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近畿農政局

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\\~「お弁当でSDGs!」近畿の有機食材でお弁当をつくろう~//
王冠【近畿農政局】学生おべんとうコンクール2022 結果発表!王冠

2022結果発表
応募して頂いた学生のみなさま、投票に協力して頂いたみなさま、おおきに☻


  近畿農政局は、若い世代が「地元近畿の有機農産物」に少しでも興味をもち、食に対する意識を醸成することを目的に、『「お弁当でSDGs!」近畿の有機食材でお弁当をつくろう』をテーマに、「【近畿農政局】学生おべんとうコンクール2022」を開催しました。今般、個人の部72作品、団体の部11作品の応募作品から近畿農政局ホームページを通じた一般投票、近畿地域の食育ネットワーク「未来につなぐ食育倶楽部」会員からの投票及び審査員(近畿の食育仕事人)による審査により、各賞を決定しました。

   二次審査における「近畿の食育仕事人」からの二次審査対象作品審査員コメント集及び団体の部作品集は、こちらをご覧ください。

  「【近畿農政局】学生おべんとうコンクール2022」の概要はこちらをご覧ください 

個人の部

団体の部

個人の部

王冠グランプリ
 おいしそうで賞
No.51 「働く女性にたっぷり栄養ハナマル弁当」  相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科 4年  大内理恵子さん


 

コンセプト:女性に嬉しい栄養素、鉄、ポリフェノール、カルシウム、ビタミン、イソフラボンなどが、美味しくバランスよく摂れることを意識しながら作りました。また、蓋を開けた瞬間「美味しそう!」「かわいい!」と笑顔になってもらえるように、可愛らしくまん丸成型にしました。働く女性が少しでも癒されればと思い考えました。
工夫した点:ピーマンをおかず入れカップにし、脱プラ!で環境に優しい食べられるカップにしました。ささみの梅シソ巻きとひじきの和え物は、レンジで簡単に作れるようにしています。
一押しのおかず:大和肉鶏のささみの梅シソ巻き
使用した近畿の食材
  有機農産物: 有機栽培: 米(兵庫県)
  その他の食材: 赤米(奈良県)、ささみ(奈良県)、卵(奈良県)、みょうが(奈良県)、干し椎茸(奈良県)、小松菜(大阪府)、トマト(兵庫県)、ピーマン(兵庫県)、ちりめんじゃこ(兵庫県)、梅(和歌山県)
作成時間:40分
選定理由有機栽培米や赤米、メインのおかずから副菜に至るまで、近畿圏の食材が有効に活用されています。可愛らしく盛り付けられて彩りも美しく、食欲をそそる仕立てになっています。作る手間がかかりそうと思いましたが、レンジ調理したり詰め方の工夫で調理自体も難しくなさそうな点が良かったです。ピーマンカップも工夫がされていてエコで栄養たっぷりで良かったです。

アイデア賞
No.20「播磨豊穣弁当」  東洋大学附属姫路高等学校 2年  松尾日向汰 さん


コンセプト:僕はいつも母の弁当を学校に持参している。彩がきれいで、たくさんの食材を工夫して弁当にしてくれている母のような弁当を自分で作ることで母への感謝の気持ちを表したいと思いました。
工夫した点:地産地消を意識して、祖父母の畑の野菜や兵庫県のラベルをチェックした。
一押しのおかず:いかなごおにぎり(祖母が3月に炊いたものを冷凍していた)
その他:感染症に負けない免疫力を上げるため、ビタミン類、食物繊維を多く含んだ食材を多く取り入れた。(かぼちゃ、れんこん、豚肉、ねぎ、きのこなど)
使用した近畿の食材
 有機農産物: 特別栽培米:コウノトリ育むお米(兵庫県)
 その他の食材: レンコン(姫路)、いかなご(播磨灘)、枝豆(神戸)、かぼちゃ(祖父母の畑)、ミニトマト(祖父母の畑)、しそ(祖父母の畑)、トウモロコシ(祖父母の畑)、ねぎ(祖父母の畑)、豚肉(三田)(全て兵庫県)
作成時間:40分
選定理由地産地消や兵庫の食文化を意識した構成になっています。おばあ様の畑のお野菜がふんだんに使われていることで、ただ食べて楽しむだけでなく、家族間での会話もきっと楽しくなるでしょうし、おいしさも倍増するだろうなと思いました!大葉を海苔の変わりに使い香り良いおにぎりに仕上げている点や野菜の量も多く、食感の違いも楽しめるお弁当になっていて満足感のある仕上がりになっています。

