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近畿農政局

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近畿農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回)選定証授与式を開催しました<NPO法人里山ひだまりファーム>

選定証授与式の様子


「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第9回)に応募された取組の中から、近畿独自に特徴ある優れた取組を、近畿農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回)として、今般、7地区及び1名が選定されました。
このうち、大阪府からはNPO法人里山ひだまりファーム(以下「里山ひだまりファーム」という。)が選定されました。里山ひだまりファームは、棚田のある里山の景観を次世代に残すための取組、近隣の小学校等と連携した体験学習、小麦の生産や麦ストローの製造・販売などを通じた地域の活性化等の活動が評価され、コミュニティ・地産地消部門で選定されました。


(令和4年12月)

選定証授与式・意見交換

選定証授与式の様子【選定証授与式の様子(写真右  藪本理事長)】

意見交換会の様子【意見交換会の様子】

近畿農政局大阪府拠点は、令和4年12月23日、河内長野市役所において選定証授与式を開催し、桑原地方参事官から里山ひだまりファームに選定証を授与しました。選定証授与式の後、意見交換会を行いましたが、意見交換会では、里山ひだまりファーム藪本理事長から法人の概要、これまでの活動経緯や課題、今後の取組方針などについてお話を伺いました。
また、島田智明河内長野市長も同席され、今回の応募の経緯や里山ひだまりファームの取組についてお話されるとともに、これまでの取組に対し、謝意を述べられました。


保全活動の様子

【保全活動の様子】
(里山ひだまりファーム提供)

≪里山ひだまりファームの取組概要≫
〇棚田の保全

「つなぐ棚田遺産」に認定された「惣代(そしろ)の棚田」を主なフィールドとして、草刈り、水路清掃・路肩補修、ゲリラ豪雨に備えた見回り等を行い、農業環境改善のための基盤整備や獣害対策等を行いながら里山や農地の保全活動に取り組まれています。

稲刈り体験学習

【稲刈り体験学習】
(里山ひだまりファーム提供)

〇地域振興・活性化

地域振興や地域活性化の取組みとして、近隣小学校向けに田植えや稲刈り体験の実施、大学生向けに大学と連携して地域体験学習の実施、また、一般市民向けに企業と連携して小麦栽培体験などに取り組まれています。

生産した小麦を原料とする商品

【生産した小麦を原料とする商品】
(道の駅「奥河内くろまろの郷」提供)

〇6次産業化

水稲の裏作として小麦の生産を行い、小麦粉を製造。小麦粉(全粒粉)は「大阪産(もん)」(注)に認定されており、道の駅「奥河内くろまろの郷」(大阪府河内長野市高向1218-1)での販売と大阪府内のベーカリー等へ販売されています。
また、収穫後の麦わらの活用と脱プラスチックを図るため、道の駅指定管理者と連携し、「麦ストロー」を製造し、地元の道の駅で販売されています。



(注)大阪産(もん)とは、大阪府域で栽培・生産される農産物、畜産物、林産物、水産物と、それらを原材料として使用した加工品のことです。

NPO法人里山ひだまりファームHP
http://hidamarifarm.main.jp/content/
近畿農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第6回)選定結果
https://www.maff.go.jp/kinki/keikaku/nousonshinkou/kasseika/dis2.html#dai6






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