大阪府立農芸高校が「1日高校生レストラン」を開催!!
【店長と生徒たち(花鳥庵にて)】
大阪府立農芸高等学校の資源動物科総合環境専攻の生徒が同校で心を込めて育てた“農芸鴨”を用いた鴨料理を提供する「1日高校生レストラン」を「焼鳥DINING花鳥庵初芝店」において開催しました。
調理と接遇をプロの料理人(濵田和作店長:同校卒業生)から指導を受け、生徒自らが調理から接客まで行いました。
(令和5年2月)
食鳥処理

【食鳥処理(さばき)をする生徒たち(農芸高校:食鳥処理棟にて)】
調理
【串打ち】丹精込めて農芸鴨を調理する生徒
「串打ち三年、焼き一生」と言われるぐらいに焼鳥は大変です。
【串焼き】炭火の焼台で「農芸鴨の鴨捏ね焼」を焼く生徒たち
【調理指導】濵田店長から調理の指導を受ける(学ぶ)生徒
【前菜調理】 はい!!農芸鴨料理の前菜が出来上がり!!
当日、提供された料理(メニュー)は、焼物(農芸鴨と難波葱の串焼、農芸鴨の鴨捏ね焼)、煮物(農芸鴨と海老芋の治部煮)、揚物(海老芋の唐揚げ)など10品で、食材は、農芸鴨(大阪産)の他、生徒たちがアイガモ農法で栽培した米(ヒノヒカリ)、富田林市産の海老芋など、大阪府産の食材を主に使用しました。
「1日高校生レストラン」は、「命」を「食」としていかすための「命の授業」の集大成として大阪府立農芸高等学校が2017年より取り組んでいるものです。
接客
【接客1】店内は地元の人たちで満席となり大盛況!!お客様に丁寧に鴨料理の説明をする生徒
【接客2】笑顔で接客する生徒。笑顔は大切ですね!!
農芸鴨料理
【1日高校生レストランの御品書】
【前菜】
農芸鴨料理の大トリ?!【農芸鴨と農芸合鴨米御飯、農芸鴨と灘波葱の丸の赤出汁】
感想
1日高校生レストランを終えて、生徒たちの感想です。
「高校生レストランは本当によい経験になった。」「今回の高校生レストランでお客様の声で、農芸鴨がとても美味しいと言ってもらえてとても嬉しかった。」「お客様にもカモ肉にも感謝。命の授業で感謝することの大切さを学んだ。鴨を雛から育てて、水田、肥育、と殺、解体、調理、どれをとっても大変だった、振り返るとあらためて鴨の命に感謝。これからもすべての食べ物を残さないように食べたい。」等の感想が寄せられました。
これからも大阪府立農芸高等学校で学んだこと、1日高校生レストランでの経験を糧にご活躍を期待しています。
関連記事:「都会(大阪府堺市)の高校生がアイガモ水稲同時作に挑戦!!」 (令和4年9月)
お問合せ先
大阪府拠点
TEL番号:06-6941-9062