フォトレポートギャラリー
| 7月15日 | 丹波山村地域おこし協力隊との意見交換(山梨県北都留郡丹波山村役場) |
| 6月20日 | 関東農政局長現地視察及び意見交換(山梨県北杜市) |
| 3月17日 | 日本政策金融公庫甲府支店との意見交換(関東農政局山梨県拠点会議室) |
| 3月6日 | 山梨県内女性農業者の交流会(甲府合同庁舎会議室) |
| 2月26日 | 「みどりの食料システム戦略」についての出前授業(山梨県立農林大学校) |
| 1月29日 | 関東農政局長現地視察及び意見交換(山梨県中央市、北杜市) |
丹波山村地域おこし協力隊との意見交換 日時:2025年7月15日 場所:山梨県北都留郡丹波山村役場
山梨県拠点では、農業を通じて地域振興に取り組む丹波山村地域おこし協力隊の柴田悦子さんと意見交換を行いました。
柴田さんは、高校で畜産や園芸を学び、自然豊かな地域に住み、野菜や花などを栽培する農業をやりたいという思いがありました。そんな時、テレビ番組で丹波山村の地域おこし協力隊の活動の様子を見て興味を持ち、当村で農業を中心に活動をしてみたいと思い応募しました。
採用後、村長から、役場裏の小さな畑をまかされ、丹波山村のキャラクター「タバスキー」を花でかたどった花畑を作り、村民や村への来訪者など大勢の癒しになっています。(季節に応じてパンジーやマリーゴールドなど花を植え替えています)
現在、隊員1年目で、草刈りなどをして耕作放棄地を畑に整備し、野菜(サツマイモやきゅうりなど)を栽培しています。今後は自分で生産した農産物を道の駅に出荷できればと考えています。
柴田さんは、「斜面の花畑での毎日の作業は大変で、機械が使えないため苦労が多いですが、その作業を見た人達からやさしい声をかけていただいたり、SNSで取り上げられ、大変嬉しくやりがいを感じています。また、村のお祭りに誘っていただいたり、村民の皆様が親切に優しく接してくれるため、毎日楽しく過ごしています。今後は、切花など花き栽培を中心に農業を勉強し、道の駅などで自分で生産した物を販売できるようにしたいです。」と話していました。協力隊を卒業後も農業者として丹波山村の農業振興に貢献していただければと思います。
関東農政局長現地視察及び意見交換 日時:2025年6月20日 場所:山梨県北杜市
関東農政局長は、有機野菜の生産、加工、販売等に取り組んでいる「株式会社ファーマン(北杜市)」を訪問し、意見交換を行いました。

代表取締役の井上氏は、平成13年に北杜市で就農して以来、有機農業による野菜栽培を行っています。規模拡大を行いながら、平成22年には有機JAS認証を取得。平成29年には現在の「株式会社ファーマン」を設立しました。
株式会社ファーマンでは、野菜栽培のほか、「食育」をテーマとした農業体験や農福連携、農業と観光を組み合わせた「農観ツーリズム」、再生可能エネルギー対策としてソーラーパネルを設置した「自給型エネルギー事業」を行うほか、各種メディアにも取り上げられるなど多種多様な活動を展開しています。
今後も「中山間地域でしか出来ない取り組み」を探りながら更なる可能性を追求したいとしています。
日本政策金融公庫甲府支店との意見交換会 日時:2025年3月17日 場所:関東農政局山梨県拠点会議室
山梨県拠点では、日本政策金融公庫甲府支店と定期的に意見交換会を実施しています。

令和6年度第2回意見交換会では、みどりの食料システム戦略に係る認定、担い手の確保、地域計画の策定等について意見交換を行いました。今後も農業経営のサポートに向けた連携に資するため、定期的に意見交換会を実施していきます。
山梨県内女性農業者の交流会 日時:2025年3月6日 場所:甲府合同庁舎会議室
山梨県拠点では、「山梨県内女性農業者の交流会」を開催しました。

交流会は、拠点ホームページ内の「山梨県内で活躍する女性農業者」で紹介する女性農業者を対象に、「環境にやさしい農業を始めませんか?」をテーマとして開催しました。
交流会では、農林水産省の環境負荷低減の取組についての説明および、「みえるらべる」の概要を説明した動画の視聴と簡易算定シートを記入する実践演習が行われました。実践演習では、各自の農作業のデータを記入して、温室効果ガス削減への貢献の度合いを示す星がいくつもらえるか算定しました。その後はディスカッションを行い、参加者が日頃感じている環境負荷低減の取組に関する意見・要望を中心に情報交換等を行い、地域や所属グループを超えた女性農業者間の交流が深まりました。
「みどりの食料システム戦略」についての出前授業 日時:2025年2月26日 場所:山梨県立農林大学校
山梨県拠点では、山梨県立農林大学校において「みどりの食料システム戦略」についての出前授業を行いました。次世代の山梨県農業を担う養成科1年生26名に対し、将来にわたり環境負荷低減を図りながら食料・農業の生産力向上と持続性の両立を目指す必要性を説明しました。また、「農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」」についての講義及び「見える化簡易算定シート」演習もあわせて行いました。
今回の「みどり戦略」及び「見える化」の説明が今後の研究活動の一助となるとともに、行動変容のきっかけとなることを期待しています。

関東農政局長現地視察及び意見交換 日時:2025年1月29日 場所:山梨県中央市、北杜市
関東農政局長は、印刷会社から農業参入し、スマート農業及び農業支援サービス事業に取り組む「農業法人たとみ農園株式会社(中央市)」とスマート農業に取り組む「株式会社GRAPE BASE(北杜市)」を訪問し、意見交換を行いました。
たとみ農園は、2011年に法人化し、環境に配慮した農業に取り組んでいます。ドローンによる水稲への農薬散布と施肥を行っており、2024年から新たに農業サポート事業を立ち上げ、AIを活用したドローンによる、農薬散布のサービスを開始しました。農業就農者が高齢化する中でスマート農業技術を活用した農業支援サービスにより地域の農業の継続と耕作放棄地の解消に取り組みたいとしています。
GRAPE BASEは、若手中心で異業種からのチャレンジとして、ゼロからぶどう農園を立ち上げ、ビニールハウス内で根域制限栽培を行い、自動潅水システムや各種環境制御装置、農薬自動散布機等のスマート技術を活用したきめ細かな管理で高品質なぶどうを生産しています。スマート技術の活用により得られた情報等はデータ化し、各種マニュアルを作成するなど効率化にも取り組んでいます。また、働きやすい農業の実現を目指して、様々な環境整備も行っており、新規就農者の確保につなげています。今後は、農産物の加工や観光農園など地域資源活用価値創出にも取り組みたいとしています。
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