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東北農政局

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米粉の調理講習会(令和6年2月20日開催)

米粉の調理講習会~本当においしい米粉のお菓子~開催概要

米粉の利用拡大に取り組む東北米粉利用推進連絡協議会は、令和6年2月20日(火曜日)に仙台市内において、米粉の種類の違いがどのお菓子に向くのか、調理をとおして理解することを目的に調理講習会を開催しました。

開催日時及び会場

日時:令和6年2月20日(火曜日)13時30分~16時00分
会場:学校法人三幸学園 仙台スイーツ&カフェ専門学校(宮城県仙台市宮城野区榴岡3-8-5)

講師

東平 滋子先生(京都府米粉専門のお菓子教室 トルテ主宰)

概要

当日は食品事業者、学生、一般の消費者29人が参加し、京都からお招きした東平先生によるデモンストレーション(調理過程の実演)を見学した後、班に分かれてスポンジケーキとクッキーの調理を行いました。

オーブンに入れて焼き上がりを待つ間、米粉に米粉と同量の水を加えて混ぜる実験をしました。皆、同じに見える米粉ですが、混ぜてみると「トロトロ」になるタイプと「ダマダマ」になるタイプがあること。これは、製粉する機械の種類や、お米の銘柄、産地によっても米粉の性質が違うためとのこと。この実験で使う米粉のタイプを知り、米粉の特性に合わせたレシピを考えることで、美味しいスイーツができるということを学びました。

その後、焼き上がったスイーツの観察と試食を行い、風味、食感、固さの違いを確認しました。
トロトロタイプで作ったスポンジケーキはふくらみが良くふわふわの食感、ダマダマタイプで作ったスポンジケーキは固く出来上がってしまいました。
ダマダマタイプでクッキーを作ってみたところ、バタークッキーはほろっとしたくちどけで壊れやすく、油クッキーは持ち運びに適した固さになりました。

参加者の皆さんから、「米粉の特性によってレシピを使い分けることが難しい」「過去に失敗した原因が分かった」「レシピを考える際の参考になった」といった感想が寄せられ、米粉の奥深さと調理の可能性について体感することができました。

 

調理講習会の様子

協議会挨拶の画像
協議会の挨拶
講師紹介の画像
講師の東平先生
調理を実演する講師の画像
デモンストレーションの様子

スポンジケーキ断面の画像
スポンジのふくらみを比較
右トロトロタイプ:ふっくら弾力あり
左ダマダマタイプ:弾力がなく固め
バタークッキーの画像
バタークッキー
厚くてもほろっとしたくちどけ
油クッキーの画像
油クッキー
薄くてもしっかりした固さ

お問合せ先

生産部生産振興課

担当者:流通改善係
代表:022-263-1111(内線4056)

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