栃木南部農業水利事業とは？

事業の概要

事業概要パンフレット(PDF : 4,591KB)

1．事業の目的

本地区は、栃木県の南部に位置し、栃木市、小山市及び下都賀郡野木町にまたがる3,619haの農業地帯です。
本地区の営農は、水稲を中心に、水田の畑利用による二条大麦、大豆等のほか、畑での野菜等を組み合わせた農業経営が展開されています。
本地区の農業水利施設は、県営かんがい排水事業等により造成され、湛水被害の軽減に寄与してきましたが、降雨形態及び土地利用の変化に伴う流出形態の変化により、農用地においては湛水被害が生じています。
また、経年的な施設の劣化により、排水機場においてはポンプ設備からの油漏れや水漏れ、排水路においては一部ブロックが崩壊するなど、維持管理に多大な費用と労力を要しています。
このため、本事業は、排水系統の再編を行うとともに、排水機場及び排水路を改修し、併せて関連事業において支線排水路を改修することにより、湛水被害の軽減及び維持管理の費用と労力の軽減を図り、農業生産性の維持向上及び農業経営の安定に資するものです。

2．地域及び受益面積

関係市町：栃木市、小山市、野木町
受益面積：3,619ha（水田3,480ha、畑139ha）




3．主な施設の概要

（1）排水機場




（2）排水路




（3）水管理施設

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