おからを主原料とした「京の豆っこ」肥料を使い、米や野菜等の自然循環型農業に取り組んでいます
有限会社あっぷるふぁーむ(与謝野町)
有限会社「あっぷるふぁーむ」がある与謝野町滝地区は、大江山をはじめとする山並みに囲まれ、野田川流域の平野に肥沃な農地が広がる農業の盛んな地域です。
同社では、主に水稲やナス、トマト、九条ネギ等の野菜やリンゴ、モモ等の果樹のほか、クラフトビールの原料としてホップも栽培する多品目経営を行っておられます。
(取材・撮影:2022年6月)

有限会社あっぷるふぁーむ
代表取締役 山本 雅己 さん
自然循環型農業の取組
有限会社あっぷるふぁーむは、水稲や複数の野菜栽培でエコファーマー認定を受け、地元与謝野町で生産された大豆を原料に作られた豆腐の副産物である「おから」や、「魚のアラ」、「米ぬか」を原料とする有機質肥料「京の豆っこ肥料」や自家たい肥を活用した自然循環型農業に取り組まれています。
「京の豆っこ米」や野菜、加工品
直売所の販売は好評
同社で収穫された農産物は、地元の直売所等で購入することができます。また、自社農産物を活用した米麹や味噌、トマトジュース等の加工品も地元の直売所等で販売しており、来客者からも好評です。

「与謝野ホップ」の栽培ほ場
「与謝野ホップ」の栽培
与謝野町では、2015年よりホップの栽培を開始し、産地として推進しています。
同社でも「与謝野ホップ」を栽培しており、7月上旬からひとつひとつ手摘みで収穫され、1か月ほどでクラフトビールとなって市場に流通します。
自然循環のお米 「京の豆っこ米」
https://agricycle.jp/mamekkomai/
みどりの食料システム戦略
https://www.maff.go.jp/kinki/keikaku/senryaku/210825.html
お問合せ先
京都府拠点
担当者:総括班
電話:075-414-9015