山形フォトレポート(令和2年度)
令和2年度
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新着情報
- (No.64)令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式を行いました。(令和3年3月18日)
- (No.63)令和2年度地産地消等優良活動表彰式を行いました。(令和3年3月10日)
- (No.62)小国町の(有)東部開発との意見交換を行いました。(令和3年3月4日)
- (No.61)庄内町の株式会社結米屋(ゆめや)との意見交換を行いました。(令和3年2月26日)
- (No.60)真室川町の農事組合法人ひまわり農場を訪問し、意見交換を行いました。(令和3年2月25日)
(No.64)令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式を行いました。(令和3年3月18日)
3月18日、令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール表彰式を行い、川西町の有限会社川西産直センター(代表取締役平田勝越氏)が東北農政局長賞を受賞されました。
同センターは、自社製の牛の堆肥を水稲のほ場に施用するほか、稲わらをほ場へのすき込み、繁殖牛の飼料や牛舎の敷料として活用しています。また、「生き物を育むお米づくり」を目標とし、長年にわたり田んぼの生き物調査を実施するなど、資源循環型農業や生物多様性保全に取り組んでいます。
平田社長は、「牛の世話など子供の頃に取り組んでいたことに、再び注目が集まっていると感じる。これからも継続していきたい。」と話していました。
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平野地方参事官から平田勝越代表取締役(左)へ賞状を授与 | 左から山形県関係職員(2人)、 平田代表取締役、平野地方参事官 |
(No.63)令和2年度地産地消等優良活動表彰式を行いました。(令和3年3月10日)
3月10日、山形県拠点地方参事官室において令和2年度地産地消等優良活動表彰式を行い、お食事処千起(新庄市・今井乃里子代表)が東北農政局長賞を受賞されました。
お食事処千起は、山形県最上総合支庁内にある食堂で、庁舎職員や一般の方向けに昼食の提供を行っています。
毎月1回、山形県最上地域の食材を活用した「地産地消定食」を提供するほか、使用した食材をその場で販売するなど、地元農産物の消費拡大等に取り組んでいます。
受賞者の取組概要(PDF : 645KB)
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平野地方参事官から今井乃里子代表(右)へ 賞状を授与 |
今井乃里子代表(中央左)、 今井昇店主(中央右)と職員 |
最上伝承野菜(畑なす)を使用したメニュー 写真:お食事処千起提供 |
(No.62)小国町の(有)東部開発との意見交換を行いました。(令和3年3月4日)
3月4日、平野地方参事官が(有)東部開発の伊藤照幸取締役と意見交換を行いました。
(有)東部開発は、水稲とそばをあわせて100haの作付とそばの刈取請負30haを行う町内最大規模の農業法人です。伊藤取締役は、前代表取締役の父、伊藤重廣さんが亡くなられたことをきっかけに令和2年2月に小国町にUターンし、新規就農しており、ITを活用して効率的な農業にチャレンジしていくことについてお話を伺うことができました。
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意見交換を行う平野地方参事官(左) | ほ場の場所を説明する伊藤照幸取締役(左) | 意見交換の様子 |
(No.61)庄内町の株式会社結米屋(ゆめや)との意見交換を行いました。(令和3年2月26日)
2月26日、平野地方参事官が、地域農業の担い手としてJAあまるめ主導で設立された「株式会社結米屋」との意見交換を行いました。
JAあまるめの職員から結米屋の設立経緯を、また、中野代表取締役社長ほか1名の役員から、地域農地の受託組織としての苦労話や年間を通した雇用者確保に向けた取組み、農業者が高齢化していく中での今後の事業展開等についてお話を伺うことができました。
意見交換後に、経営の安定化と地域雇用創出を図るため整備した精米施設及び軟白ねぎの調整出荷施設を視察しました。
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意見交換を行う平野地方参事官 | 説明を行う中野社長 | 参加した結米屋とJA職員のみなさん |
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精米施設で説明を受ける平野地方参事官 | ねぎ選別機を前に説明を受ける平野地方参事官 |
(No.60)真室川町の農事組合法人ひまわり農場を訪問し、意見交換を行いました。(令和3年2月25日)
2月25日、真室川町の農事組合法人ひまわり農場を訪問し、佐藤代表理事及び高橋理事と意見交換を行いました。
農事組合法人ひまわり農場は、真室川町全域の担い手として農地約188ha(約40%が借地)を耕作し、水稲、大豆、飼料用作物、野菜等を生産しています。今回は、令和3年度の経営方針や現在抱える課題等、幅広い内容について意見交換を行いました。また、2月15日から16日にかけての暴風で被覆材が剥がされる被害を受けた、農業用パイプハウス等の視察を行いました。
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左:佐藤代表理事、右:高橋理事 | 暴風で被害を受けた 根みつ葉を栽培するパイプハウス |
(No.59)「令和2年度山形県収入保険加入推進協議会臨時総会」に出席しました。(令和3年2月24日)
2月24日、山形県農業共済組合本所2階会議室において「令和2年度山形県収入保険加入推進協議会臨時総会」が開催され、平野地方参事官がオブザーバーとして出席しました。
臨時総会では、令和3年度における収入保険の加入推進目標や推進活動年間スケジュール等の事業計画が示され、全会一致で採択されました。
山形県拠点としては、収入保険の普及・加入推進のため、山形県農業共済組合をはじめ市町村・JA等と連携し取り組んでいきます。
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祝辞を述べる平野地方参事官 | 臨時総会の様子 |
(No.58)「やまがた6次産業ビジネス・スクール2020」の修了式に出席しました。(令和3年2月24日)
2月24日、山形県土地改良会館において、「やまがた6次産業ビジネス・スクール2020」の修了式が行われ、中里総括農政推進官が出席しました。
今年度で12回目を迎えたビジネス・スクールは、山形県の6次産業化人材育成研修事業で行われており、修了式では県内各地の農業者や地域おこし協力隊、企業人などの修了生28人に修了証書が授与されました。また、併せて行われたビジネス計画書優秀者報告会では、4名の修了生から自ら描いた計画の発表がありました。
修了生の皆様には、講義やインターンシップ研修など多彩なカリキュラムの受講とスクールで得られた人的ネットワークにより、自ら描くビジネスプランの実現とともに、地域における6次産業化の推進役としての活躍が期待されます。
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修了式での主催者挨拶 | ビジネス計画書優秀者報告会 | 修了者による試作品説明 |
(No.57)令和2年度第3回農商工等連携事業計画の認定式を行いました。(令和3年2月12日)
