
新玉ねぎ R5.4.28
今の季節はみずみずしい春野菜がたくさん出回っていますね。 その中でも、新玉ねぎは辛みが少ないので生でも食べられるし、 煮てもすぐ火が通るので、時間がない日に大助かりです。

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このあいだお店で ふぞろいのお徳用新玉ねぎを 見かけたので、 これはオニオンスライスにして 食べたい!と、早速買ってきました。 |
薄切りにするのにはいつも スライサーを使うところですが、 ふと思いついて 久しぶりに砥石で包丁を 研いでみました。
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切れ味が復活した包丁で できる限り薄くスライスして、 かつおぶしとお醤油をかけ、 できあがり。
シャキシャキして ほどよい辛みでおいしかったです。 |
玉ねぎの辛み成分である硫化アリルは 健康診断のたびに私が気にしているコレステロールの代謝を正常にし、 動脈硬化の予防になるといわれているのも嬉しいポイント。 生で食べることによって 水に溶けやすく熱に弱い硫化アリルを効率よく摂ることができるというのも、 新玉ねぎならではですね。
お味噌汁にもたっぷり 入れてみました。 煮えた新玉ねぎは トロトロにやわらかくなり、 自然な甘みも感じられて とてもやさしいお味でした。
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新玉ねぎは傷みやすく日持ちしないので、 地域にもよりますが、お店に並ぶのは春先から5月頃までだそうです。 この時期にしか食べられない味を堪能したいと思います。
【おまけ】 我が家では毎週「鶏もも肉1kg! 鶏むね肉1kg!」という感じで 塊のお肉を購入するのですが、 包丁を研いだおかげで鶏の皮もスッスッと切れるようになり、 切り分けるのが格段に楽になりました。 トマトなどもきれいに切れるようになり、快適です。 楽しくお料理するためには、道具のお手入れも大事ですね。
令和5年4月28日
ちょうどよいバランスの食生活 R5.4.21
早いもので、令和5年度がスタートしてから、 もう半月ほどがたちました。 入学、就職、引越などで環境が変わり、 気持ちを新たにお過ごしの方も 多いかと思います。 そこで、新生活をはじめた方に ぴったりのパンフレットをご紹介します。
~農林水産省パンフレット 「考える やってみる みんなで広げる ちょうどよいバランスの食生活」より~ |
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仕事や家事・育児・勉強などなど・・・、 やりたいこと、やらなくてはいけないことで一杯の毎日を送る上で、 「ちょうどよいバランスの食生活」を心がけることは、 健康な心と体を保つ基本になります。
このパンフレットでは、
【食事の栄養バランス】 (難しそう・・・)
【家計とのバランス】 (栄養バランスのよい食事は食費がかさんでしまう・・・)
【生活リズム・ライフスタイルとのバランス】 (仕事で忙しく夕食が夜遅くなる。朝食を作る時間がない・・・)
といった、生活の中の様々なバランスを考えるヒントがたくさん紹介されています。
例えば、コンビニでお昼を選ぶ場合、 “おにぎり2個+カップ麺” だと「主食のかさね食べ」になってしまいますが、 カップ麺を“やきとり2本+野菜サラダ”に変えてみると エネルギー約20%カット、炭水化物約40%カットになり、 加えてたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維なども摂取することができます。
 ※エネルギー・栄養素量は、文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」、 「食事バランスガイド」を基に算出した値
また、朝食を作る時間がない場合のアイディアとして、
 ※価格は総務省「家計調査」2020年1月報告を基に算出
といった調理いらずの簡単メニューも紹介されています。 これならお金も時間もかけず、 エネルギーや日本人に不足しがちなカルシウムを摂取できそうですね。 あるいは、
 ※価格は総務省「家計調査」2020年1月報告を基に算出
のような組み合わせをコンビニで買って食べてもOK! 無理なく朝食を習慣化できると良いですね。 食生活がちょっと気になる・・・という方は、 できることから実践してみてはいかがでしょうか。
なお、手軽に「ちょうどよいバランスの食生活」を実践できるヒントが満載の このパンフレットは、農林水産省のホームページでダウンロードできます。 皆さんもぜひご覧さい。
農林水産省ホームページ 「考える やってみる みんなで広げる ちょうどよいバランスの食生活」 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wakaisedai/balance.html
令和5年4月21日
