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近畿農政局

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キラリ現場にて(2019年8月)

「姫路葡萄」のブランド化を目指して!







 姫路市夢前町でぶどうを栽培されている、小山内果樹園(おさないかじゅえん) 代表 小山内陽介さん(28歳)にお話を伺いました。

 農業高校時代にぶどう栽培を経験し、難しさを感じながらも収穫して食べた時の感動が忘れられず、ぶどう農家の道に進むことを決意しました。

 兵庫県立農業大学校を経て、平成24年に就農セミナーで出会った農業生産法人に就職。様々な経験を積んだ後、平成27年に独立し、念願のぶどう栽培をスタートしました。
 しかし、近隣にぶどうを栽培している農業者の方がいなかったため、自分の知識をもとに試行錯誤したり、遠方の経験豊富なぶどう農家を訪ね、アドバイスを受けたりしながら栽培技術を高めて行きました。

 現在、30aの農地で人気の高いピオーネを中心に、シャインマスカット、クイーンニーナ、紫玉、瀬戸ジャイアンツの5品種を減農薬で栽培しています。
 少しでも手を抜くと品質が悪くなるので手間は掛かりますが、どこにも負けないぶどう作りをモットーに頑張っています。
 毎年少しずつ生産量は増え、今年は、予定していた収穫量を上回る4,000房が順調に育っています。

 昨年からは、「姫路葡萄」の知名度を上げるため、紫・黄緑・赤の3色のぶどうを詰めた「三色食べ比べギフトセット」を販売。SNSを使った情報発信もしています。
 更に、近隣の旅館とコラボした観光農園の計画も進め、今年から新たな農地で苗木の植栽を始めます。

 将来は、1haまで農地を拡大し「姫路葡萄」のブランド化を目指し、チャレンジして行こうと考えています。




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