「いただきます、美味しかった。」の裏側にあるもの
京丹後市立峰山中学校 (京丹後市)
京都府拠点は12月6日(金曜日)、京丹後市立峰山中学校にて生徒と共に「有機米 交流給食」に参加しました。
京丹後市は農業分野における持続可能なまちづくりとして、有機農業の推進及び環境に配慮した自然にやさしく持続可能な農業の拡大を推進しており、今回の「有機米 交流給食」は、食育も含めた教育的観点から市全体で一丸となり、持続可能な環境配慮型農業を推進する当市のオーガニックビレッジ(※)を目指す取組の一つとして実施されました。
現在、市内の学校給食は毎月1週間、市内産の特別栽培米を使用していますが、12月の2~6日の5日間、初の取組として無農薬・無化学肥料の有機栽培で生産された京丹後産コシヒカリが学校給食に提供されました。
交流給食では、実際に有機米を栽培した生産者にも教室にお越しいただき、生産の苦労や有機農法が自然に負荷をかけない栽培方法であることや、栄養教諭からは提供された給食メニューの紹介と有機農業の紹介などがありました。
今回の取組をきっかけとして、児童生徒に京丹後産食材や有機農業をはじめとした環境に対する理解が深まることを期待します。
(取材:2024年12月6日)

本日の献立は「五目炒め、鶏肉の南蛮だれがけ」です。
もちろん、ごはんは有機米。

美味しい給食で自然と笑みがこぼれます。

「化学肥料や農薬を使わない農業はたいへん手間がかかりますが、未来の京丹後市のために環境に配慮した栽培をしています。」と有機米生産者。

お話を聞いている生徒はみんな真剣です。

生徒からの「美味しかった!」の言葉で今までの栽培の苦労が吹き飛びます。

栄養教諭から「地域の環境や皆さんの健康のために大切に育てていただいた有機米です。感謝していただきましょう。」

永濵持続的食料システム戦略推進官から「本日の給食は生産者が皆さんのために一生懸命になって苦労して作っていただいたお米です。感謝していただきましょう。」

佐野地方参事官から「本日は皆さんと、こうして楽しく、美味しい給食をいただきました。また、お米を栽培する苦労が勉強できたと思います。皆さん、どうでしたか。」
※ オーガニックビレッジ(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/organic_village.html
★参考
京丹後市立峰山中学校ホームページから「有機米農家さんとの交流給食(2024.12.6)」
https://www.kyoto-be.ne.jp/mineyama-jhs/cms/?p=4858
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