ふきのとう R5.4.14
先日、隣の市に住む私の母が、ふきのとうを届けてくれました。
ふきのとうといえば春の訪れを告げる山菜ですが、時期的に少し遅いので、今回もらったものはもうつぼみが少し開いているのもあれば、大きいのも小さいのもありました。 でも実家の近くで摘んだばかりということで、とても爽やかな香りです。 |
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いつもは「ばっけ味噌」(ふきのとう味噌)などに調理してから 持ってきてくれることが多いのですが、今回はとれたままの姿です。 子供たちに「何にして食べたい?」と聞くと、「天ぷら!」との返事が。 私はあまり自宅で揚げ物はしないのですが (油はねの掃除とか、なかなか大変ですよね・・・)、 子供たちはおばあちゃんの家で天ぷらにしてもらって食べたことがあり、 おいしかったとのこと。 ふきのとうは苦みもあるのに平気なのかな?と思いましたが、 私も食育ブログ担当になったことだし、みんなに春の味覚を味あわせてあげたい! と覚悟を決めて挑戦してみることにしました。
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洗ったふきのとうに 市販の天ぷら粉をまぶしてから衣をからめ、 さっと揚げます。 |

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おっ、思ったよりサクッと揚がってる? 久々の揚げ物にしてはまあまあかな?
この香りとほろ苦さが、 春を感じさせてくれますね。 おいしかったです。 |
ふきのとうの残りは「ばっけ味噌」にしました。
各家庭で作り方は様々だと思いますが、 今回はさっとゆでて水にさらしたふきのとうを ぎゅっとしぼって刻み、油で炒め、砂糖や味噌、酒、みりんで味付けしました。
できあがりです。 ほろ苦さと甘じょっぱさで、温かいごはんがすすみます。 おにぎりにもぴったりです!
ふきのとうなどの春の山菜の苦み成分には、 冬に体にためこんだ老廃物を排出するデトックス効果があるそうです。 ちゃんと、この季節に食べる意味があるのですね。 家で揚げ物をするのはやっぱりハードルが高いですが、 子供たちも思ったより喜んで食べてくれたので、 これからは時々チャレンジしてみようかな、と思った春の日でした。
令和5年4月14日
桜 R5.4.7
4月から食育ブログを担当することになりましたYです。前担当Sさんのようなお料理上手ではありませんが、食べることは大好きです。家には食べ盛りの中学生の子供たちがおり、日々食育の大切さも感じているところです。 私も勉強させていただきながら、食育イベントのお知らせや季節の食べ物の話題など、幅広くお知らせしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 |
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3月末に咲き始めた桜も、もう花吹雪が舞い始めました。桜の華やかさは、寒い冬を乗り越えた喜びを感じさせてくれますね。今年は例年よりもだいぶ早い開花でしたので、日程を前倒ししてお花見を楽しんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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こちらは、家の近所で買ってきた桜餅と桜まんじゅうです。色合いも桜色で、かわいらしいですね。桜の香りとほのかな塩気があんの甘さに絶妙に合って、とてもおいしかったです。
添えてあるのは東北の小京都と呼ばれる秋田県仙北市角館町の伝統工芸品“樺(かば)細工”のフォークです。樺細工は桜の樹皮から作られるそうで、落ち着いた光沢や深みのある木の色合いがとても素敵です。
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農林水産省ホームページで読むことができるWebマガジン「aff(あふ)」3月号の特集「日本の桜」では、おなじみの桜餅の他、桜のスモークチップを使った燻製、桜の風味を活かしたビールやスイーツ等、お花見だけではない、おいしい桜の楽しみ方も紹介されていますよ。
古くから和歌に詠まれ、歌舞伎や浮世絵の題材にもなるなど、日本の文化に深く関わっている桜。皆さんもぜひ、いろいろな形で楽しんでみてください。 |
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農林水産省Webマガジンaff(あふ)3月号 日本の桜 観るだけじゃない桜の魅力 https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2303/spe1_03.html#main_content
令和5年4月7日
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