標茶高校で「みどりの食料システム戦略」をテーマに出前授業を行いました
釧路地域拠点では令和7年2月26日に標茶高等学校の1年生48名を対象に「みどりの食料システム戦略の実現に向けて」と題して出前授業を開催しました。
授業では、「みどりの食料システム戦略」の動画を視聴した後、拠点職員から概要を説明しました。その後、本戦略の目標を達成するために何をすれば良いかを生徒たちに考えてもらうため、「みどりの食料システム戦略」のKPI(*)を用いてグループワークを行いました。グループワークでは、グループで話し合いながら1つの結論を導き出すことを目的としたコンセンサス(合意形成)ゲームを行い、最後にグループ毎に取りまとめた意見を発表してもらいました。
発表では、「無人機械の普及により、農作業の負担軽減だけでなく若い人材の農業への参入が期待される」、「化学肥料の低減は河川の水質保全に繋がり、生態系の維持に繋がる」といった生産力の向上と持続性の両立を見据えた意見が出されました。
また、生徒からは、「この授業を通して今抱えている問題について向き合い、考えることができた」、「国を支える一次産業が衰退すれば、日本もどんどんと衰退していくことになる。そうならないように、自分も一次産業にかかわり、支えていく立場になりたい」などの感想が出されました。
*Key Performance Indicatorの略であり、重要業績評価指標のこと。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年2月26日(水曜日)◯撮影場所:標茶高等学校(標茶町)

今野総括農政推進官から挨拶

「みどりの食料システム戦略」動画を視聴

「みどりの食料システム戦略」の概要説明

「コンセンサスゲーム」についての説明

個人でシンキング

真剣に考える生徒

グループで話し合いながら合意形成

意見を発表する生徒
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北海道農政事務所 釧路地域拠点
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