かんたんで賞
No.56「毎日のお昼が楽しみになる彩弁当」  相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科 2年  野崎愛恵 さん


コンセプト:お昼が楽しみになるような弁当が食べたくてこの弁当を作りました!
工夫した点:豚キャベツシソ焼きには祖母からもらった生姜のシソ漬けのシソを使い、まだまだ暑い日にさっぱりと食べられるようにしました。そして、パプリカを花火のように散らして見た目でも楽しめるようにしました。チンゲン菜と人参ナムルの人参は皮も使用し電子レンジで調理することで時短ができるのと栄養が逃げないようレンジ調理にしました。卵焼きには鮭ご飯の仕切りで余った大葉を刻んで使い無駄がないようにしました。
一押しのおかず:チンゲン菜と人参ナムルが一番の推しおかずです。電子レンジで調理できるので毎日のお弁当に彩りがプラスできます。
使用した近畿の食材:
 有機農産物: 人参、ミニトマト、キャベツ(全て大阪府)
 その他の食材: チンゲン菜(大阪府)、大葉(大阪府)、卵(京都府)
作成時間:20分
選定理由食材を使いきる、ゴミを出さない、レンジを使って時短するなど、無駄が出ないように工夫されたお弁当で、普段使いにぴったりだと思います。調理が難しそうなおかずもなく、調理時間も短いので、料理に慣れていない人でも作ることができそうです。

特別賞(最多人気賞)
No.46「おなかと心も満たされるふるさと弁当」 相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科 1年  中松 愛 さん


コンセプト:仕事が忙しくて食事のバランスが偏っている父の為に、地元、大阪の食材を使った大阪の郷土料理を詰めました。
工夫した点:味だけでなく、目で見て楽しめるように少しアレンジしたり、今が旬の鱧を入れるなど工夫をしました。
一押しのおかず:勝間南瓜(こつまなんきん)の甘煮がおすすめのおかずで、普通のかぼちゃより甘く、火通りが早いのでお弁当に向いています。
使用した近畿の食材:
 有機農産物:特別栽培: 米(大阪府)
                 有機栽培: ねぎ(大阪府)、枝豆(大阪府)、しろな(大阪府)、勝間南瓜(大阪府)、ミニトマト(奈良県)、おかわかめ(大阪府)
その他の食材:
レンコン(大阪府)
作成時間:45分


特別賞(最多人気賞(高校生作品))
No.19「必勝!姉の模試弁当!」  東洋大学附属姫路高等学校 1年 (あんバター)髙島慎之介 さん


コンセプト:姉が受験生で1日模試を受けるときに応援の気持ちを込めて作りました。
工夫した点:鶏肉を食べやすいサイズに切り、お米が進むよう濃いめに味付けしました。
一押しのおかず:カルシウムたっぷりのジャコと相生の祖父の家で採れたピーマンを使って栄養を考えた一品です。
その他:見た目が華やかになるように工夫しました。
使用した近畿の食材:
 有機農産物: 白米、トマト、人参、ピーマン、卵(全て兵庫県)
作成時間:60分

 


団体の部

王冠グランプリ
No.8「夏の風物詩 夕涼み弁当」 相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科 2年「おとぼけトリオ」
(村上尚也 さん 、中村心音 さん、 藤原野々香 さん)


  

