施設見学会
南近畿土地改良調査管理事務所では、広く一般の方(各種公共団体)を対象に、大迫ダム、津風呂ダム、下渕頭首工及び統合管理施設の見学会を開催しています。 |
「お米をそだてよう 吉野川分水ツアー」(令和8年7月30日)
夏休み期間中の7月30日、JAならけん及びならコープが主催する「お米をそだてよう 吉野川分水ツアー」が開催され、親子連れを含む20名が参加しました。このツアーは、奈良県の農業や暮らしを支える吉野川分水について学び、水の大切さや農業への理解を深めることを目的として実施されたものです。
当事務所では、国が直轄管理する下渕頭首工において施設見学を実施しました。見学では、吉野川(紀の川)から取水した水がどのように大和平野へ送られ、農業用水や上水道用水として利用されているのかを説明するとともに、下渕頭首工の役割や仕組みについて紹介しました。
特に、子どもたちにも施設のイメージがしやすいように、下渕頭首工の水位(EL.131m)と大和三山の一つである耳成山の標高(EL.140m)を比較したり、大和平野に張り巡らされた幹線や支線などの水路の総延長約336kmは、直線距離にすると奈良市の東大寺から広島県の宮島までの距離に匹敵することを紹介するなど、親子で吉野川分水の理解を深めていただきました。
また、吉野川分水の歴史については、江戸時代から戦前までの約300年にわたって、多くの先人たちが、吉野川から取水し、大和平野に水を送る構想を検討してきたことや、戦後の国土復興計画の一環として実施された国営十津川紀の川土地改良事業により実現した経緯などについて説明し、現在も奈良県の農業や人々の暮らしを支える重要な施設であることを紹介しました。
参加者の皆さんは、頭首工の役割や農業用水が届けられる仕組みについて熱心に耳を傾け、農業と水との関わりや水源地域と受益地域とのつながりについて理解を深めていました。
当事務所では、今後も関係機関と連携しながら、吉野川分水の歴史や役割、水の大切さについて理解を深めていただくため、施設見学や広報活動に取り組んでまいります。

お問合せ先
南近畿土地改良調査管理事務所
ダイヤルイン:0747-52-2791