2月12日、山形県生涯学習センター(山形市)において令和2年度第3回農商工等連携事業計画の認定式を行い、中小企業者の佐竹物産株式会社(山形市・佐竹裕子代表取締役)及び農林漁業者の井澤紋庸氏(村山市)に認定書を交付しました。
山形県さくらんぼの大玉新品種「やまがた紅王」を使った3D立体型パッケージの開発と、顧客が自宅でさくらんぼ狩り等のバーチャル収穫体験や生産者とリモートで会話しながら果実を購入できるシステムを構築するもので、コロナ禍における新たな取り組みとして国内外の販路開拓に期待できます。
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東北農政局平野地方参事官(山形県担当)から、井澤氏へ認定書の交付 | 東北経済産業局藤本産業部長から、 佐竹代表取締役へ認定書の交付 |
集合写真 |
(No.56)山形県内市町村及びJA等へ大雪に係る支援対策の周知を行いました。(令和3年2月5日)
2月5日、山形県庁において「令和2年から3年までの冬期の大雪による農林水産関係被害への支援対策」について、県内市町村及びJA等へ山形県Web会議システムにより説明を行いました。
支援策については、東北農政局生産部生産振興課、園芸特産課及び経営・事業支援部経営支援課の担当者が説明し、その後質疑を行いました。質疑では、支援策の要件や今後のスケジュール等の質問や要望などが出されました。
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説明する担当者 | 説明する担当者 |
(No.55)東北農政局長と大石田町長との意見交換を行いました。(令和3年1月28日)
1月28日、東北農政局長と大石田町長との意見交換を行いました。
大石田町長からは、令和2年7月豪雨被害に対する復旧事業へのお礼、今般の豪雪災害や、イノシシ被害の状況及び令和3年産米の需要に応じた生産についてお話がありました。また、選果場で規格外となった「すいか」の処分費の支援策について要望がありました。
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あいさつする村岡大石田町長 | あいさつする内田東北農政局長 | 左:東北農政局、右:大石田町 |
(No.54)東北農政局長と大石田そば営農組合長等との意見交換を行いました。(令和3年1月28日)
1月28日、東北農政局長と大石田そば営農組合長等との意見交換を行いました。
意見交換は、大石田町でそば生産の推進を行っている関係者(営農組合、刈取組合、そば店、JA、町)に参集いただき、それぞれの立場から現状と課題等のお話を伺いました。今後、大石田町は、さらなる安定供給及び品質向上のため、コンバイン及び乾燥機の導入を考えたいとのことです。
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会場の様子 | 左:刈取組合代表、中央:営農組合長、右:そば店主 | あいさつする内田東北農政局長 |
(No.53)小国町地域おこし協力隊の吉田悠斗氏と意見交換を行いました。(令和3年1月26日)
小国町地域おこし協力隊(農業支援)の吉田さんは、大学時代から小国町を数回訪れたことがきっかけとなり、平成30年6月から協力隊員として活動しています。これまで、様々な農業体験をとおし、地域の方々との交流を深めてきました。
地域おこし協力隊の任期が終了した後も、引き続き小国町で地域活性の一助となるべく活動する予定であり、将来展望等について意見交換を行いました。
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地域おこし協力隊、吉田さん(左)と小国町産業振興課、大谷主事(右) | 意見交換の様子 |
(No.52)Web会議システムを活用し町村への予算説明を行いました。(令和3年1月18日)
1月18日、最上地区5町村(金山町、舟形町、真室川町、鮭川村、戸沢村)に対して、令和2年度第3次補正及び令和3年度概算決定の予算説明をWeb会議システムを活用し行いました。
実施に当たっては町村の協力を得て、どのWeb会議ソフトがベスト(接続、音声・画像等)なのかなど、試行を繰り返し行いました。今後は、町村から実施に当たっての感想等についてアンケートを行い、課題を整理し活用頻度を高めていくこととしています。
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説明する地方参事官室職員 | 説明する地方参事官室職員 |
(No.51)平野地方参事官が株式会社アイオイ(養鶏事業者:鮭川村)を訪問し、意見交換を行いました。(令和2年12月24日)
12月24日、平野地方参事官が飼料用米実需者である株式会社アイオイ(鮭川村:養鶏事業者)を訪問し、飼料用米の取組経過と利用拡大計画について意見交換を行いました。
五十嵐取締役からは「安全・安心な鶏肉を消費者に届けるために、配合飼料に含まれる飼料用トウモロコシ(輸入品)を国産の飼料用米へ徐々に切り替えている。将来的には配合割合を50%まで高め、自社ブランドである「やまがた最上どり」をとおして最上地域を活性化していきたい。」とのお話を伺うことができました。
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株式会社アイオイ:五十嵐代表取締役 | 意見交換の様子 | 株式会社アイオイの事務所 |
(No.50)「全国農業高校お米甲子園」で最高金賞を受賞した県立置賜農業高校を取材しました。(令和2年12月21日)
県立置賜農業高校の実習田で栽培した「コシヒカリ」が、「第11回全国農業高校お米甲子園(米・食味鑑定士協会主催)」で最高位である最高金賞を受賞しました。
新型コロナ感染拡大防止のため、コンクール開催地である静岡県での表彰式は行われませんでしたが、12月21日、同校において、主催者である米・食味鑑定士協会から表彰状と副賞が授与されました。受賞者代表の生物生産科作物専攻3年の角田智貴さんと髙山千真さんから、「アイガモ農法による栽培は、暑い中での除草作業が大変だったが、最高金賞という形となったことは、うれしく光栄に思う。」との感想がありました。
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主催者からの表彰状授与 | JA山形おきたま木村組合長からの 優勝旗授与 |
生徒代表の生物生産科(作物専攻)3年 角田さんと髙山さん |
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~アイガモと一緒に~ 写真:県立置賜農業高校提供 |
~手押し除草機での作業~ 写真:県立置賜農業高校提供 |
~バインダーでの収穫作業~ 写真:県立置賜農業高校提供 |
(No.49)令和2年度食味コンクール決勝審査会が行われました。(令和2年12月18日)
12月18日、庄内JAビルにおいて、全農山形県本部が主催する「攻めの庄内米・こめづくり運動令和2年度食味コンクール決勝審査会」に、平野地方参事官が審査員として出席しました。
決勝審査においては、食味・品質分析データの採点評価による一次審査を通過した「つや姫」、「はえぬき」、「雪若丸」の各4点について、2点ずつのトーナメント方式により、8名の審査員が外観、香り、味、粘り、硬さなどの官能審査を行い、その結果、最も食味の良い米が選ばれました。今年度は同票数の判定が続出するなど、これまでにない接戦となりました。
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味、粘り、硬さ等を審査 | つや、白さ等の外観も審査対象 | 判定を行う審査員 |
