令和5年度フードバンク活動促進のための交流会を開催しました
趣旨・目的
食品メーカーやスーパー、農業者、ご家庭などで、食べられるものの未利用となった食品の有効活用の方法として、フードバンク活動があります。その活動は日本古来からある「もったいない」、「おたがいさま」の精神を礎に活動を展開しており、様々な事情で食品を必要とする人にとってのライフラインともいうべき存在となっています。しかしながら、その活動は、ボランティアによるところが大きく、かつ、知名度は高いとはいえない場合も多いため、食品関連事業者等は余剰食品を寄附したいと思ってもフードバンクを探すことに苦慮しています。
このような中、フードバンク活動とつながりのある関係者の活動内容を知り、顔の見える出会いの場を設けることにより、少しでも多くの“つながり”が増えることを目的とし、フードバンク活動団体、食品関連事業者、消費者、地方公共団体の各関係者が一堂に会する交流会を開催しました。
日時・会場
日時:令和6年2月28日(水曜日)13:30~16:00
会場:さいたま新都心合同庁舎 検査棟 共用会議室2(埼玉県さいたま市中央区新都心2-1)
出席者数
会場及びWebによる形式で、79名の方にご参加いただきました。
概要
園田経営・事業支援部長挨拶の後、各地域で行われているフードバンク活動や同活動に関する取組事例等について、ご説明いただきました。
(1)フードバンクへ食品を提供する立場の食品関連事業者であるカルビー株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 社会貢献委員会 兼 お客様相談室 主任 八幡 明子 氏
(2)フードバンク活動団体である特定非営利活動法人フードバンクあしかが 理事長 髙沢 友佳里 氏、同じくフードバンク活動団体である特定非営利活動法人フードバンクふなばし 理事長 笹田 明k子 氏
(3)フードバンク活動団体等から食品の提供を受ける立場の子ども食堂の連携を目的として設立された一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク代表理事 東海林 尚文 氏
(4)行政の立場からのフードバンク活動に係る情報提供として静岡県経済産業部就業支援局労働雇用政策課 主任 吉田 育未 氏
また、当省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課 課長補佐 淺浦 真二からフードバンク活動に対する支援情報や最新の中央情勢の情報提供を行いました。
(5)各取組事例等を説明いただいた後に、会場参加者、Web参加者を交えた質疑応答や会場参加者による交流会を行い、連携の必要性、重要性等を再認識し課題の共有等を図る事ができました。
添付資料
本交流会での配布資料となります。次第 資料:(PDF:89KB)
食品関連事業者
(1)八幡 明子 氏(カルビー株式会社コーポレートコミュニケーション本部 社会貢献委員会 兼 お客様相談室 主任)資料:(PDF:1763KB)
フードバンク活動団体
(2)髙沢 友佳里 氏(特定非営利活動法人フードバンクあしかが 理事長)資料:(PDF:8004KB)(3)笹田 明子 氏(特定非営利活動法人フードバンクふなばし 理事長)資料:(PDF:3443KB)
子ども食堂等
(4)東海林 尚文 氏 (一般社団法人埼玉県子ども食堂ネットワーク )資料:(PDF:3191KB)
行政
(5)吉田 育未 氏(静岡県経済産業部就業支援局労働雇用政策課)資料:(PDF:2889KB)
農林水産省からのフードバンク活動支援に関する情報提供
淺浦 真二 (農林水産省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課 課長補佐)資料:(PDF:11502KB)古木 健太 (農林水産省大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課 調査員)
参考
・「令和5年度フードバンク活動促進のための交流会」チラシ(PDF:897KB)・ 本件問合せ用メールアドレス kanto_recycle@maff.go.jp
お問合せ先
経営・事業支援部食品企業課
担当者:フードバンク業務担当
ダイヤルイン:048-740-0459