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北海道農政事務所

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順調に進む一番牧草の刈り取り

酪農が盛んな北海道東部では、牛の飼料となる一番牧草の収穫が行われています。例年は収穫期に霧や雨が続き酪農家を悩ませますが、今年は収穫期に晴天が続いたことにより生育も進み、酪農家適期を逃さないように収穫作業を行っています。
青々と成長した牧草は、牧草収穫機械で刈り取り、テッターで反転乾燥し、レーキで集草された牧草をフォーレージハーベスターが裁断し並走するダンプに積み込みます。ダンプで運ばれた牧草は、バンカーサイロなどで2~3か月発酵させた後、牧草サイレージとして牛に食べさせます。
その他に、刈り取った牧草をロールベーラーで筒状にし、ラップフィルムで梱包したラップサイレージもあります。
一年の最初に収穫する「一番牧草」は、最も収穫量が多く、栄養価が高いため、牛の食い込みが良いのが特徴です。このため、良質な一番牧草を収穫できるかどうかは、一年間の生乳の量や質を左右するほど重要と言われています。 一番牧草の収穫は7月中旬まで続きます。


撮影データ

◯撮影年月日:令和7年7月9日(水曜日)、7月13日(日曜日)
◯撮影場所:釧路市、弟子屈町、浜中町、中標津町、別海町


01_牧草
刈り取った牧草を
テッターで反転し乾燥
02_牧草
フォーレージハーベスターで
切断しダンプへ
03_牧草
排出された牧草は
並走するダンプに積み込み
04_牧草
息の合った収穫作業
05_牧草
牧草はバンカーサイロで2~3か月発酵
06_牧草
ロールベーラーで筒状に丸める
07_牧草
牧草畑に点在するラップサイレージ
08_牧草
サイレージを食べる牛

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〒085-0017  釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎
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