、誰でも出品できる「アマチュアの部」で審査され、5月18日、19日には各部の表彰式が行われました。

    イベント期間中はメイン会場や市内商店街で、マーマレードの作り方の講習会や試食・販売のほか、マーマレードの歴史を展示したパネル展など、さまざまな催しが開催され、市内外から多数の来場者が訪れました。

    なお、農林水産省は内閣府、外務省、愛媛県とともにダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会を後援しています。

    ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会HP

    お問合せ先

    愛媛県拠点
    〒790-8519
    愛媛県松山市宮田町188 松山地方合同庁舎
    代表:089-932-1177