(No.48)西川町の啓翁桜出発式に出席してきました。(令和2年12月15日)
12月15日、西川町の啓翁桜促成施設において、神事による初出荷の出発式が執り行われました。
啓翁桜は、山形県内各地で生産される冬期間の特産品で、出荷量は日本一となっています。西川町の生産農家は、降雪前の秋に枝を切り出し、加温施設で芽出しを行い、その後枝を切り分け長さごとに梱包しJAの集荷場に出荷しています。これから正月用の飾りとして出荷のピークを迎えますが、京浜市場を中心に送り届けるとのことです。
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出発式 | 啓翁桜 | 芽出し中の啓翁桜 |
(No.47)ながめやまバイオガス発電所を訪問し、意見交換を行いました。(令和2年12月15日)
12月15日、ながめやまバイオガス発電所(飯豊町)を訪問し、発電所を運営する東北おひさま発電(株)代表取締役社長の後藤博信氏と「6次産業化の取組と地域との繋がり」等について、意見交換を行いました。
発電の燃料となるバイオガスは、肉用牛等の排泄物を主原料に加工食品の製造過程で出る残さを加え、メタンガスを抽出しています。抽出後の発酵残さについては、固液を分離し、固形物は肥育牛の敷料として、液体は液肥として使用することとしており、環境に優しい、資源循環型の取組となっています。
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意見交換会の様子 | 発電装置 | 発酵残さについて説明する後藤社長と 県拠点職員 |
(No.46)最上町の株式会社西塚農場を訪問し、意見交換を行いました。(令和2年12月14日)
12月14日、最上地域農業・畜産振興協議会が主催する技術及び経営改善部門で、「最上農業賞」を受賞した株式会社西塚農場の代表取締役西塚雄大氏と意見交換を行いました。
西塚農場(水稲30.5ha、そば1.5ha作付け)は、最上町の中山間地域において、地域の中心的経営体に位置付けられており、SWOT分析等を活用した先進的な農業経営を行っています。意見交換では、「高齢化、担い手不在等で耕作放棄地化が懸念される地区の水田を集約し、他の担い手と協力し将来的には地域の全ての水田を耕作したい。」と決意を語っておられました。
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株式会社西塚農場:西塚代表取締役 | 意見交換の様子 |
(No.45)飼料用米実需者との意見交換を行いました。(令和2年12月10日)
12月10日、平野地方参事官が、飼料用米実需者である(株)大商金山牧場、(株)平田牧場を訪問し、飼料用米活用の取組経緯と今後の活用拡大に向けた取組等について意見交換を行いました。
(株)大商金山牧場の小野木代表取締役社長からは、飼料用米の調達状況や耕畜連携の取組、今後の事業展開について、(株)平田牧場の茂木専務執行役からは、生活協同組合との交流から生まれた飼料用米活用の取組についてお話しを伺うことができました。
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(株)大商金山牧場:小野木代表取締役社長 | (株)大商金山牧場:佐藤管理本部長(左) | (株)大商金山牧場との意見交換風景 |
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(株)平田牧場:茂木専務執行役 | (株)平田牧場:池原研究・開発室長(左) | (株)平田牧場との意見交換風景 |
(No.44)寒河江・西村山地域農業者との意見交換を行いました。(令和2年12月10日)
12月10日、寒河江市「ハートフルセンター」において、寒河江・西村山地域農業者との意見交換を行いました。
意見交換には、寒河江市、河北町及び大江町で主に「さくらんぼ、もも、ラ・フランス、りんご」などの果樹を生産する30代の若手農業者4名に参加していただき、今後の営農目標である規模拡大や収益性のアップに向けた労働力確保や、販売戦略、若手農業者のネットワーク等について意見交換を行いました。
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参加者の皆様 | 意見交換の様子 |
(No.43)(株)農園貞太郎(酒田市)に対し令和3年度農林水産予算概算要求の説明と意見交換を行いました。(令和2年11月25日)
11月25日、(株)農園貞太郎(酒田市)を訪問し、社長の遠藤久道氏ほか2名に対し「令和3年度農林水産予算概算要求」等について説明を行い、その後に意見交換を行いました。
遠藤社長は大学卒業後、漬物製造会社に入社し、原料の仕入れのため他県の農家と接した経験から、産地と消費者を結ぶ仕事がしたいと考え2017年に同社を設立し、現在、稲作約21ha、畑約25ha作付けし、だいこん、あつみかぶ、えだまめ等を、大手量販店に販売しています。将来は、ライスセンターや冷凍加工施設等を整備し、より付加価値を高めた農産物の販売を行う考えとのことです。意見交換後には、大根の収穫作業や倉庫での保管状況等について説明を伺うことができました。
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意見交換の様子 | (株)農園貞太郎 |
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だいこんの洗浄作業 | 施設での保存状況 |
(No.42)最上農業賞表彰式並びに記念講演会が開催されました。(令和2年11月19日)
11月19日、最上総合支庁において熊井総括農政業務管理官が審査員を務める最上農業賞(最上地域農業・畜産振興協議会主催)の表彰式が開催されました。
最上農業賞は1989年に始まり、これまで66の個人・団体が受賞、今年度は組織活動部門で「JAおいしいもがみ北部酒米研究会指きりげんまん(新庄市)」、技術及び経営改善部門で「株式会社西塚農園(最上町)」の2団体が受賞しました。
表彰式の後には、「株式会社あつみ農地保全組合」の佐藤取締役を講師に「中山間地域の農地を未来につなぐ」とのテーマで記念講演が行われました。
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「JAおいしいもがみ北部酒米研究会 指きりげんまん」の指村会長(写真左) |
「株式会社西塚農場」の 西塚代表取締役(写真左) |
記念講演会の様子 |
(No.41)西村山地区の花木生産者を訪問し意見交換を行いました。(令和2年11月18日)
11月18日、西川町で啓翁桜を生産している金子さん、河北町で鉢物のスノーボールを生産している奥山さんを訪問し意見交換を行いました。
西川町では、13名が啓翁桜に取組、25haの生産面積で4千万円の販売額がありますが、令和6年までの目標として、生産者15名、生産面積35ha、販売額1億円を目指し取り組んでいます。そのため、手狭となってきた加温・作業施設と同程度の施設を町及びJAと連携し、国の支援を受け整備したいとのことです。
河北町では、10名がスノーボールに取組、そのうち3名が鉢物のによる、促成栽培に取り組んでいます(加温施設で開花させた枝を切り出荷)。促成栽培においては、冷蔵庫に入れるタイミングで花の善し悪しが決まるため、未だ難しい作業とのことです。
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啓翁桜加温施設(右2人目:金子さん、 左:平野地方参事官) |
啓翁桜のほ場 | 啓翁桜切り出しの様子 |
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ハウス内のスノーボール | 冷蔵庫に保管中のスノーボール | 促成栽培のスノーボール(右:奥山さん) |