団体紹介:大学で同じクラスの料理大好き三人組です!昨年度の近畿農政局お弁当コンクールはそれぞれ個人で応募しましたが、今年は団体でアイデアを出し合って一つのお弁当を作りました!
コンセプト:お盆に親戚が集まった時に子どもたちが楽しめるお弁当です。集まった大人は会話に花を咲かせ、食事を楽しみますが、子どもたちもそんな新鮮な気持ちを楽しんで貰えるように、可愛らしい見た目になるように作りました。
工夫した点:知り合いの農家さんに野菜をいただき、可能な限り和歌山県産の物を使うようにしました。そのため茄子やししとうの形は個性的なものが多く、食べていて面白いと思います。調理上の工夫点は、子どもたちが食べやすいように卵焼きは甘めの味付けにしました。
また、金魚やスイカを野菜で作ることで、野菜が苦手な子にも興味を持ってもらえると思います。天ぷらは少しでも片付けが楽になるように、全て揚げ焼きで作っています。
そうめんは伸びを防止するためにしっかりと水切りしており、くっつかないようにごま油と和える等の工夫をしています。また、そうめんの上に乗っている麺つゆのジュレには梅肉が入っており、あっさりした味で夏にピッタリです。
一押しのおかず:そうめんの稲荷包みです。和歌山県産の梅干しで作った梅ジュレを乗せており、いなりあげの甘味と梅干しの酸味がマッチして飽きずに食べられます。
その他:冷しゃぶは金魚鉢をイメージし、枡に盛り付け、上にトマトで作った金魚と水草を模したかいわれ大根を飾りました。私たちの1番お気に入りの部分です。
使用した近畿の食材:
   有機農産物:
人参、茄子、ししとう、椎茸、さつまいも、きゅうり、トマト(以上、和歌山県)、かいわれ大根(大阪府)
   その他の食材:卵、梅干し(全て和歌山県)
レシピ詳しくはこちら
天ぷら、冷しゃぶ、卵焼き、そうめん
作成時間:45分
選定理由お盆という親戚が集まってくる特別な日に、食事の時に子どもたちが大人と一緒に楽しめるように考えられたコンセプトがとても良いなと思いました!家族が集まる中、子どもたちが蓋を開けた瞬間に喜ぶ顔が想像できます。オクラの模様の卵焼きや金魚のプチトマトなど、ひと手間かけて子どもを惹きつける工夫がされています。めんつゆをジュレにしてお弁当にそうめんを詰めるアイデアも良いと思います。45分という調理時間でここまで仕上げられていて、分担・協力がうまくできていると思います。

準グランプリ
No.2「銀婚式25th祝い重~育ててくれてありがとう~」帝塚山大学 現代生活学部 食物栄養学科 4年
「teamTEZUKA vegetables」
(秋田果具実 さん、 大西菜月 さん、 落合正雄 さん)


 

