中標津農業高校で「みどりの食料システム戦略」をテーマに出前授業
釧路地域拠点では、農林水産省が令和3年5月に策定した「みどりの食料システム戦略」について、令和6年10月31日に中標津農業高等学校の生産技術科・食品ビジネス科の2年生28名を対象に「みどりの食料システム戦略の実現に向けて」と題して出前授業を開催しました。
授業では、「みどりの食料システム戦略」動画を視聴した後、拠点職員から概要を説明しました。その後、本戦略の目標を達成するために何をすればいいかを生徒たちに考えてもらうため、「みどりの食料システム戦略」のKPI(※)を用いてグループワークを行いました。グループワークでは、グループで話し合いながら1つの結論を導き出すことを目的とした合意形成(コンセンサス)を行うゲームを行い、最後にグループ毎に取りまとめた意見を発表しました。
発表では、生徒ならではのユニークな発想やアイデアが出されました。
生徒からは、「個人の考えを共有するだけでなく、互いの意見を取り入れることで課題解決に向けての思考力が向上した」、「KPIに優先順位をつけて考えを述べるのは新しい取組であり、また、相手の意見を聞き合える貴重な機会だと感じた」などの感想が出されました。
※Key Performance Indicatorの略であり、重要業績評価指標のこと。
撮影データ
◯撮影年月日:令和6年10月31日(木曜日)◯撮影場所:中標津農業学校(中標津町)

荒木地方参事官から挨拶

「みどりの食料システム戦略」動画を視聴

「みどりの食料システム戦略」の概要を説明

「合意形成(コンセンサス)ゲーム」について解説

グループに分かれ、まずは個人でシンキング

グループで話し合いながら合意形成

意見を発表する生徒
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北海道農政事務所 釧路地域拠点
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