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近畿農政局

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キラリ現場にて(2019年1月)

こだわりの“ひょうご雪姫ポーク”を食べてみて!





 たつの市で養豚業、姫路市で豚肉・ハム・ソーセージ専門店「feinkost(ファインコスト)」を経営されている木村友彦さんにお話を伺いました。

 家業が養豚業だったのでいずれは家業を継ぐことを考え、その際には豚肉を自分で販売したいと思っていたので、食品衛生管理者の要件を満たすことのできる大学へ進学しました。
 大学卒業後は、視野を広めるため、食品関連会社へ就職し、平成15年にUターン就農しました。
 就農してまもなく、兵庫県が進めるブランドポーク作りの事業を紹介され、エコフィード(食品残さ等を利用して製造された飼料)を使用した肥育を開始しました。
 肉質が良くなる配合と期間を見極めるためにテストを繰り返し、出来上がった理想的な豚肉は「ひょうご雪姫ポーク」として22年に兵庫県認証食品に認定されました。就農から1年半後にはドイツでハム・ソーセージ作りを学んでいた弟と豚肉と加工品の直営店をオープンしました。
 しばらくは資金面などで苦労はありましたが、今では豚肉のおいしさが口コミで広がり、売り上げが安定してきました。
 養豚は私のほか弟と母の三人で約200頭の肥育豚の世話をしています。
 納得の出来る品質を維持するため出荷量は一定量としています。当農場の豚肉は、ほぼ直営店でのみの取り扱いですが、消費者の皆さんからも好評をいただいており、徐々に予約販売の割合が高くなっています。
 今後も品質にこだわった生産を続けたいので、今のスタイルをブレずに続けていきたいと思っていますが、美味しいとんかつが食べられる店を開きたい、と密かに思っています。




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