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中国四国農政局

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    フォトレポート(愛媛県)令和4年度


    愛媛県拠点が携わった農林水産施策(会議、イベント等)や農山漁村の風景などを紹介しています。

    令和4年度 6月5月4月

    6月

    棚田地域振興コンシェルジュが「千町の棚田」で意見交換

    • 撮影場所:愛媛県西条市
    • 撮影日:令和4年6月2日

    山間に広がる千町の棚田
    山間に広がる千町の棚田

    関係者との意見交換の様子
    関係者との意見交換の様子

    棚田地域振興コンシェルジュである愛媛県拠点地方参事官が西条市千町(せんじょう)を訪問し、「千町の棚田」を核とした地域の振興について、同地区で活動する団体「千町2500」のほか関係者と意見交換を行いました。

    同棚田は、県内でも屈指の棚田風景が広がる場所として知られており、農林水産省が優良な棚田を認定する「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」でも、全国の271棚田の一つとして選定されています。

    当日は、棚田地域における地域振興を国が総合的に支援していることについて情報提供を行った後、同団体からは地域の現状や活動を行う上で感じていることなど、幅広く意見が出され、活発な意見交換となりました。


    【関連リンク】
    地方創生ホームページ(棚田地域振興コンシェルジュ)(外部リンク)

    5月

    スマート養蚕で世界へ

    • 撮影場所:愛媛県今治市
    • 撮影日:令和4年5月30日

    スマート養蚕による蚕の飼育の様子
    スマート養蚕による蚕の飼育
    (拡大図:桑の葉パウダーの入ったペースト状の餌と蚕)

    生産された蚕の繭
    生産された繭

    愛媛県今治市に、繭の生産からシルク原料の抽出、加工までを行える、せとうちシルクファクトリーの工場が開所しました。

    繭の生産からタンパク質の成分である、フィブロインの抽出、生成を行う日本でも先進事例となる一気通貫工場です。工場では、2万頭余りの蚕を一斉に飼育することが可能で、桑の葉パウダーの入ったペーストの餌を与えるため、桑のない時期でも通年飼育が可能です。

    今後は、国内はもちろんのこと、海外、特に北米をターゲットにしてシルクの原料の輸出、販売を考えています。従来の繊維製品以外に「食」へのシルクの利用や農福連携の取組も進めていくとのことです。

    有機農業の先駆けとなった地域協同組合との意見交換

    • 撮影場所:愛媛県西予市
    • 撮影日:令和4年5月27日

    大津代表による山本局長への説明
    大津代表による山本局長への説明
    意見交換の様子
    意見交換の様子

    地域協同組合法人無茶々園は、愛媛県南西部に位置し、かんきつ栽培における国内有機農業の先駆けとして、有機農業の仲間を拡大し産直の販路拡大に取り組んでいます。農業生産だけでなく、新規就農者の育成・確保、福祉事業への参画、漁業者と連携した環境保全活動、段々畑を活用した観光事業を廃校になった小学校を拠点に地域づくりを展開しています。

    中国四国農政局では、みどりの食料システム戦略を推進する上で、有機栽培が難しいとされる果樹農業において先導的に取り組まれている無茶々園と意見交換を行いました。

    意見交換では、今後の展望として大津代表から「地域自給と事業推進による自立したモデルを構築し、若い家族の定住促進に繋げていきたい」と力を込められていました。

    家庭でジビエを!加工所内に直売所をオープン

    • 撮影場所:愛媛県松野町
    • 撮影日:令和4年5月20日

    加工施設内に直売所を設置した森の息吹
    加工施設内に直売所を設置した森の息吹
    直売所の冷凍庫に並ぶジビエ商品
    直売所に並ぶジビエ商品

    愛媛県松野町で捕獲した鳥獣の肉の有効活用に取り組む「NPO法人森の息吹」が、ジビエ(鹿肉)の直売所をオープンしました。これは、これまでに加工・販売してきた業務用販路以外で、家庭でも気軽にジビエ料理を食べてもらおうと、獣肉処理加工施設内に冷凍庫を設置し、「鹿肉」やレストランの味を楽しめる「鹿ピザ」「鹿のボロネーゼ」など11種類の販売を始めました。

