GFP北海道「輸出セミナー&商談会・産地視察ツアー」を道内3会場(札幌・旭川・釧路)で開催しました。
北海道農政事務所は、令和7年8月から10月にかけて、GFP北海道「輸出セミナー&商談会・産地視察ツアー」を各2日間、札幌・旭川・釧路の3会場にて開催しました。
初日の「輸出セミナー」では、「東南アジア向け輸出に関する成功のポイント」と題して、独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)から講師を招き、日本からの輸出概況やシンガポールをはじめとした東南アジア諸国の食文化や商流、日本食の普及の状況について解説いただきました。
続いて「商談会」では、参加事業者がシンガポール、マレーシア、タイのバイヤー及び国内商社に対し、試飲・試食を通して自社商品の魅力をアピールしました。海外バイヤーからは「現地では日本食は非常に人気。魅力的な商品を知ることができた。」、参加事業者からは「今後の海外展開に向けて、バイヤーの意見を参考にしたい。」などの声が寄せられました。
2日目は、商談会に参加したバイヤーを対象に、生産者のほ場や事業者の工場を視察する「産地視察ツアー」を開催しました。生産・製造工程や衛生管理など商談会では語り尽くせなかった「生産現場」を直接、バイヤーの目で見て確認していただきました。視察したバイヤーからは「現地を視察したことで、商品理解が深まった。」、「今後の取引に向けた具体的な検討が可能になった。」などの声がありました。
「GFP北海道」は、今後も輸出初心者から経験者まで、北海道内の農林水産事業者・食品産業事業者の輸出の取組をきめ細かくサポートし、オール北海道での輸出拡大を目指してまいります。
〇「GFP」の概要
Global Farmers / Fishermen / Foresters / Food Manufacturers Project の略称であり、農林水産省が推進する日本の農林水産物・食品の輸出プロジェクトです。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/gfptop.html
〇「GFP北海道」の概要
「GFP北海道」は、北海道に密着した支援を行うため、全国初の地方版GFPとして令和4年に発足し、今年で4年目の取組となります。
撮影データ
◯撮影年月日:令和7年8月27日(水曜日)、8月28日(木曜日)令和7年9月9日(火曜日)、9月10日(水曜日)
令和7年9月30日(火曜日)、10月1日(水曜日)
◯撮影場所:札幌市、旭川市、釧路市

札幌会場「輸出セミナー」の様子

「有機干しいも」の説明を聞くバイヤー

「ワイン用ブドウ」のほ場を視察

旭川会場「輸出セミナー」の様子

「日本酒」の説明を聞くバイヤー

明治創業の酒蔵を視察

釧路会場「輸出セミナー」の様子

「手造り」にこだわった水産加工品の説明を聞くバイヤー

「いくら醬油漬け」製造工程を視察
お問合せ先
生産経営産業部事業支援課
代表:011-330-8810




