世界農業遺産・日本農業遺産
世界農業遺産・日本農業遺産とは
世界農業遺産及び日本農業遺産は、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ(※1)及びシースケープ(※2)、農業生物多様性(※3)などが相互に関連して一体となった、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システムを認定する制度です。
世界農業遺産は国際連合食糧農業機関(FAO)により、日本農業遺産は農林水産大臣により認定されます。
1. ランドスケープ:土地の上に農林水産業の営みを展開し、それが呈する一つの地域的まとまり
2. シースケープ:里海であり、沿岸海域で行われる漁業や養殖業等によって形成されるもの
3. 農業生物多様性:食料及び農業と関わりのある生物多様性及び遺伝資源が豊富であること
- 世界農業遺産・日本農業遺産についてより詳しい情報はこちら(農林水産省HPへリンク)
新着情報
- <世界農業遺産武蔵野地域(埼玉県)>世界農業遺産認定地域「ハドン郡」との意見交換会を開催します(PDF : 1,412KB)
- 新たに4地域が日本農業遺産に認定されました(農林水産省HPへリンク)
- <静岡県掛川周辺地域>静岡県立横須賀高等学校が「第2回高校生とつながる!つなげる!ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」において、シルバー賞を受賞しました ~ 受賞アイデア名「ライス茶ップリン」~(農林水産省HPへリンク)
世界農業遺産・日本農業遺産の認定申請手続
- 令和6年度世界農業遺産への認定申請に係る承認及び日本農業遺産の認定に関する申請方法及び審査基準について(農林水産省HPへリンク) ※令和6年度の募集は締め切りました。次回募集は、令和8年度(2026年)の予定です。
認定地域一覧(関東農政局管内)
関東農政局管内では、現在5地域が農業遺産に認定されています。
- 地図をクリックすると各地域の特徴がご覧いただけます。(各農業遺産推進協議会HPへリンク)
- リンク先ホームページの内容については、それぞれの団体にお問い合わせください。
- クリックしても移動できない場合は、地図下の認定地域一覧をご利用ください。


<認定地域一覧>
- 静岡県掛川周辺地域「静岡の茶草場農法」(世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会HPへリンク)
- 静岡県わさび栽培地域「静岡水わさびの伝統栽培」(静岡わさび農業遺産推進協議会HPへリンク)
- 山梨県峡東地域「峡東地域の扇状地に適応した果樹農業システム」(峡東地域世界農業遺産推進協議会HPへリンク)
- 埼玉県武蔵野地域「武蔵野の落ち葉堆肥農法」(世界農業遺産武蔵野の落ち葉堆肥農法推進協議会HPへリンク)
- 埼玉県比企丘陵地域「比企丘陵の天水を利用した谷津沼農業システム」(比企丘陵農業遺産推進協議会HPへリンク)
地域のイベント等情報(関東農政局管内)
埼玉県武蔵野地域
- 世界農業遺産認定地域「ハドン郡」との意見交換会を開催
関心のある方は参加申し込みのうえ、ご来場ください。参加費は無料です。
- 日時:令和7年5月28日(水曜日)14時00分~15時40分 (受付は13時30分から)
- 会場:埼玉県三芳町中央公民館ホール
- 定員:150名(先着順)
- 当日のプログラムや申込み方法などは、こちら(PDF : 1,412KB)
農業遺産認定地域の認定後の取組状況
世界農業遺産、日本農業遺産の認定地域では、認定を契機として様々な取組が行われています。
- 世界農業遺産認定地域の取組事例集(PDF : 9,738KB)
(分割版はこちら(農林水産省HPへリンク))(令和4年10月時点)
- 日本農業遺産認定地域の取組事例集(PDF : 10,791KB)
(分割版はこちら(農林水産省HPへリンク))(令和4年10月時点)
お問合せ先
農村振興部農村環境課
担当者:脱炭素化対策係
ダイヤルイン:048-740-5332