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近畿農政局

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「国の担い手施策について」をテーマに出張講座を行いました~奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)~


令和7年7月10日(木曜日)、奈良県拠点大澤地方参事官が講師となり、奈良県立なら食と農の魅力創造国際大学校アグリマネジメント学科の学生を対象に、「国の担い手施策について」をテーマに講義を行った後、若者にとって魅力ある農業についてグループワークを行いました。
(撮影:令和7年7月)



講義を行う大澤地方参事官

講義を行う大澤地方参事官

講義では、担い手施策や食料・農業・農村基本計画、みどりの食料システム戦略等について説明を行いました。



活発な意見交換が行われたグループワーク

「若者にとって魅力ある農業とは」をテーマに4つの班に分かれて、農業の現状や課題、魅力ある農業にするための解決策などについて、熱心に話し合いが行われました。



人や地域との繋がりや農業者間の交流が大切

1班からは、「人や地域との繋がりや農業者間の交流が大切。女性にとっては体力的なことに加え、結婚・出産などのライフイベントをどう乗り越えられるかが課題。就農するまでに農業にチャレンジできる場があっても良いのではないか。」などの意見がありました。



労働環境を改善して休日のある農業

2班からは、「他の仕事をしながら稼ぐことができる農業や身体を休める日がある農業が理想。スマート農業で負担を軽減し、トイレなどの労働環境を改善する。アルバイト等の募集サイトを作り、農業を体験できれば勉強にもなり後継者が育つのではないか。」などの意見がありました。



副業で参入しての農業を経験する

3班からは、「新規就農のハードルは高いので、副業で農業に参入するなど一度農業を経験できるようにする。トイレやシャワー室の整備、暑さ対策、休日の確保など労働環境を整える。」などの意見がありました。



魅力ある農業とは「儲かる農業」

4班からは、「魅力ある農業とは儲かる農業。必要な要素として資金、農地(耕作放棄地の活用)、若さ(体力)、支援(休みを確保するため、人材派遣制度)、安定(農産物の価格や販売先)があり、それに対する支援も必要。」との意見がありました。


出張講座について

近畿農政局は、学生の皆さんに対し、食料・農業の現状や、関係する政策等を幅広く紹介することを通して、次世代を担う若い方々に、将来、食や農業、地域の活性化等に深く関心を有してもらい、社会をリードする人材の育成を目的として、出張講座を実施しています。 農産物の生産や食の安全と消費者の信頼確保、和食に関すること等、農業や農村、食料等に興味・関心のある大学であれば、学部・学科は問わず、講義・ゼミの1コマ等、御希望に合わせて対応します。 随時受付をしておりますので、下記ページの「出張講座申し込みフォーム」からお申し込みください。

近畿農政局出張講座:近畿農政局(maff.go.jp)

お問合せ先

近畿農政局 奈良県拠点
TEL:0742-32-1870