団体紹介:帝塚山大学現代生活学部食物栄養学科 4年
全員、食物栄養学科の4年生です。料理することが好きで、今回のコンクールに挑戦することになりました。3名で案を出し合い、買い出しや調理するおかずを分担して、落合の自宅で作成しました。
コンセプト:結婚25周年「銀婚式」を迎える両親に、感謝の気持ちをお弁当に詰めました。地元産の食材の魅力がたっぷり詰まったお祝重のお弁当です。奈良の土地で育ててくれたお礼を込めて、奈良の魅力ある食材をふんだんに使用した、お祝重です。母がよく作ってくれるカレーや筑前煮、野菜のベーコン巻、ポテトサラダ、エビチリなどの家庭料理に少しアレンジをして、ひもとうがらし、大和丸なす、奈良漬けなどこだわりが詰まったおかずを紅白をイメージした古代米とご飯が包み込んでいます。いつも母がつくる味となんだか違うぞ!と食べながら楽しむことができ、思い出があふれてくるお弁当です。
工夫した点:奈良の土地で育ってきたので、お弁当の食材も奈良県産の物を使用したいと考え、地産地消、奈良県の食材を販売しているJA奈良の「まほろばキッチン」で野菜の調達を行いました。また、SDGsの観点から、ゴミが一切出ないお弁当にしました。具体的には、シリコンカップ、シリコンバランを使用し、古代米と白米を使用した紅白寿司を敷き詰めることで、取り分けるだけで食べられるお弁当にしました。また、にんじんと大根の皮のみを使用したきんぴらを作ったり、生春巻きの皮でサラダを巻きカップを使用しない工夫をしました。食材の選択にもこだわり、大和野菜であるひもとうがらし、大和丸なすや、奈良漬、地元でとれたくり将軍、にんじん、キタアカリを使用しました。奈良の魅力がいっぱい詰まったお弁当、ぜひ一つでもマネをして作ってみてくださると嬉しいです。
一押しのおかず:ひもとうがらしのベーコン巻きです。ひもとうがらしは辛味がほとんどなく、甘みと独特のさわやかな香りや食感があるため、ベーコンで巻くことで食べやすくしています。また、ビタミンCやカロテン、マグネシウム、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、手軽に食べることができ、健康にも良いおかずです。
使用した近畿の食材
 有機農産物:
古代米、キタアカリ(全て奈良県)
 その他の食材:ひもとうがらし、人参、しいたけ、くり将軍、丸なす、奈良漬け(全て奈良県)
レシピ詳しくはこちら
ひもとうがらしのベーコン巻き、カツカレー、麻婆茄子、エビチリ、牛肉とパプリカの中華炒め、筑前煮、生春巻き、人参と大根の皮のきんぴら、奈良漬けポテトサラダ、くり将軍のクリームチーズサラダ
作成時間:150分
選定理由ご両親の「銀婚式」という特別な日に、お母さまがよく作られる料理をアレンジされたお弁当というコンセプトがとても素敵です。品数が多く、調理時間は長いですが、きちんと役割分担できています。見た目が美しく華やかで特別感があり、目を引きます。奈良県産の食材・大和野菜をふんだんに使用されているのも良いです。ゴミが出ないお弁当という発想が素晴らしい。地球の環境を考えたところが高評価です。

特別賞(最多人気賞)
No.4「絆べんとう」 相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科 3回生 「かなれなツインズ」
(原田佳奈 さん、 原田玲奈 さん)

団体紹介:共通の大学、管理栄養士になるという夢を持つ双子の姉妹です。夏休みの期間を利用して、コンセプトを考え何回も試作を行い、完成しました。試作は自宅で行い、具体的な改善案を遠慮することなく、言い合い納得のいくまで日々考えていました。
コンセプト:母の誕生日のランチに、日頃の感謝の気持ちをお弁当に込めて作りました。双子を21年間育てることは、かなりの苦労があったと思います。私達も大人の仲間入りをし、少しずつ恩返しをしていきたいと思い、お弁当を考えました。母も今年で50歳になります。骨粗しょう症予防となるカルシウムが多く含まれるおかずを作り、これからも健康に過ごしてもらいたいです。
工夫した点:7年間住んでいた兵庫県と引っ越してきて9年目の大阪府の思い出を詰めたいと思い、近畿の食材は、兵庫県と大阪府で統一しました。
調理上での工夫は、包丁やまな板、鍋などを使用せず、調理ばさみや電子レンジ、グリルで代用したことです。代用することで、調理の時短になるとともに洗い物が減り、忙しい午前中でも簡単に作ることができます。
一押しのおかず:餃子カップのスクランブルエッグ
淡路島の玉ねぎを使用したことで、甘みが増し餃子の皮との相性が良くなりました。卵は大阪産を使用し、濃厚な味わいがあります。兵庫県×大阪府の良いところをぎゅっと濃縮した一品になりました。餃子の皮で花びらを表現しているところも可愛らしいお弁当にぴったりです。
使用した近畿の食材:
 有機農産物:玉ねぎ(兵庫県)、小松菜(大阪府)
 その他の食材:のり(兵庫県)、ちりめんじゃこ(大阪府) 、卵(大阪府)
レシピ詳しくはこちら
塩おにぎり、小松菜とちりめんじゃこのおにぎり、餃子カップのスクランブルエッグ、ミートボール、タコさんウインナー、ブロッコリー、パイナップルのミルク寒天
作成時間:約30分

お問合せ先

消費・安全部消費生活課
担当者:食育担当
ダイヤルイン:075-414-9771

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