道東で一番牧草の収穫本格化
釧路・根室管内など酪農が盛んな北海道東部で、牛の飼料となる一番牧草の収穫が本格化しています。生育は平年並みで、霧の発生が多い道東地域では、晴れ間をぬって収穫作業が進められています。
青々と成長した牧草は、牧草収穫機械で刈り取られた後、乾燥を経て列状に集められます。これがフォーレージハーベスターで取り込まれ、細かく裁断されながら、並走するトラックに積み込まれていきます。運び出された牧草は、バンカーサイロ*1やスタックサイロ*2で数カ月ほど乳酸発酵させた後、牧草サイレージとして保存されます。
また、牧草サイレージには、刈り取った牧草を乾燥させた後、ロールベーラーで筒状にしてラップフィルムで包むラップサイレージもあり、各地で見られます。
こうして調製された牧草サイレージは、牛が一年を通して食べる大切な飼料となります。
厳しい冬を越え、春を迎えて最初に収穫される一番牧草は、収穫量が多く栄養価も高いのが特徴で、牛がよく食べるとされています。
飼料の出来は、生乳の量や質に大きく影響するため、一年の酪農経営を左右する重要な要素です。
一番牧草の収穫は、7月中旬ごろまで続く見込みです。
*1 コンクリートなどで囲った場所に牧草を詰め、発酵させる貯蔵施設。
*2 刈り取った牧草を屋外に積み上げ、踏み固めて発酵させる貯蔵施設。
*3 牛の栄養バランスを考えて配合した飼料(TMR)を製造し、酪農家へ供給する施設・組織。
撮影データ
◯撮影年月日:令和8年6月16日(火曜日)~7月8日(水曜日)
◯撮影場所:釧路・根室管内
▶バンカーサイロやスタックサイロ

フォーレージハーベスターで細かく裁断し、ダンプへ積み込む

息の合った並走で進む積み込み作業

スタックサイロに運び込み
重機で踏み固めて空気を抜く

TMRセンター*3のバンカーサイロ

バンカーサイロに運び込まれる牧草

運び込まれる都度、
重機で均し踏み固められる

形を整えながら重機で鎮圧作業
▶ラップサイレージ

ロールベーラーで牧草を
丸く成形する作業

丸く成形された牧草に
ラップフィルムを巻き付ける作業

牧草畑に点在するラップサイレージ

様々なカラーのラップサイレージ
お問合せ先
北海道農政事務所 釧路地域拠点
〒085-0017 釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎
☎:0154-23-4401
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