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九州農政局

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メールマガジン「GI通信 Kyushu-34」~地理的表示(GI:ジーアイ)情報~

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GI(ジーアイ)通信Kyushu(vol.34)2025.3.19

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GI(地理的表示)とは

・令和7年3月18日、下記7産品が新たに地理的表示として登録されました。
高山きゅうり(群馬県)、十勝若牛(北海道)、京賀茂なす(京都府)、会津地鶏(福島県)、御膳みそ(徳島県)、枕崎鰹節(鹿児島県)、指宿鰹節(鹿児島県)
・今回の登録で国内のGI登録産品は161産品
44都道府県161産品、3カ国6産品の計167産品)
・九州では2産品が登録され、登録産品は28産品
(福岡2,佐賀1,長崎2,熊本10,大分2,宮崎2,鹿児島9 

  鹿児島県8産品目の登録!!「枕崎鰹節」

【登録年月日】

令和7年3月18

【登録番号】

168

【名称】

枕崎鰹節(マクラザキカツオブシ)、Makurazaki KatsuobushiMakurazaki dried bonitoMakurazaki bonito flakes

【区分】

第7類 水産加工品類加工魚介類(鰹節及び鰹加工品)

【生産地】

鹿児島県枕崎市

【生産者団体】

枕崎水産加工業協同組合

【特性】

枕崎鰹節は300年以上の歴史を持つ伝統食品である。贈答用から家庭用、業務用まで幅広い需要があり、日本一の生産量を誇る。
また、全国鰹節類品評会では、最高賞を数多く受賞するなど高く評価されており、生産地は、日本を代表する鰹節産地として有名である。

【地域との結び付き】

生産地は、黒潮に乗って回遊する品質の良いカツオに恵まれるとともに、山に囲まれ良質な水と焙乾に必要な樫、クヌギの薪が入手しやすいという、鰹節生産に適した地理的条件を備え、立地の良さと薩摩藩の鰹節製造の振興により江戸時代には「諸国鰹節番付」に名を連ねていた。
明治期以降は大型漁船の建造により漁場を拡大し、カツオ遠洋漁業の基地として発展を遂げ、鰹節製造がさらに拡大。品質面でも独自の認証規格を定めるなど、安定した高い品質の確保に取り組んできた。

産品情報(農林水産省HP)★枕崎鰹節★

 

鹿児島県9産品目の登録‼「指宿鰹節」

【登録年月日】

令和7年3月18

【登録番号】

169

【名称】

指宿鰹節(イブスキカツオブシ)、Ibusuki KatsuobushiIbusuki dried bonitoIbusuki bonito flakes

【区分】

第7類水産加工品類加工魚介類(鰹節及び鰹加工品)

【生産地】

鹿児島県指宿市

【生産者団体】

山川水産加工業協同組合

【特性】

上品な香味と深いコクをもつ最高級品「本枯本節(ホンガレホンブシ)」の生産が盛んである。その生産量は全国の本枯本節生産量の7割以上を占め、日本三大生産地の1つとして知られている。
また、全国鰹節類品評会では、最高賞を数多く受賞している。

【地域との結びつき】

山川港(ヤマガワコウ)は噴火口に海水が流入してできた天然の良港で、荒天時の船の避難場所としての機能も有し、明治・大正期は立地の良さから奄美近海でのカツオ漁の拠点として発展。
高知や愛媛などの漁師が、高品質な鰹節を製造するため良い原料を求めて移り住み、地元民に製法を伝授したことで鰹節の生産が拡大。日本で創案された「本枯本節」を先祖代々守り続けている。

産品情報(農林水産省HP)★指宿鰹節★

 

先使用に関する手引きを作成しました

令和8年2月より順次、先使用期間が経過する産品が出てくる中で、先使用期間経過後の対応方法等について手引きを作成しましたので、是非ご活用ください。
また、農林水産省のHPに事業者向けのチラシ、ポスターも掲載していますのでそちらもご活用ください。

●「先使用」とは何か?
地理的表示と同じ名称又は似た名称の表示を、地理的表示の登録の日より前から継続して使用してきた場合、一定期間(登録の日から7年間)、引き続きその表示を使用することが可能な制度です。
(注)不正の目的なく使用している場合に限ります。

先使用とは(農林水産省HP)⇒ ★先使用とは★


※今回の登録に合わせ、九州農政局HPに掲載している資料を更新いたしました。
資料についてはご自由にご活用ください。(ただし加工はご遠慮ください)
九州の登録産品一覧★
関係資料一覧★

GI通信Kyushu」をご覧いただきありがとうございました。
バックナンバー:★GI通信 Kyushu★


配信元:農林水産省九州農政局
経営・事業支援部輸出促進課地理的表示担当

お問合せ先

経営・事業支援部 輸出促進課

ダイヤルイン:096-300-6379

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