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近畿農政局

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キラリ現場にて(2019年4月)

農業は、面白さを知ることが大切!





 神戸市西区で、露地野菜中心に栽培されている富岡俊志さんにお話を伺いました。

 幼少期から父が取り組んでいた農業に興味を持っていたので、平成15年に大学卒業後に家族と一緒に農業をするために実家に就農しました。
 私の家は、江戸時代から続く農家で、現在は祖父・祖母・父・母と妻の6人で、西区内の約4haのほ場で、ほうれんそう・ねぎ・水稲を栽培しています。
 ほうれんそうは祖父の代から栽培をはじめ、以降、父から私に続く主力の作物で、現在は約1haで4品種栽培しています。
 栽培方法については、祖父の代から培ってきた知識を基に、家族で話し合い、方向性を整理し、土壌に合う良い品種、悪い品種を見極めながら消費者に求められる商品を作ることを常に意識して栽培しています。
 品質の向上や作業の効率アップ等のため、私の代から堆肥を入れ、土作りも行っています。
 出荷作業は、前日の午後2時頃から収穫・洗浄・結束し、当日の朝1時頃に作業を終え、当地から近い明石の市場に新鮮な状態で出荷しています。
 農業は、5年・10年先が見えづらいので経営の面では不安があり、自然相手なので辛いこと、大変なこともありますが、それを上回る楽しさ、自然と接しながら仕事 をする面白さがあることを、次の世代にも教えていきたいと考えています。




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