(No.40)舟形町長及び農業関係団体との農政懇談会で講演を行いました(令和2年11月16日)
11月16日、舟形町中央公民館において「舟形町長及び農業関係団体との農政懇談会」が開催されました。
懇談会では、山形県拠点の熊井総括農政業務管理官が「農業情勢と令和3年度農林水産関係予算概算要求の概要」について講演を行いました。その後、講演内容等について、活発な質疑応答が行われました。
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講演を行う熊井総括農政業務管理官 | 森町長(左)、菅原副町長(右) | 講演の様子 |
(No.39)東北農政局内田局長が山形県の大蕨の棚田(山辺町)と椹平の棚田(朝日町)を視察しました。(令和2年11月12日)
11月12日、東北農政局内田局長が、山形県拠点、山形県農林水産部等の関係者とともに「大蕨の棚田」(山辺町)と「椹平の棚田」(朝日町)の視察を行いました。
「大蕨の棚田」では、事業主体の一つであるグループ農夫の会代表稲村氏から取組の紹介として、Jリーグ J2モンテディオ山形との協定、山形交響楽団とのコラボ等について説明を受けました。
「椹平の棚田」では、事業主体である椹平棚田保全活動推進委員会会長志藤氏等から取組の説明を受けました。また、地域おこし協力隊から関わりを続け、現在は移住コンシェルジュとして町内に「(一社)希望活動醸成機構」を設立した、阪野代表理事から棚田カレーの情報提供がありました。
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大蕨の棚田、内田局長(左から3人目)、遠藤町長(中央) | 大蕨の棚田 |
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視察の様子(椹平の棚田) | 椹平の棚田 |
(No.38)上山市の干し柿農園を訪問し加工工程の現地調査を行いました。(令和2年11月12日)
11月12日、上山市で干し柿づくりを行っている農園を訪問し、収穫から製品までの工程の現地調査を行いました。
干し柿の作業工程は、収穫した柿の余分な枝を切り取り(縄に吊すため若干残す)皮をむき、縄でくくり30分程燻蒸(殺菌等)した後屋外で2週間程乾燥させます。その後屋内で1週間程乾燥させ、更にたわし等でブラッシングし白粉を発生させ、1週間程の仕上げ乾燥を経て出荷となります。なお、ほとんどが手作業のため大変手間がかかるとのことでした。また、柿の種類は上山市が原産地の「紅柿(べにがき)」を主に、「平核無柿(ひらたねなしがき)」も出荷しているとのことです。
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干し柿 | 松田農園の干し柿 |
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ちゃっこい農園の干し柿 | 皮むきの様子(ちゃっこい農園) |
(No.37)「果汁工房 果実の森スズキ」を訪問し、6次産業化取組の情報収集を行いました。(令和2年11月12日)
11月12日、6次産業化認定事業者の「果汁工房 果実の森スズキ(大江町)」を訪問し、代表の鈴木茂氏から取組状況の情報収集を行いました。
鈴木氏は、大江町に古くから伝わる「山の恵の三役」といわれる、山葡萄、マタタビ、サルナシが特に山間地に適した作物と考え、栽培とジュースや果実酢等の加工・販売に先駆的に取り組んでいます。また、山間積雪地に適した独自の栽培法(棒仕立て)を確立させ、栽培管理の労力軽減を図り、だれもが取り組めるよう技術指導も惜しまず、後継者となる仲間づくりにも積極的に取り組んでいます。
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圃場での情報収集の様子、鈴木代表(右) | 山葡萄の棒仕立て | マタタビの圃場 |
(株)モス山形を訪問し、6次産業化取組の情報収集を行いました。(令和2年11月10日)
11月10日(火曜日)、6次産業化認定事業者の(株)モス山形(山形市)を訪問し、代表取締役山本正幸氏から取組状況の情報収集を行いました。
(株)モス山形は、耕作放棄地を利用した、コケ栽培とコケ緑化商品の開発・販売を行っているトップ企業(全国シェア 8割以上)で、地球温暖化の緩和のほか、地域の雇用創出や農福連携にも貢献しています。
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情報収集の様子、山本代表(右) | 緑化商品(コケマット) | 耕作放棄地を利用したコケ栽培 |
令和2年度山形県農業委員会大会が開催されました。(令和2年11月6日)
11月6日(金曜日)、新庄市民文化会館において、令和2年度山形県農業委員会大会が開催されました。
大会は、新型コロナ対策として参加者を例年の半数に抑え、県内各市町村の農業委員、農地利用最適化推進委員など約500人が出席し開催されました。農業情勢講演では平野地方参事官が講師となり、「食料・農業・農村基本計画」及び「令和3年度農林水産予算概算要求の概要」等について、講演を行いました。また、議事においては、「次世代に継承する活力ある農業・農村の再構築のための政策提案決議」等、4地区協議会から4議案の提案がなされ採択されました。
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開会行事の様子 | 会場の様子 | 講演を行う平野地方参事官 |
「やまがた6次産業ビジネス・スクール2020」の開講式に出席しました。(令和2年11月4日)
11月4日(水曜日)、山形県土地改良会館において、「やまがた6次産業ビジネス・スクール2020」の開講式が行われ、平野地方参事官(山形県担当)が来賓として出席しました。 当スクールは、山形県が実施主体、やまがた食産業クラスター協議会が運営主体となり、6次産業化をめざし県産農林水産物等の地域資源を活用した新事業に、経営感覚・起業家精神をもって取り組む人材を育成するため2009年から実施し、これまで357名が受講しています。
令和2年度は、11月4日から来年2月24日の期間において、15回の講義及び現地実習の実施を予定しており33名が受講します。今年は新型コロナウイルス対策から新たにオンラインを活用した講義も計画されています。
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開校式の様子 | 主催者(山形県)からの挨拶 |
平野地方参事官が(株)ジェイエイてんどうフーズの新施設を現地調査しました。(令和2年10月26日)
10月26日(月曜日)、平野地方参事官が(株)ジェイエイてんどうフーズの低温ピッキング場・精米工場を訪問し、施設の現地調査を行いました。
(株)ジェイエイてんどうフーズは、JA天童100%出資の会社で、管内で生産された果実や精米をコールドチェーン・精米ハサップ対応により、直営店舗「サンピュア店」「フルーツセンター直営店」やネット販売等で、全国の消費者へお届けしています。
令和2年2月完成した新社屋に併設された低温ピッキング場・精米工場では、ぶどう(シャインマスカット)のパッケージ作業や令和2年産米の精米作業が行われていました。
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新社屋 | シャインマスカットのパッケージ作業 |
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ロボットによる精米積荷 | 米管理の説明を受ける平野地方参事官 |
