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北海道農政事務所

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「アグリミーティング2025inくしろ」が開催されました

12月12日、令和7年度釧路管内農業青年実績発表大会「アグリミーティング2025㏌くしろ」(主催:釧路総合振興局)が開催され、農業の担い手である6名の青年農業者が、身につけた知識や農業技術などを発表しました。
アグリメッセージ部門では、発表者の1人である乾 希生氏(弟子屈町4Hクラブ(※1))が、海外での酪農経験を踏まえ、「効率化を図ることで牛を観察する時間が生まれ、結果的に病気の早期発見や良い酪農につながる」と発表し、最優秀賞に選ばれました。
プロジェクト発表畜産経営部門では佐藤和則氏(白糠町4Hクラブ)による令和元年から継続している和牛の受精卵移植についての取組が発表され、最優秀賞に選ばれました。また、同部門で、澤口裕斗氏(酪匠HBC(※2))により、粗飼料の改善に向けてスラリーや堆肥を有効活用する取組が発表され、優秀賞に選ばれました。
ミニプロジェクト発表では、山崎大裕氏(JA阿寒青年部4Hクラブ)による昨年から取り組んでいるバイオスティミュラント(※3)を活用したさつまいもの栽培についての発表がありました。
その後、鹿野諒太氏(白糠猟友会白糠支部)から「鹿撃ちについて」と題し勉強会が行われ、実際の狩猟の写真を用いた有害鳥獣駆除についての講演がありました。
会場には農業者や関係者など約70人が出席し、プロジェクト・勉強会について、質疑応答も活発に行われました。
最後に、農業改良普及センター所長から全体講評があり、終了しました。
表彰された乾氏、佐藤氏、澤口氏は、令和8年1月に札幌市で開催される令和7年度北海道青年農業者会議の釧路地区代表として参加予定とのことです。

※1:4Hクラブ(農業青年クラブ)について(農林水産省へリンク)
※2:浜中町・厚岸町の青年農業者で構成される学習グループで、視察研修や勉強会、課題解決活動を通じた資質向上を目的に活動しています。
※3:バイオスティミュラントとは?|日本バイオスティミュラント協議会(外部リンク)


撮影データ

◯撮影年月日:令和7年12月12日(金曜日)
◯撮影場所:標茶町コンベンションホール うぃず(標茶町)



釧路総合振興局 寺田局長
から開会挨拶

乾氏の発表

澤口氏の発表

佐藤氏の発表

山崎氏の発表

鹿撃ちについての勉強会

会場の様子

表彰式の様子

釧路農業改良普及センター 杉江所長から
全体講評


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