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近畿農政局

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キラリ現場にて(2019年5月)

農業を通じて、「稲美町」を知ってもらいたい!!





 稲美町で、水稲、キャベツ、トマト、キュウリ等を栽培している、松井農園の松井義輝さん(45歳)にお話を伺いました。

 農業については、昔から朝市への出荷を手伝うなど関わっていました。
 大学農学部を卒業後、近くの卸売市場に就職をしていましたが、美味しく食べてもらう農産物を自分で作りたい思いが強くなり、27歳で会社を辞めて親が経営する松井農園に就農及び経営参画しました。

 就農当時は、美味しいものをつくろうと励み加工食品の開発にも参画しましたが、味だけでなく目で楽しめる彩りのカラーフードにも取り組み、「採って笑顔、見て笑顔、食べて笑顔」を意識した栽培等に取り組みながら、生産した米・野菜は、直売所等で販売しています。
 美味しいトマトを作るため、生育にゆっくりと時間をかけることにより、甘みが凝縮するよう努力をしており、先日、消費者から「おいしい」との声をいただき嬉しかったです。
 また、周辺の農家の高齢化等により、耕作依頼がされることも多くなり、栽培面積が増加するにつれ、若い農家を増やす必要があると感じており、新規就農を受け入 れる農家になるよう考えています。
 現在は、農福連携の実証として企業と連携した取り組 みも始めたところです。

 今後は、農業を通じて、稲美町の良さを消費者の皆さんに知ってもらいたいと考えています。
 その一環として、地元で開催している「トマト祭り」を関係機関とともに盛り上げるなど、地域の交流の拠点となるように取り組んでいきたいです。




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