「庄内柿」の収穫が始まりました。(令和2年10月14日)
山形県の秋の味覚である庄内柿の収穫が、酒田市袖浦地区で始まりました。お伺いした星川農園では、10月中旬から収穫適期となった早生品種の「刀根早生(とねわせ)」を一つ一つ丁寧に収穫していました。「庄内柿は渋抜きすることによりみずみずしく柔らかな食感をもつ甘い柿に変わりますが、当農園では更に美味しい庄内柿を食べて頂くため、収穫後24時間以内に渋抜き作業を行っています。」との話を伺うことができました。平べったく、種のない、おいしい「庄内柿」を是非ご賞味下さい。
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庄内柿 | 庄内柿(刀根早生) |
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庄内柿の圃場 | たわわに実る庄内柿 |
令和2年度第2回地域産業資源活用事業計画認定書を交付しました。(令和2年10月9日)
10月9日(金曜日)、ピノ・コッリーナ(ファームガーデン&ワイナリー松ケ岡(鶴岡市))において、エルサンワイナリー松ケ岡株式会社及び株式会社エルサンの早坂剛代表取締役に対し、東北農政局地域食品・連携課長から、「中小企業地域資源活用促進法」に基づく地域産業資源活用事業計画の認定書が交付されました。国指定史跡の松ケ岡開墾場内に建設されたワイナリーでは、IT活用により最適管理されたブドウ畑で栽培した高品質なブドウを原料とし、重力を利用した自然に逆らわない醸造手法により今秋からワイン製造を始めました。高品質な「庄内産日本ワイン」の魅力を発信することで、地域への経済的な波及効果を目指しています。
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早坂剛代表取締役(右)への認定書交付 | 集合写真 |
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ピノ・コッリーナ | ブドウ畑 |
JAさがえ西村山花き振興協会花木部会と意見交換を行いました。(令和2年10月5日)
10月5日(月曜日)、JAさがえ西村山(本所)において、JAさがえ西村花き振興協会花木部会と意見交換を行いました。
意見交換には花木部会長含め6名(啓翁桜班、スノーボール班、花木班各2名)と助言者としてJA担当者も参加し、コロナ禍の影響、生産現場の状況と課題、生産・需要拡大の方策及び今後の展望等について意見交換を行いました。
各班とも市場が求める時期に合わせ出荷するための栽培の工夫や品目選択などについて、情報共有し商品価値を高めるとともに、更なる輸出拡大を目指し経営発展につなげたいとのことでした。
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中央:あいさつする金子部会長、 左:石山副部会長 |
意見交換の様子 | 左:意見を引き出す平野地方参事官 |
(有)舟形マッシュルームを訪問し意見交換と生産施設の現地調査を行いました。(令和2年9月23日)
9月23日(水曜日)、平野地方参事官が(有)舟形マッシュルーム(舟形町)を訪問し、代表取締役長澤光芳氏との意見交換及び生産施設の現地調査を行いました。
(有)舟形マッシュルームは平成13年に設立、年々生産量を増やし、現在は約1,450tと国内シェアの約22%を占めています(令和元年8月時点)。自社生産したマッシュルームを原料とした加工品の開発・製造、販売にも積極的に取り組んでおり、商品は農場内に併設された産直レストランやオンラインショップで購入することができます。
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現地調査の様子、長澤代表(左) 平野地方参事官(右) |
マッシュルーム生産棟内部 | 順調に生育するマッシュルーム |
「天童市田麦野(たむぎの)の棚田」(やまがたの棚田20選)の現地調査を行いました。(令和2年9月18日)
9月18日(金曜日)、平野地方参事官が「やまがたの棚田20選」に選定された、「天童市田麦野の棚田」の現地調査を行いました。
田麦野の棚田は、JR天童駅から東に直線で約8km、天童高原スキー場の手前にあります。すでに稲穂も色づき稲刈りが始まっており、杭がけが棚田に映え広がる原風景を楽しめるようになりました。
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現地調査を行う平野地方参事官 | 天童市「田麦野の棚田」 | 棚田の杭がけによる乾燥風景 |
内田東北農政局長が「鶴岡市立農業経営者育成学校」を訪問しました。(令和2年9月17日)
9月17日(木曜日)、「鶴岡市立農業経営者育成学校(SEADS(シーズ))」研修室において、鶴岡市長と東北農政局長が意見交換を行いました。その中で、鶴岡市長からは、SEADSの取組状況と施設内の説明があり、終了後は内田局長と研修生とが懇談を行いました。その後、研修ほ場に出向き、ベビーリーフ栽培概要について説明を受けました。意見交換冒頭には、皆川市長から内田東北農政局長に対し、担い手育成確保への支援等について「要望書」が提出されました。
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鶴岡市長との意見交換 | 研修生との懇談 |
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要望書の提出 | ほ場視察の様子 |
令和2年7月豪雨の農林水産関係被害への支援対策説明会に出席しました。
9月4日(金曜日)、9日(水曜日)及び11日(金曜日)河北町主催の「令和2年7月豪雨で農地が被災された方への支援事業についての説明会」が開催され、東北農政局から生産部生産振興課及び経営・事業支援部経営支援課の担当者が出席し、農林水産省の営農再開に向けた支援策を説明しました。また、併せて県及びJAからも支援策の説明を行いました。
支援事業については、農家の関心も高く3会場合わせ144名が出席し、質疑も活発に交わされ農家の不安解消の一助となりました。
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農政局の説明者 | 会場の様子 |
山形県内にある農業高等学校等5校に対して、農林水産大臣からの「激励状」をお届けしました。(令和2年9月9日~10日)
農業高校等の生徒で構成している日本学校農業クラブが、昭和25年から毎年開催してきた「日本学校農業クラブ全国大会」が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開始以来初めて中止となりました。
この度、不安と残念な気持ちを抱えながらも農業クラブ活動を継続している農業高校生を激励し、将来の農業の担い手として成長されることを期待することを伝えるため、農林水産大臣からの「激励状」を山形県内の農業高校等全5校を訪問しお届けしました。
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置賜農業高等学校 吉田校長先生(中央)、坂井教頭先生(右) |
村山産業高等学校 右から農業クラブ会長の松田さん、 副会長の松田さん、副会長の樺澤さん |
村山産業高等学校 折原教頭先生(左)と 農業クラブ役員の皆さん(中央3名) |
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新庄神室産業高等学校 斉藤先生(農場長) |
庄内農業高等学校 加藤校長先生(左) |
上山明新館高等学校 佐藤校長先生(左) |
令和2年7月豪雨で被害を受けたJAやまがたたい肥センターの現地調査を行いました。(令和2年9月4日)
