成田西陵高校の活動
2027年国際園芸博覧会開催まで300日!「未来咲きガーデン」プロジェクトに挑む成田西陵高校を取材しに行きました。
訪問日:2026年5月27日 場所:成田市

1.取材にご対応いただいた成田西陵高校の生徒。手にしているのは、茜色に染めた織物です。
2.取材の様子
2027年3月19日~9月26日に神奈川県横浜市で2027年国際園芸博覧会(以下「博覧会」という。)が開催されます。農林水産省は、次世代の花き園芸、造園、農業の担い手となりうる高校生を対象に、「花とみどりで創る景色」をテーマとしたガーデン制作と課題研究活動のプログラムを企画し、本プログラムでは、企画制作する高校生グループとして、当県からは千葉県立成田西陵高校が選ばれました。博覧会開催まで1年を切ったことを受けて、高校生の活動状況について取材しました。
--まずは、現在の進捗状況について教えてください。
今回のガーデン制作では、日本茜と竹という日本の文化に根付いた二つの植物資源を最大限に活用した制作にしたいと考えています。竹細工は試作完成済みですが、日本茜は染色工程を試行中で、下染め回数を増やして色を改善しようと考えています。
--日本茜、竹に着目した理由を教えてください。
本校では、里地里山の耕作放棄地の改善に取り組んでおり、その一環として、日本茜を植栽しています。日本茜はアカネ科に属する、つる性多年生植物であり、年月が経つごとに根が赤くなり、煮出すと赤い色がにじみ出すことから「赤根」とも言われています。今回のガーデン制作で日本茜を活用することで、赤本来の色を出すことが出来る伝統的な日本茜染めをより多くの人に知ってもらい、ひいては、耕作放棄地の改善につながればよいと考えています。また、竹、特に門松は日本文化の象徴であると考えています。
--博覧会の来場者へ思いを聞かせてください。
竹の美しさや伝統的な日本文化の魅力を国内だけでなく、海外の方にも伝えたいと考えています。
--今後の意気込みを教えてください。
竹をアーチ状に組んだ作品を作りたいと思います。竹のアーチを完璧に仕上げ、その美しさで来場者を驚かせたいです!そして、門松や日本茜という日本の伝統文化を多くの人に知ってもらいたいです。
日本茜と竹という伝統的な素材を生かしながら、地域課題の解決につながる取組に挑戦している生徒たち。博覧会では、彼らが紡ぐ「花とみどりで創る景色」が多くの来場者の心に残ることが期待されます。
千葉県拠点では、今後も成田西陵高校の活動を応援しています。
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