「ひらかたすもも市」が開催されました
令和5年6月26日、枚方市役所において、杉スモモ生産組合による「ひらかたすもも市」が開催されました。
(令和5年6月)
「ひらかたすもも市」は、枚方市杉地区で栽培された完熟のすももを、直接消費者に販売するイベントです。この日の販売品種は、果肉が赤く、甘味が強い「メスレー」と、淡い黄色の果肉で、甘味と酸味のバランスがよい「大石早生」の2種類です。前日に収穫したばかりの新鮮なすももを、大きさや熟度毎に選別し、当日は約420パックが並びました。生産者の話によると、「今年の生育は良好で、実が一斉に色づき始めた。収量も例年に比べて多い。」とのことです。すもも市では、普段交流のない生産者と話をすることができ、品種の違いや美味しい食べ方などを直接教えていただくことができるのも魅力の一つです。
午前9時からの販売でしたが、開店前から人が集まり、販売が始まると地域の住民らでにぎわいました。すももを買いに来られた方は、「毎年この時期を楽しみにしている。友人からも送ってほしいと頼まれるが、完熟のすももは鮮度が命なので、ここでしか食べられない。このように毎年直売があるのはとても嬉しい。」と笑顔で話されていました。
枚方市は、摂南大学と包括連携協定を締結されており、農業振興・食等に係る地域課題の解決及び地域活性化に取り組まれています。その一環として、市内で栽培されたすももを活用し、「すももサイダー」の開発及び販売を行われています。また、サイダーに続いて、アルコール飲料の開発にも取り組まれており、今年はすももが豊作であったことから、新商品の開発も検討されているとのことです。
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