9月4日(金曜日)、令和2年7月豪雨で浸水の被害を受けたJAやまがたたい肥センターを視察しました。
記録的な大雨により、たい肥センター近くの1級河川の須川(すかわ)が増水、行き場を失った施設脇を流れる支流の藤沢川(ふじさわがわ)が溢れ、施設が約1メートル浸水し電気施設等が被害に遭いました。
現在、牛ふん等の受入ができないため、早期復旧に向け対応したいとのことでした。
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JA担当者(左)から、被害状況の 説明を受ける平野地方参事官(右) |
約1メートル浸水した堆肥施設 | 藤沢川の拡幅工事の様子 |
酒田市特産「刈屋梨」の収穫が始まっています。(令和2年9月3日)
刈屋、東村、明成寺などの集落からなる山形県酒田市豊島地区で生産される刈屋梨は、美味しい和梨の産地として有名です。豊島地区は、鳥海山から流れる日向川と荒瀬川が合流する地点にあり、明治時代から和梨が生産されてきました。現在は幸水、南水、豊水などの様々な品種が栽培されており、主力品種である幸水は、豊島地区の栽培面積の7割から8割を占めています。
9月3日、現地調査に伺った先の農園主によると、「今年は、降雹による被害が一部発生したため、雹による傷果は一つ一つ丁寧に確認し摘果を行った。7月の長雨による品質低下も心配したがおいしい梨が生産できた。美味しい梨に芳香を伴う甘味とサックリした歯ざわり、果汁たっぷりなみずみずしい刈屋梨をぜひご賞味ください。」とのお話を伺うことができました。
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刈屋梨(幸水) | 刈屋梨(幸水) | 刈屋梨の圃場 |
新庄市の大豆生産者、阿部秀幸氏と意見交換を行いました。(令和2年9月2日)
9月2日(水曜日)、第48回令和元年度全国豆類経営改善共励会で全国農業協同組合連合会会長賞を受賞した新庄市の大豆生産者、阿部秀幸氏宅を訪問し、大豆生産の現状や課題、今後の抱負等について意見交換を行いました。
阿部秀幸氏は、地元の「塩野大豆そば生産組合」の代表として、良質な大豆、そばの生産をリードするとともに、個人としても農薬を使用しない大豆栽培に取組んでいます。
意見交換終了後、大豆圃場において生育状況等の説明を受けました。
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阿部秀幸氏 | 意見交換の様子 | 大豆の圃場 |
飯豊町、東北おひさま発電(株)と意見交換を行いました。(令和2年8月27日)
8月27日(木曜日)、飯豊町役場会議室において、飯豊町と東北おひさま発電(株)と「地域における循環型社会」について意見交換を行いました。
飯豊町は従来からブランド牛である米沢牛の生産振興に力を入れており、平成29年にバイオマス産業都市の認定を受け持続可能なまちづくりにも取り組んでいます。東北おひさま発電(株)は家畜排泄物の処理問題の解決等、地域貢献を主な目的として、全国的にも珍しい肉用牛の排泄物を利用したバイオガス発電に取り組んでいます。
意見交換終了後、東北おひさま発電(株)が運営する「ながめやまバイオガス発電所」を視察しました。
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意見交換会の様子 | 平野地方参事官 | おひさま発電の後藤社長(左)と 飯豊町農林振興課の金田室長(右) |
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牛の排泄物が集まる「ピット」 | 余剰ガス燃焼装置 | 発電設備 |
令和2年7月豪雨の農林水産関係被害への支援対策説明会を開催しました。(令和2年8月20日)
8月20日(木曜日)、山形国際交流プラザ山形ビッグウイングにおいて、県、市町村、JA等約80名に対し、7月豪雨の農林水産関係被害への支援対策説明会を開催しました。
説明は、農林水産省大臣官房地方課、生産局総務課及び経営局経営政策課の担当官が行い、支援対策活用に向け活発な質疑応答が行われました。また、閉会後も参加者からの相談に対応するなど、引き続き被災者・団体に寄り沿った支援を継続していくこととしています。
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シールド越しに説明 | 説明者 | 会場の様子 |
MAFF-SATは令和2年7月豪雨により被害を受けた樹園地等を調査しました。(令和2年8月5日)
8月5日(月曜日)、MAFF-SAT(農林水産省・サポート・アドバイザーチーム)は、令和2年7月豪雨により被害を受けた朝日町のりんご園等を調査しました。
朝日町のりんご園では、複数箇所で斜面の崩落があり、樹木及び農道に深刻な被害が確認されました。大江町の月布川(つきぬのがわ)では、堤防を超えた水がラ・フランス園に流れ込み、大量の泥が堆積し重機による排出作業が行われていました。河北町の最上川沿いのさくらんぼ園では、浸水の状況が防風ネットのゴミの高さから見て取れました。
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りんご園の農道崩落(朝日町) | りんご園の園地崩落(朝日町) |
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ラ・フランス園に堆積した泥(大江町) | さくらんぼ園の状況(河北町) |
中東局次長が令和2年7月豪雨による被災市町村を訪問しました。(令和2年8月3~4日)
8月3日(月曜日)~4日(火曜日)、中東局次長は、令和2年7月豪雨により被害を受けた13市町村を訪問し、首長等から被害状況の説明を受けるとともに、災害復旧や営農継続のための支援対策の説明を行いました。
7月27日(月曜日)からの記録的な大雨により、最上川やその支流が氾濫し住宅街や田畑に流れ込み、水稲、果樹等の農作物の冠水や、農地への土砂流入、揚水機等の浸水など県内各地に大きな被害をもたらしました。被害の全容はまだ明らかになっていませんが、農林水産省は被災された農林漁業者の皆様が、営農意欲を失わず1日も早く営農再開できるよう支援していきます。
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左:中東局次長、中:生産者、 右:河北町長(河北町) |
農道に堆積する流木(河北町) |
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冠水した大豆の被害状況を確認(白鷹町) | 市担当者からの説明(長井市) |
JAみちのく村山「西部すいか選果施設」の現地調査を行いました。(令和2年7月22日)
令和2年7月22日(水曜日)、「尾花沢すいか」で有名なJAみちのく村山「西部すいか選果施設」を視察しました。
同施設は、平成28年度産地パワーアップ事業でリニューアルし、「東部すいか選果施設」(平成26年度強い農業づくり交付金事業)とともに稼働しています。両施設とも出荷盛期の7月下旬から8月上旬まで、毎日大型トラック約30台が(1台当たり640ケース(1ケース2個入り))関東及び関西等の市場に向けすいかを運ぶとのことです。
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畑のすいか | 荷受け待ちのすいか | 荷受コンベアに乗ったすいか |
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品位測定 | 箱詰め | 出荷待ちのすいか(1パレット40ケース) |
第15回東北大豆ピカイチ大賞授与式を執り行いました。(令和2年7月21日)
