機能性米「WE米」を食べて健康に! ~JA北大阪と大阪樟蔭女子大学が連携し、試食会を開催~
JA北大阪は、大阪公立大学と共同で研究してきた機能性米「WE米」を使った料理の試食会を実施しました。
「WE米」を使った料理のレシピについては、大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部の学生が考案しました。
(令和5年9月)
「WE米」は、一般のうるち玄米に比べ、食後の血糖値の上昇をおだやかにするレジスタントスターチ(難消化性デンプン)を多く含むだけでなく、血液中の中性脂肪を低下させる機能をもつことが報告されているγ(ガンマ)‐オリザノールを約2倍含みます。このγ(ガンマ)‐オリザノールに着目し、血液中の中性脂肪を減らす機能性表示食品として、消費者庁に届出をし、令和5年4月に受理されました。「WE米」を商品化し、普及させることは、地域農業の活性化につながるだけでなく、健康増進にも役立つことから、試食会を通じて美味しく調理できることをPRしました。学生たちは、今回、生活習慣病の予防が期待できる機能性米を用いたレシピの開発と試食会の運営に取り組みました。レシピを考案するにあたり、「WE米」をご飯に混ぜるだけでなく、「WE米」を食材として調理することにチャレンジし、「WE米」を炊飯したWE飯や「WE米」の焙煎粉を材料として使い、他の食材との配合割合を工夫して試行錯誤を繰り返し、5種類のレシピを考案しました。参加者からは、「食感や彩りも良く、美味しい」といった感想が寄せられました。
JA北大阪からは、「昨年販売した機能性表示食品「農協のスーパーすぎるごはん」に引き続き、機能性表示食品として「農協の生活習慣米ういまい」の発売準備を進めており、今後とも農業者の所得向上や都市部の農地維持につながる取組を行いたい。」との発言がありました。
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