    また、近隣の道の駅「虹の森公園」では食べやすい「ウインナー」「ハム」などのジビエ商品を販売しています。

    森の息吹の森下施設長は、「今後も松野町、猟友会などの地域の連携が大切でニホンジカの安定的な確保のため、猟師の若手育成にも力を注いでいきたい」と話されていました。

    「はだか麦」が収穫最盛期を迎える

    • 撮影場所:愛媛県松前町
    • 撮影日:令和4年5月18日

    はだか麦の収穫作業の様子
    収穫作業の様子
    収穫期を迎えたはだか麦
    収穫期を迎えたはだか麦

    愛媛県内では、5月中旬から「はだか麦」の収穫が最盛期を迎えており、生産者は収穫作業に追われています。

    令和3年産は県下で1,860ヘクタール作付けされ、収穫量も35年連続日本一で、令和4年産も天候に恵まれ4年連続で豊作が見込まれます。

    撮影した松前町は、令和3年産「はだか麦」の作付面積268ヘクタールで、愛媛県の「はだか麦」作付面積の14パーセントを占めています。

    キウイフルーツの花粉ビジネス

    • 撮影場所:愛媛県松野町
    • 撮影日:令和4年5月13日

    キウイフルーツ園地とつぼみの拡大図
    キウイフルーツ園地とつぼみ

    収穫されたつぼみと精製した花粉収穫されたつぼみと精製した花粉

    かんきつで有名な愛媛県はキウイフルーツ収穫量も全国一。西南部に位置する山間の町、松野町でキウイフルーツの花粉を精製するための雄樹の花のつぼみが初めて収穫されました。国内でキウイフルーツの花粉生産から販売まで一括して行うのは、全国初の取組です。輸入に頼っている花粉を国産で賄うことで、キウイフルーツかいよう病の感染リスクを減らすことが狙いです。松野町では花粉の産地化を目指しており、令和7年には県内で利用されている輸入花粉の約3割に当たる約10キロの出荷を目標にしています。

    花粉用キウイフルーツの栽培に取り組む毛利氏は「愛媛県で必要なキウイフルーツの花粉を全量まかなえるようにしたい。ビジネスとしても大きくできれば。」と期待されていました。

    4月

    興居島レモン順調に出荷

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和4年4月27日

    選果機でサイズ別に分けられる様子
    選果機でサイズ別に分けられる様子

    箱詰めされ出荷を待つ興居島レモン
    箱詰めされ出荷を待つ興居島レモン

    JA松山市興居島(ごごしま)レモン部会は、瀬戸内の温暖な気候を活かしたレモン栽培に取り組んでおり、4月上旬から松山市北梅本町にある小野共撰場では、選果作業が行われていました。

    同JAでは、レモンの栽培面積拡大と有利販売に取り組むため、2019年に同部会を立ち上げ、現在では同部会の33人が1.4ヘクタールで栽培を行っています。今年も共同選果により、興居島レモンを広くPRするため、県内外を問わず名古屋を始め、大阪、奈良に向けて、約25トンを出荷します。

    今回お話を伺った同JAの営農指導員によると、「今年産はM、Lサイズが中心で、狙いどおりのサイズに仕上がった。生産量も前年産に比べ倍増した。」とのことで、国産レモンの需要の高まりを受け、今後も生産量を増やしていきたいとしています。

    宇和海沿いのスジアオノリ養殖

    • 撮影場所:愛媛県西予市
    • 撮影日:令和4年4月20日

    大きな水槽でスジアオノリが養殖される様子
    養殖場の様子

    水槽内で育成中のスジアオノリの拡大画像
    水槽で生育中のスジアオノリ

    宇和海に降り注ぐ陽射しを受ける水槽で、順調にスジアオノリが生育しています。

    西予市明浜町の佐藤真珠株式会社では2020年9月からスジアオノリの養殖を始め、同年12月から出荷を開始しました。アコヤガイの大量死によって、真珠養殖産業は打撃を受けており、同社は雇用維持と収入源確保のため、陸上養殖産業の可能性を模索。地球温暖化の影響で収獲量が減少しているスジアオノリの養殖に注目しており今後、養殖スジアオノリの需要が高まることを期待しています。同社の佐藤氏は、「あくまでも真珠産業がメイン。宇和海の真珠産業を守りながら地域の新たな特産品として定着させていきたい。」と話されていました。

    住宅地に所在する観光イチゴ農園

    • 撮影場所:愛媛県松山市
    • 撮影日:令和4年4月7日

    園内に設置されたクイズ形式のパネル
    園内に設置のパネル(答え3)

    収穫を迎えたあまおとめ
    収穫を迎えた「あまおとめ」

    松山市中心部、電車の最寄り駅から徒歩10分程の住宅地の中にビニールハウスで収穫期を迎え真っ赤に色づいたイチゴ「あまおとめ」が来園者を待っています。

    松山市福音寺町の松本頼明氏が所有する観光イチゴ農園は、立地条件から学生や家族連れに加え、近所の幼稚園など団体客も訪れます。来園者はイチゴ狩りだけではなく、園内に設置されたクイズ形式のパネルでイチゴの品種や栄養価などをわかりやすく紹介し、楽しく学びながらイチゴを食べることができます。

    松本氏は将来、近隣住民と協力し都市型農園を拡大し、消費者に農業を理解してもらうことによって、一次産業全体の活性化につなげつつ、近年増加する耕作放棄地の減少に歯止めをかけたいと語られていました。

    お問合せ先

    愛媛県拠点
    〒790-8519
    愛媛県松山市宮田町188 松山地方合同庁舎

    代表:089-932-1177 FAX:089-932-1872