令和2年7月21日(火曜日)山形県JAビルにおいて、第15回東北大豆ピカイチ大賞の大豆家族経営の部で「東北地域大豆振興協議会長賞」を受賞された阿部秀幸さん(新庄市)に対し、平野地方参事官から表彰状の授与を執り行いました。
また、阿部さんは、第48回全国豆類経営改善共励会の大豆家族経営の部で「全国農業協同組合連合会長賞」も受賞され、同会場で表彰状の授与を受けました。
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表彰を受ける阿部秀幸さん(右) | 左:平野地方参事官、右:阿部秀幸さん |
「村山市中沢(なかざわ)の棚田」(やまがたの棚田20選)の現地調査を行いました。(令和2年7月16日)
7月16日(金曜日)、平野地方参事官が「やまがたの棚田20選」に選定された、「村山市中沢の棚田」の現地調査を行いました。
中沢の棚田は、JR村山駅から北東に約6kmの甑岳(こしきだけ)の麓に位置し、集落の有志(中沢棚田保全会田んぼボーイズ)が保全活動を行い、棚田で穫れた米は、地元の直売所等で販売されています。
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村山市「中沢の棚田」 | 村山市「中沢の棚田」 |
「山形県収入保険加入推進協議会の設立及び第1回通常総会」に出席しました。(令和2年7月14日)
7月14日(火曜日)、山形県農業共済組合本所2階会議室において「山形県収入保険加入推進協議会(仮称)」の設立及び第1回通常総会が開催され、中里総括農政推進官が祝辞を述べました。
山形県収入保険加入推進協議会は、収入保険を農業者や農業関係者に広く普及し、より多く加入していただくことを事業目的に、前身の「山形県収入保険普及推進協議会」を発展的に改編し設立されたものです。
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祝辞を述べる中里総括農政推進官 | 会場の様子 | 設立に賛成する様子 |
すいか生産のスマート農業現地検討会に参加しました。(令和2年7月14日)
令和2年7月14日(火曜日)山形県は「スマート農業技術によるすいか生産イノベーションプロジェクト現地検討会」(平成31年度~令和2年度農林水産省事業)を、すいかの産地として有名な尾花沢市で開催しました。
当日は雨天のため、ほ場での実演はできませんでしたが、自動操舵トラクターとムーブスプレーヤによる省力防除では、課題であった葉裏の薬液付着不足が改善されました。また、アシストスーツを着用した労働負荷軽減の実演及び、小型気象観測装置を活用したすいか炭そ病予測システムの説明も行われました。
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自動操舵トラクター省力防除実演 | アシストスーツ実演 |
大蔵村の「農事組合法人グリーンライスファーム」と意見交換を行いました。(令和2年7月13日)
大蔵村の「農事組合法人グリーンライスファーム」を訪問し、「令和2年度第2次農林水産関係補正予算」についての説明と意見交換を行いました。
「グリーンライスファーム」は、平成25年に村内赤松地域で基盤整備事業が開始されたことを契機に設立され、現在、村内赤松地域を中心に水稲、そば、トマトの生産に取り組んでいます。
特にそばは、地域の利用されなくなった採草地を活用し大規模に生産しており、収穫後は自前で製粉する等、6次化にも取り組んでいます。
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【意見交換の様子】 | 【加藤理事(左)、柿崎代表(中央)】 |
棚田地域振興法に基づく「指定棚田地域」に指定されました。(令和2年7月10日)
令和2年7月10日、朝日町「椹平(くぬぎだいら)」及び山辺町「大蕨(おおわらび)」の棚田が、大蔵村「四ヶ村(しかむら)」に続き指定棚田地域に指定されました。
指定を受けた3つの棚田は、「日本の棚田百選」や「やまがたの棚田20選」に選定されています。
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【朝日町「椹平」耕起前】 | 【朝日町「椹平」田植後】 | 【朝日町「椹平」収穫の秋】 |
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【山辺町「大蕨」耕起前】 | 【山辺町「大蕨」田植後】 | 【山辺町「大蕨」収穫の秋】 |
真室川町の「農事組合法人ひまわり農場」と意見交換を行いました。(令和2年7月10日)
真室川町の「農事組合法人ひまわり農場」を訪問し、「令和2年度第2次農林水産関係補正予算」についての説明と意見交換を行いました。
「ひまわり農場」は、真室川町塩根川集落を中心とした水稲の作業受託組合を前身として平成22年に設立され、現在は真室川町内全域の農業の担い手として位置づけられおり、町内で水稲や飼料作物、野菜を大規模に生産しています。
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【佐藤代表理事】 | 【高橋理事(中央)】 |
農業用水の貯水量状況や置賜地域の棚田を視察しました。(令和2年7月8~9日)
7月8日~9日にかけて、置賜地域の各首長と行った意見交換の際、「本年の記録的な暖冬少雪による、今後の水稲(幼穂形成期)の水不足を懸念している。」との情報提供があり、長井ダム(長井市)や水窪ダム(米沢市)を訪れ、現在の貯水状況を視察しました。
また、管内の「やまがたの棚田20選」に認定されている棚田(高畠町:海上、飯豊町:毛下野)の状況も視察しました。
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水窪ダムの貯水状況を確認する平野参事官 | 棚田【高畠町:海上(かいしょう)】 | 棚田【飯豊町:毛下野(けげの)】 |
庄内地域の担い手農業者との意見交換を行いました。(令和2年6月25日)
6月25日(木曜日)平野地方参事官が、庄内地域で米づくりの技術や知識を共有し生産の効率化を目指す若手農家のグループ「F.A.I.N」と、米粉の生産に取組む「(株)ライズ・イン」を訪問し、令和2年度補正予算等について説明するとともに、令和2年産米の需要に応じた生産・販売に向けた対応など生産現場の現状について意見交換を行いました。
F.A.I.Nからは、グループの設立経緯や目的、需要に応じた米の生産への取組状況等について説明を受けるとともに、グループ内での情報交換や勉強会などの取組により、メンバー同士が刺激し合うことで新しい発見や発想が生まれ、課題の解決や営農意欲の向上に繋がっていることなど現状を伺うことができました。
また、(株)ライズ・インでは、主食用米生産への思いや、米粉の生産・加工・販売など、需要に応じた取組状況について、ご意見を伺うことができました。
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【左:県拠点担当者、右:F.A.I.Nメンバー】 | 【F.A.I.Nの若手農業者】 | 【左:(株)ライズ・イン、右:県拠点担当者】 |
東根市の「わさび」栽培農家と意見交換を行いました。(令和2年6月25日)
東根市大富(おおとみ)地区で「わさび」栽培を行っている、一般社団法人 We Are The World(ウィアーザワールド) 大富農産(代表平野博幸氏)を訪問し、「令和2年度第2次農林水産関係補正予算」等について意見交換を行いました。
