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近畿農政局

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キラリ現場にて(2018年3月)

コウノトリ育む農法で、GLOBALG.A.P.のグループ認証を取得!





 豊岡市但東町で、コウノトリ育む農法で水稲や施設野菜等を栽培している、有限会社植田農園 代表取締役 植田博成さんにお話を伺いました。

 高校を卒業後、神戸市西区で農業研修を1年間受け、その後、実家の植田農園に就農し、平成24年から代表取締役に就任しました。
 平成30年1月にJAたじまの特別栽培米コシヒカリ「コウノトリ育むお米」(栽培期間中は、農薬・化学肥料不使用)でグローバルGAPのグループ認証を取得した水稲生産者4人のうち1人で、水稲は、全てコウノトリ育む農法で栽培しています。
 GAPとは農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取り組みで、他の産業では普通に実施している事で、難しいことではなく、以前より経営改善したいと考えていた事柄を見直すきっかけとなりました。
 GAP認証の取得により、海外への輸出等の販路拡大にも繫がればと思っています。
 その他に施設や露地で、少量多品目の野菜を栽培し、JA出荷や地元直売所等での販売、もち米の農産物加工販売も行っています。
 また、地元の保育園児や小学生を植田農園のほ場に招き、田んぼの生き物とふれ合う体験授業も継続して取り組んでいます。
 5人の息子達の数人が将来農業を職業としてやりたいと話してくれており、今後は、その他の新規就農者も含めて若い人材を育てながら地域の農地を守っていきたいと話されました。




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