大富農産では、環境省の名水百選「小見川」の水源となっている地下水を利用し、12棟(約60a)のハウスで、かん水方式による、無農薬の「わさび」栽培を行っています。栽培した「わさび」は、本わさびで販売するほか、花及び葉わさびとしても販売しており、加工品も含めて、敷地内の「自社直売所」や山形市内の「産地直売所」等で販売しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少しており、農林水産省事業の「経営継続補助金」や「高収益作物次期作支援交付金」が活用できれば大変助かると話されました。
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【ハウス一面で栽培されている「わさび」】 |
【かん水装置で常に水を散布】
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【左:県拠点担当者、右:平野代表】
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【きれいに切りそろえられた「本わさび」】 | 【葉わさび】 | 【加工品】 |
東根市の「花き」栽培農家と意見交換を行いました。(令和2年6月25日)
東根市長瀞(ながとろ)地区で「花き」栽培を行っている、三浦花園(三浦秀夫氏)を訪問し、「令和2年度第2次農林水産関係補正予算」等について意見交換を行いました。
三浦花園では、約30aのハウスで「花き」栽培を行っており、そのうち、約12aは加温ハウスでストック、フリージア及びスターチス等を栽培しています。
新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少していますが、これからも、後継者の息子さんと一緒に栽培を継続していきたいとのことです。農林水産省事業の「経営継続補助金」や「高収益作物次期作支援交付金」が活用できれば大変助かると話されていました。
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【左:三浦秀夫氏、右:県拠点担当者】 | 【咲き誇る「スターチス」1】 |
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【咲き誇る「スターチス」2】 | 【新植された「トルコギキョウ」】 |
河北町無加温ハウス栽培の「紅花(べにばな)」の現地調査を行いました。(令和2年6月18日)
河北町の紅花資料館では、無加温ハウスで「最上紅花(もがみべにばな)」という品種を約1,000本、観賞用として栽培しており、露地栽培より一足早く見頃を迎えています。
栽培しているのは「河北べに花会」で、当日、代表の斎藤祐市氏から、平野地方参事官が紅花栽培の説明を受けました。連作障害が課題で、現在、「落花生」との組み合わせで障害解消の取組を始めたそうです。
今年は、例年並みの6月5日頃から咲き始め、15日頃に満開となったそうで、露地栽培は、7月上旬頃から見頃になるとのことです。
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【説明を受ける平野地方参事官(写真左)】 | 【咲き誇る紅花】 |
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【咲き誇る紅花】 | 【露地栽培の紅花】 |
村山市特産品「じゅんさい」の採取が始まりました。(令和2年6月18日)
村山市にある「大谷地沼(おおやちぬま)通称:じゅんさい沼」では、6月中旬から8月初旬まで、箱船をあやつりながら行う「じゅんさい」の採取風景が楽しめます。
「じゅんさい」とは、スイレン科の水生多年草で蓮の仲間です。泥の中の根茎から長い茎を伸ばし、水面に葉が顔を出す植物で、食用となるのは、若芽の透明な「ヌル」と言われる寒天質に覆われた部分になります。
食べ方は、下処理した「じゅんさい」に醤油をかけた「おひたし」が食卓の定番です。
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【村山市大谷地沼(通称:じゅんさい沼)】 | 【「じゅんさい」の採取風景】 |
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【「じゅんさいの葉」この下に「若芽」が】 | 【採取された「じゅんさい」】 |
平野地方参事官が山形県農業総合研究センター園芸農業研究所を訪問しました。(令和2年6月17日)
6月17日(水曜日)、平野地方参事官が山形県農業総合研究センター園芸農業研究所を訪問し、令和5年に本格販売される「やまがた紅王」(さくらんぼ大玉新品種)やさくらんぼの軽労的な樹形の試験研究について意見交換しました。
「やまがた紅王」は果実が3L~4L中心の大玉で「紅秀峰」よりも大きく、酸味の少ない上品な甘さで高級品としての贈答や輸出向けに期待されています。また、山形県の果樹では初となる生産者登録制度が導入され、訪問当日は写真撮影を禁止とするなど、厳重な管理の下に生育試験が行われていました。
園芸農業研究所では、本年度に「やまがた紅王栽培マニュアル」を作成するため研究を進めており、その後も本格販売の令和5年まで、高品質生産のための技術確立を進めていくこととしています。
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【やまがた紅王】(さくらんぼ大玉新品種) 写真:山形県農林水産部提供 |
【今(6月下旬)が旬の山形さくらんぼ】 「佐藤錦」 |
【省力軽労化樹形(Y字)】 |
みちのく屋台こんにゃく道場が栽培する唐辛子の現地調査を行いました。(令和2年6月16日 )
6月16日(火曜日)、山形市落合、西蔵王の唐辛子畑において、「特定非営利活動法人山形自立支援創造事業舎 みちのく屋台こんにゃく道場」(代表:齋藤淳氏)が栽培する唐辛子の現地調査を行いました。
当法人では、地元農家の協力のもと、知的障害のある者が農産物の栽培から収穫・加工・販売に取り組んでいます。平成29年から販売を始めた3種類の一味唐辛子「やまんばとうがらしシリーズ」のほか、やまがた市役所食堂カレー(レトルト)や地元菓子メーカーの商品にも使用されておりピリッとしたスパイシーな味わいをお楽しみいただけます。今後は、地域の使われていない畑を活用し作付面積を拡大し、企業への原料供給などさらなる販路拡大を目指していきます。
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【代表と支援農業者のみなさん】 地元菓子店とのコラボ商品を携えて (右が齋藤代表) |
【3種類のやまんば唐辛子】 左から青(ぴりり)、黄(ドッカーン)、 赤(はあはあ~) |
【唐辛子の誘引作業】 「夏の作業は暑くて大変」 |
大蔵村四ケ村の棚田(平林地区)で今年も順調に田植えが始まる!(令和2年5月18日)
農林水産省の「棚田百選」に選定され、棚田振興法の指定棚田地域にも指定されている「大蔵村四ケ村の棚田(平林地区)」において、大蔵村棚田米生産販売組合のメンバーによる田植えが5月17日から始まりました。須藤組合長からは、新型コロナの影響で今年予定の全国棚田サミットが延期したり、田植え作業体験等のイベントが見送られるなど大変残念であるが、今年も変わらずおいしい棚田米を生産していきたいとのコメントをいただきました。
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【田植えの様子】 |
【補植の様子】 |
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【棚田の風景】 |
過去の山形フォトレポート
お問合せ先
山形県拠点
〒990-0023 山形県山形市松波一丁目3番7号
代表:023-622-7231
FAX:023-622-7256